2010/2/9

バレンタインにタイムはいかが?  歴史の中の香り

バレンタイン月のこの時期、
プレゼントに悩む人もいるんではないでしょうか。
今日は男性に贈りたい香のお話です。

香水の始まりは実は男性なのです。
遠い昔の狩猟時代、
狩りは男たちにとって命がけの仕事でした。
狩人達は、嗅覚に優れた動物に
自分の体臭を悟られないように、
特別な匂いや油、果汁などを身体に塗ったのだそうです。
必然的に香の研究は男たちの課題だったわけですね。

ギリシャの市民はお風呂に行く時、
必ず香水の瓶を持って行き、
入浴の後にハーブの匂いを漂わせていたといます。

ミントは男性の力強さを表すために、
タイムは勇気と美徳を象徴するものとして
腕にこすりつけられました。

「タイムの香りがする」

というのは男性にとって最高の褒め言葉だったと言われています。

タイムは肝臓への毒性が強いので、あまり精油は
使用されませんが、風邪をはじめ万能的な作用も持っているので、
私はこの時期タイムウォーターを殺菌スプレー兼
喉シュッシュ(喉の痛み取り)に利用しています。

タイムはどちらかというと男性的なスパイシーな香です。
ショップにはアップしていませんが(すみません、そのうちします)
ゼフィールでも以下のタイムが取り扱えます…高額商品ですけどね…

タイム(ゲラニオール)¥6500−
タイム (シネオール)¥3400−
タイム(チモール)¥¥4800-
タイム(ツヤノール)¥7800-
タイム(リナロール)¥6500−

この記事と同時に
本日ショップにブレンドオイル「爽やか」をアップしました。
タイムツヤノール、ユーカリラジアタラベンサラ
この時期、殺菌除菌にもってこいの、名前の通り爽やかな香です。
バレンタインのプレゼントにもいいかもしれません。
古代の男たちの香づかいの話で盛り上がるかもしれませんよ

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2009/9/14

海のエジプト展  歴史の中の香り

週末、横浜まで「海のエジプト展」に行きました。
早起きをして
9:00ちょっと過ぎには着きましたが、
既に並んでいる人はいっぱいだったので、
朝一で行って正解でした。

音声ガイドは大人向けとコナン君の声と2種類あり、
私はコナン君にしました(笑)
コナン君にしたら最後にカードがもらえるので、
お子様にはこちらがいいですね。

会場はすごく広くて、全部順番どおりに回るのに
2時間位かかりました。
ちょっとした運動です。

目玉の三体の巨像はすごく大きくて、
これを見るだけでも行った甲斐がありました。

体験ブースでは
クレオパトラの愛した12種類の香りが体験できます。
私はこれが目的で行ったのですが、
面白かったのは、おばあちゃんと子供が
「くさいー」
「臭いならやめなさい」

…そんなやりとりをしていた事です。
12種類の香りで香水は一つだけなので、
単品ではいい香りじゃないと思えるものがあっても当然なのです。
でも私に言わせると、単品でも花の香りがするような
一般向けに気を遣った香料の選び方
だったと思います。
臭いと言われていたのは「乳香」と「没薬
だったのでしょうか。
でもクレオパトラはここには展示されていなかった
「シベット」(麝香猫の分泌物)の香りを好んだといいますから、
シベットが展示されていたら、
猫のおしっこのような香りがしていたのでしょうねー…

久々にアロマとはちょっと違う香料に触れて
面白かったです。
23日まで開催されていますので、興味がある方は
5連休の間にお出かけになられてはいかがでしょうか。

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公式ガイドブックと
キティーちゃんのクリアファイルを買ってしまいました。
キティーちゃんがクレオパトラに扮しています

クリックすると元のサイズで表示します
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2009/9/8

香りで愛と権力を勝ち得た人々  歴史の中の香り

今週末横浜まで「海のエジプト展」を見に行く予定にしています。
古代エジプトにちなんだ12種類の
香りの体験ブースがあるそうで今から楽しみです。
今はアロマのお仕事をしていますが、
元々私は、香水が好きでフレグランススクールで
調香の勉強をしたのが、アロマに移行して行ったきっかけです。

海のエジプト展のブログを見ていたら、
昔フレグランススクールの発表会で作った
香りのテーマを思い出しました。

「香りで愛と権力を勝ち得た女達」

・クレオパトラ・楊貴妃・ポンパドール夫人・ナポレオン
この4人の中から1人選び、
選んだ人をイメージした香りを作るのです。

誰にするかさんざん悩みました。
消去法で行くと(笑)
「体から芳しい香りを発していた、どっか偉い人の娘」
というイメージしかない楊貴妃と、
「ルイ15世の愛妾」
ポンパドール婦人は香水産業に
多大な影響を与えた人ですが、
色ボケバーサン(口が悪くてすみません)
というイメージしかなく、すぐに却下…


残るはナポレオンとクレオパトラ…
柑橘系の爽やかな香りが好きなナポレオンと、
その奥様ジョセフィーヌは濃厚な香りを好み、
それが元で別れた…という話も面白かったのですが、


やはり、政治力、美貌、香りを巧みに使った
恋のテクニックに長けているクレオパトラの魅力には
かないませんでした。
あの頃はフレグランスの勉強をしていたので、
合成香料も天然香料も使って香りをブレンドしていましたが、
「海のエジプト展」に行ったら、
今度は、今の私の感覚で、天然香料(精油)だけで、
クレオパトラをイメージした香りを作ってみようかな…
と思っています。

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関連記事:「男性を魅了するクレオパトラの香り使い
マリーアントワネットの愛した香り
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2009/1/13

ムスクの香り  歴史の中の香り

テレビの話題なのですが、
最近スカパーで昔の「必殺仕事人」をたまに見ています。
最近見た内容が、
田舎臭い若者を、モテ男風にするために、
なんでも屋のおかよさんが奮闘するお話で、
その中にジャコウジカを探しに行く場面がありました。
もちろん探せるわけはないのですが(^^;;


ジャコウジカの分泌物はみなさんご存知「ムスク」
と呼ばれる香料です。
今はワシントン条約により、
動物性香料は香水の原料には使われていませんが、
その昔「その気」にさせる香りとして知られていました


こんな事を書くと年が思いっきりばれますが、
昔チェッカーズの歌にも
「ムスクの香り残しー
というフレーズがありました。
最近はこういう重い香りは流行っていないようですが、
私はこういう格調高い香りがやはり好きです。
と、言っても普段使いと言うよりは、
こういう香料がブレンドされている香りはフォーマル系ですが…


軽い香りが流行っている今だからこそ、
フォーマルな席に若い子が、
こう言う香りをつけるとかっこいいと思うのですが…
なんて、テレビを見ながら思いました。


関連記事
麝香は誘惑の香り
男性を魅了するクレオパトラの香り使い

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2008/6/24

麝香は誘惑の香り?  歴史の中の香り

突然ですが、好きなドラマの中に「大奥」があります。
昨日から松下由樹さんが春日の局を演じる「第一章」が
地上波の再放送で始まりました。
先週までCSで放送されていたので私も見ていました

その中に春日の局が上様の正室の孝子様に、
上様が「その気」になるように、
寝間着に麝香を炊きしめておくシーンがあります。

所が上様は
「狸の匂いのする女のそばでなど寝てられるか!」
とお怒りになります(笑)

このシーンを見て爆笑してしまいましたが、
無理もありません。
麝香とはジャコウジカの雄の腹部の香嚢の部分なのですから…
上様の方が正しいのです
私に言わせると、孝子様も自分でつけていて臭くなかったのでしょうか(笑)


確かに麝香などの動物性香料は、
人をその気にさせるセクシーな香りと言われていて、
香水をブレンドする際にほんの少量
使用すると深みのあるセクシーな香りになるのです。
ちなみにクレオパトラが愛したシベットの香りは、
麝香猫の分泌物です。


でもクレオパトラは香り使いに長けた人だったので、
春日の局様のように、麝香をそのまま寝間着に焚き染めるような
無謀な事はしなかったと思います。
その証拠にクレオパトラは香りで男をその気にさせています。
春日様、香りのお勉強が足りませんでしたね



名香といわれる香水には動物性香料はだいたい使われています。
今は天然の動物性香料はワシントン条約により禁止されているので、
香水には合成香料が使われます。


アロマテラピーで使われる精油もそうですが、
天然だからこそ鎮静作用があったりするのです。
なので現在の動物性香料は合成なので「その気」になる作用が
あるかどうかは怪しいものだと思います。


「大奥」を見ていてこの事をブログに書こうと思ったので、
今日から「歴史の中の香り」というカテゴリーを追加しました。


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