昨日 娘が学校で 彫刻等を使っての、消しゴム判作りに挑戦してきました。
彫刻等を使って彫る場合、直接字などの 線を彫る場合と、線の周りを彫り、線を浮き上がらせる二つの方法がありますよね?
まだ 彫刻等は使い始めたばかりですから、先生は、どちらでもいいと仰ったそうですが、娘は、
「○○ちゃん まだ初心者やから、こっちの方法は難しいやろ。だから、線を直接彫る方を選んでん 楽しかったわぁ」
と、彫った 消しゴムを見せながら、屈託なく笑っていました。
そんな娘の話しを聞きながら 私は思いだした事があったのですが、
消しゴム判の経験は ないのだけど、ゴム判彫りで 年賀状向けの判作りをした時、
娘とは 逆に 周りを彫る方法を 選んだ経験があるんですね。
しかも、先生は 細かいのは、難しくて 無理ですよ〜と仰っていたにも関わらず、
すごく 複雑な難しい 細かい字や 図柄を選んだ私なのです。
この時の私の気持ちは、(どんな場面でも 常にこんな感じだったと思うのですが)
「みんなより いい物を作りたい」
「いい物を作って、みんなから承認されたい」
「みんなより いい物を作ってみせる」
「みんなよりいい物を作って、恥ずかしくないようにしなくっちゃ」
「みんなに負けないよう、(みんなより)いい物を作らなくっちゃ」
こんな思いでいっぱいで、
「たのしい」や「こんな物が作ってみたい」
そんな気持ちは どこにもなく、
いつも 他人の評価や、人からどう見られるか、ばかりを気にした行動を取っていたんですよね。(一番気になっていたのは、母の目なんですけど)
当然の報いというか、もともと不器用な上に、複雑な事をやろうとしすぎて、
かえって むっちゃ下手くそな 物を作り上げてしまいました(=_=)。(自分で自分がすごく嫌になった事を覚えています)
(母が)常に人との比較で、完璧である事しか 認められなかった影響だと思いますが、
なんだか、いつも楽しくない日々を 私は過ごしていたんだなぁと、
子どもがいると、こんな感じに、場面場面で 思いだす事がよくあります。
楽しいかどうか
本当にやりたい事なのか
こういう気持ちって大切ですよね。
娘には、こんな気持ちを 常に失わずにいて欲しいなぁって 思います。
まゆまゆのカウンセリングルーム/相談室
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