この漫画雑誌読む時、しゃがんだままでしか読む事が出来ませんでした。
兄は、遠く離れた地方にいて、その時点での、危害なんて一切ないはずなのに、勝手に兄のものを触っているという恐怖感で、すぐ読むのをやめる事が出来る格好でしか読む事が出来なかったのです。
私がそれを読んだからといって、兄が直接的に私に何かをするとか、また暴れるという事も無い事も、頭では分かるのですが、兄と関係するものと接触すること事態恐怖感として、根付いてしまっていたのです。
また、漫画は悪と考えている母にそんな姿を見られる事も、私にとっては、恐怖でした。
高3にもなれば、もっと反発するものなのでしょうが、色んな意味でもう母に反発していく事なんてできませんでした。
漫画雑誌は20冊はあったかと思うのですが、そのいくつかの連載を一気に読み終えました。
文化祭を休んでまで勉強しようとして出来てない自分への焦り、空しさ、そして、少年漫画雑誌だったけど、こんなに多くの物を読んだのは、はじめての事だったので、切なさを伴う、新鮮さも感じるという複雑な感情でいました。

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