昨晩書いた続きのような物です^^;
うちの母はね。私が強迫性障害に陥っていく過程で、やりはじめた数々の
行為に対して、徹底的に排除して、けなしにかかってきたんです。
兄とともに監視して、制止して・・・・・これは、私をどんどん追い詰めていきました。
何も理解せずして、ただ我慢しても、それは拷問以外の何ものでもありませんでした。
無理やり制止される事によって、強迫観念は、どんどん膨らんでいきました。
だから、鼻水等々ぬぐったりするために使ったティッシュの山も必死で隠して外に捨てていたのです。やりたくなくてもやらなきゃ生きていけないのですから・・・・・
でも、徹底的に、引き出しあけたり、ゴミ箱ひっくり返したりして 毎日探すんですよね。
自分の部屋や、お風呂で、家族に隠れてやっている行為に対しても、私に気づかれずに、ソッと監視しにきて、その場や後で、
「何や あんたー 〇〇してたやろー おかしい、 そんなもん いいわ
ーって我慢したらいいんやー」
って怒鳴り散らしてきました。
精神的にどんどん追い詰められていきました。針のむしろ状態でした。
やめられるくらいなら、とっくにやめている・・・・やめることがどうしてもできないから、苦しくて仕方がないのに・・・・・
で、私は、
「この行為を少しでもしている限りは、絶対に人から認められない」
「絶対に ゼロに しなければいけないんだ」
「お友達にも絶対に近づけない(ばれると、排除されると思いました)」
「強迫の私は友達作る資格がない・・・完全にしてからでないと、友達を作ってはいけない」
「この行為を少しでもしている限りは、駄目な人間・・・・」
「完全になくさないと、何も出来ない・・・・・」
自己効力感は、どんどん低下していきました。
今もね、鼻水は苦手なんです。ティシュで、よくぬぐいます。(笑)
でも、夫は笑いながら冗談ぽく何かいう時はあるけど、基本的に何もいわない・・・・
監視されないと、心が軽くなって 、強迫観念は減っていきました。
で、私が出産した時の事なのですが、母が 一度部屋の掃除を手伝いにきたのです。
私の布団の横のゴミ箱の中のティシュを発見したんです。
「何やー、これ・・・・未だに おかしい・・・・まだやめてないのかー等々」
育児に追われ心身ともにポロポロになっていたときだったので、
「何でそんな追い詰める事をまた言うのよ。・・・・そんな言い方しても何も始まらないじゃないの・・・・私は赤ちゃん育てるストレスで、鼻水が今余計に気になっているところなのよ・・」と心でつぶやき
後で、ボロボロ私は涙を流しました。そして、昔の辛かった時が蘇ってきました。
「母には二度と育児の手伝いをしてもらうのはやめよう。。。私は追い詰められる・・・・」
この時、固く決心しました。
実家にもほとんど寄り付かず、一人で必死で、赤ちゃんの面倒みて・・・・
何度、少しでも理解してもらえて、強迫抱えての育児は大変なんだよーって正直に言えて、一般的にしてもらえる、母親からの育児のサポートを受ける事ができたら私はどんなに、楽かと何度も思いました。
子供が幼稚園いくくらいまでは、本当に私は子育てが 大変だったんです。
今になったら、どこかの社会的資源を求めに行けば良かったと思っています。
でも、この事も、母から、何を言われるかわからないと思ったら、踏み切れなかったのです。
母の影がいつも私を支配していました。母に何か言われる事が 私にはとても怖いことでした。
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昨日は、娘は夫にあずけて、関西の強迫の会に参加してました。
母は、強迫行為をいっさい助けてくれなかったし、厳しくて、聖域のよう
なものも作れなかったので、この事は、確かに私の強迫を広がりを防ぐ結果となり、今の回復へと繋がっているんですよね。
でも、なんだろ・・・・
「おかあさんの関わり方が良かったんですよね・・・・」←これはよく言われる
と言われると、確かにそうかな?とも思うけど、やっぱ違うかな?と 正直思うのです。
私は精神的にどれほど追い詰められたか、一歩間違えていたら自殺していたんじゃないかという所まで、いっていましたから・・・・
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今は、強迫で困ったなんて思う事はあんまりないし、自分が困ってない行為はしていても、いいかと思うし・・・・これで、自己効力感はどんどん高まり、
「ちょっと私には大変かな?」
と思う事でも、
「このくらいなら 頑張れそう」
それを繰り返す事で、自分の世界はどんどん広がっているように思います。

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