今日も過去のお話です・・・
一つ上の兄が家庭内暴力で、常に怯えて生活していたわけですが、私が高3の時地方の国立大に入学が決まり、家から離れる事となったので、それからは、1秒刻みの恐怖を感じる必要がありませんでした。
ですから、そういう意味では、格段に楽な生活を送っていました。
でも、長期休暇の時は、必ず帰ってきていたので、いつも影に怯え生活せねばなりませんでした。
毎日のようにカレンダーを見て、後何ヶ月、何日後には帰ってくる・・・・
いつも、なにかを執行される日を待っているような、追い詰められた気分でいました。
6月くらいからは、一日一日が、(兄が帰ってくるという意味では)驚くほどのスピードで過ぎていくのを感じていました。
大学の休暇は長く7月初めには、当時はじまっていたのです。
でも、兄に対して、言葉で言い表せない程の恐怖を感じて生活しているという事は、母も父も知らないわけです。
母や父は、家の中が崩壊にむかっている事など親の立場でこれっぽっちも感じとっていないのです。
とにかく、怯えている様子を見せると、母の心を傷つける事になると子供心に思い、守りたい一心で、幸せいっぱいの顔していつも生活していました。
誰にも言えない辛さ、無理して幸せな顔し続けなければいけない辛さ・・・1人恐怖に怯え続けなければいけない日々、そこに、強迫性障害の辛さが加わって・・・・
「どうして、なんで、私が何をしたっていうの・・・どうしてこんな思いして生きつづけなければいけないの・・・・」
毎日が本当に地獄でした。

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