松原信者の木村貴氏が次のようなことを主張している。
人間は自らを守る爲に武裝し反撃する權利がある。しかしそれを國家に代行して貰ふ理由はない。むしろ掛替へのない自分だからこそ、その防衞を政治家と官僚の牛耳る國家などに任せず、個人の意思と權利を直接反映し得る道を探るべきなのだ
「地獄の箴言」の記事「軍隊と防衛」より一部引用
木村氏の戦争観は良く分かった。
木村氏がそういう戦争観を持つのは個人的に自由だし、木村氏の戦争観を矯正しようなどという積もりもない。
ただ、木村氏に一言言いたい。
この戦争観って、かつて「岩波文化人」とか「進歩的文化人」と呼ばれた人達のそれとどこが違うんだ?
「軍隊は個人の権利を侵害する悪いモノです」「外国が攻めてきたら個人がゲリラとなって戦えばよい」
まんま同じじゃん。
道理で西部邁氏や西尾幹二氏を目の敵にするわけだ。
ちなみにゲリラはジュネーブ条約で敵に捕縛されても捕虜として扱われず、最悪の場合敵側の略式裁判で処刑される危険性が高いのである。
で、これで木村氏との言い争いは終わりにしたいと思う。
木村式道徳論の正体も分かった事だし、これ以上続けても不毛だと判断した。
「ゲリラ」云々の批判については、自分の勇み足だったなと今は反省しております。魂点に関しては、潔く木村氏に謝罪しようと思います。
申し訳ありませんでした。
(3/5加筆)

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