これは、過去の事になります。現在はカウンセラーとして活動しています。
夏休みも近づく頃、手洗いの症状は、私の日常生活に、より大きい影響を与えるようになっていました。その他の強迫行為もどんどん増えていきました。
でも、その頃手洗い以上に私の生活を脅かし始めている事がありました。
鼻水が気になって仕方がないのです。鼻水といっても、普通に鼻腔が濡れているだけなのに、その事が異常に気になり、気持ち悪くて仕方がないのです。
私は、1日中、ティッシュをつっこみ鼻水を拭き続けなければならなくなり、鼻の中は、血まみれになってしまいました。
それでも、まだ、勉強以外の事をしている時や、学校で人目があるときは、まだ良かったのですが、いざ自宅で勉強に取り組もうとすると、頭の中は、鼻腔の濡れている事に多い尽くされて、どうしようもなくなりました。
なんとか、それでも必死に勉強に取り組まねばならないと、ティッシュを鼻の奥深くまで、つっこんだりと、自分で気にならない方法を色々考えましたが。
どうにもなりませんでした。何度かは、奥深くいれすぎ、テッシュが取り出せなくなり、泣きそうになり、色んなものを使って、かき出さなければなりませんでした。
自分のやっている事が、情けなくて、恥かしくて仕方ありませんでした。
ここまで鼻水の事が気になりだしたのは、高校三年生のことでしたが、今から考えてみると、高校入学当初から 朝起きたとき、帰ってきた時等には、鼻の中が気になり
ティッシュで丹念に拭き取り、よく血まみれにしていたのです。
この事が、強迫なのか今でも、正直分からないのですが、私の生活を普通に出来なくなる程の出来事であった事ば事実です。
2007年に↑の記事を読んで、その時その場では、とても辛くい悲しい出来事だったけど、今の私にとってはすべてがいい思い出で、何故かずっと私は、幸せだったとさえ思えるのです。この時の私があるから、今の私がある・・・・人生何も無駄になるものはないですよね。
これからも、カウンセラーとして、来て下さった方々の思いに一生懸命に耳を傾け続けたいと思っています。

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