今日はちょっと過去の思い出した事を書きます。
このブログの過去の記事にずっと書いてきた事なのだけど、子どもの時、私は成績の為の(出来るだけ偏差値の高い学校へ行くための)勉強しかした事がありませんでした。
「何の為に勉強しているのか・・・・」
こんな疑問が高校生の頃からフツフツ沸いて来て、気がついたら強迫性障害に陥っていました。
疑問を持つようになってから、中学生の頃までのように無我夢中で勉強に取り組む事ができなくなっていたのだけど(過去の記事にも確か書きましたね)まだ、取り合えず、
「希望の大学に入るため・・・」
そんな゛目的意識゛がありました。
大学へ入学してからは
「卒業の単位の為・・・・」「(あまりの強迫性障害の症状のひどさで、就職は無理だろうなと、心で悲壮感を伴った絶望を感じながらも、ひょっとしたら・・・卒業する頃には、軽くなり、就職できるかも・・・・)そんな希望が、常にあったため、就職の為・・・」
そんな、消極的な゛目的意識゛がありました。
毎日、日常生活をを送るので精一杯で、勉強どころではなかったのですが、それでも、単位の為に出来る限りの努力をしていたのです。
大学では、英語が卒業の為に必修科目としてあったのですが、私は、それを取るべき年に(履修登録はしたのですが)受けていなかったのです。
手洗いを隠すため、友達付き合いはいっさいしていませんでしたが、ある子が
「まゆまゆさん 英語の授業出てないよね。卒業の為必要なんだよ。分かってる?」
と言ってきてくれた事がありました。
私は力なくニコッと 笑って返したのですが、私がその授業に出られないのには理由がありました。
大学は全部で4時限あったのですが、一時間目に、必修・・・・・その後、4時間目に英語という編成内容だったのです。
お昼休みを挟んで、2時限、3時限と履修する科目がなく空白の時間が出来てしまっていたのです。
過去の記事に何度か書きましたが、当時、トイレが大の時、絶対に外のトイレに入る事ができませんでした。
しかも、その恐怖から、常に下痢をしてくる、過敏性腸症候群を発症していました。
朝も食べず、昼も食べずに大学に通い、その上、構内で何度も下痢におそわれ、トイレに入けずに、七転八倒し、その空白の時間を過ごす事が、とても苦痛だったのです。
ご飯を食べてないので、体力もなかったしね。。。
「どうしても゛やれ゛と言われたら、それでも、私の事だから、とことん頑張ったら行けたのかも知れませんが・・・・」
それ以上頑張るのは、自分で自分の事が可哀想過ぎて、4回生の時に設定されている、再履修の枠で、英語を取れば、なんとか卒業できると、私は計算して、その年は、一度も、出なかったのです。
当時、真面目を絵に描いたような私なので、さぼっていたわけではないのですが、傍から見ると、そんな風に取られるんだなと思い、とても悲しかったのを覚えています。
で、今日は何を書きたかったかというと、4回生の年、英語を履修していたのです。
この英語の科目を担当している先生は、アメリカの方と結婚され、アメリカの大学出身の方だったので、日本の先生とは比較にならないくらい、学習に関して厳しい人で、課題も多く出ていたのです。
私はこの時も、子どもの時同様、今までしてきたように頑張って課題をこなしていました。
だから、課題はいつも完璧に仕上げていたし、成績も最終的に゛秀゛をもらいました。
だけど、内心 、課題に励みながら、
「むなしくて、むなしくて・・・・・・」
卒業を目前に控えて、私には何もないんです。
就職はとてもできる状況ではなく、全員が就職先を決めている中、私一人が決まっていない状況でした。
子どもの時からの私は、「いい学校に入る」という大きな目的があったため、面白くも無い勉強に励むことが出来たのです。ただただ、成績のために・・・・・・
でも、大学卒業を控えて、私には、本当に何もないんです。
その先の学校へ進むという目的もない。。。。゛秀゛を修めたからと言って、もうそんな物は、その時の私にとっては、何の役にも立たないのです。
゛いい学校゛だけが、目的の人生だった私には大学卒業間際の゛秀゛は、何の意味ももたなかったのです。
だけど、さぼることもできずに、課題をまじめにこなし続けている私・・・・
「私はいったい何をしてるんだろ・・・・今まで何のために勉強頑張ってきたんだろう・・・今は、単位取れればそれでいいんじゃないの?なのになんで、私は未だに ゛秀゛とるほど頑張っているんだろ? 今までの頑張りは、みんな強迫に陥るためだったの?」
そんな感じでした。
現在、私には小学生の娘がいますが、成績の為だけの勉強はして欲しくないなって思っています。
私の娘への姿勢?は、
「テストはいっぱい間違ってきてもいい・・・・その間違った所を、娘のペースで理解していってくれたらいい・・・・基礎的な事ができていたら、娘がやりたい事に出会え、頑張ろうと思った時に、いくらだってやっていけるんじゃないのかな?」
そんな感じなんですけど (^_^;) これって どうなんでしょう??。
うちの子は、国語は結構得意なんですけど、算数が不得意なんですね(^_^;)
親が子どもに教えるって、これほど難しいものありませんね。
はっきり言って、腹が立ってきます(^▽^;) 感情的にぶつかり合う親子〜って感じです。
カウンセラーの態度で、娘の勉強をみようと思うのですが・・無理みたいです(^_^;)
明日こそ、冷静になって教えよう〜とそんな繰り返しをしています。
算数をうちの娘に誰か教えてあげてください(^_^;)。。。
まゆまゆのカウンセリングルーム(相談室)

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