今日も過去の話で、昨日の引き続き汚い感覚の事を書きます。
食べた後に手や、顔全体まで汚れた感覚になる為、すぐ洗い流さないと、どうしようもない状態になるのです。
このため、予備校での昼食は恐怖の時間でしかありませんでした。
最初の頃は、ずっとみんなと毎回食事をしていたのですが、食べている間中、頭の中は、
「みんなからこの後、うまく離れる事が出来て、十分に洗い流す事ができるか・・・・」
こんな不安でいっぱいでした。
他人に食後の洗い方を目撃されると、おかしく思われる事がわかっていたので、絶対見られたくなかったのです。見られていると、普通を装う自分がいるため、他の人と同じくらいの洗い方しかできないのです。そうすると、汚くて発狂しそうになってしまうのです。
みんなが外に食べに行くと言っても、今日は部屋で食べると嘘をいい、昼を食べずに過ごす日が徐々に増えていきました。
また、この頃、朝ご飯も(両親の前で、十分に洗えないため)食べない日も増えており、二食とも食べてない日も頻繁になっていきました。
みんなが楽しそうに談笑しながら、普通の事として食事しているのが羨ましかったし、すごくお腹がすいているのに、ご飯さえもまともに食べられない自分は惨めで仕方がありませんでした。

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