知人のブログを見ていてこちらのブログを見つけたのですが。。。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=60890
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=60441
欧米には『寝たきり老人がいない』という事が書いてあり
ちょっと見てみました。
なるほどねぇ〜〜 こういう問題に対しては 個人の考え方が
色々あると思いますので 答えを出すのは難しいです。
ちなみに 実父は脳梗塞で倒れ 約10年間 入退院を繰り返しているうちに
今度は認知症が進み その後の10年を特別養護老人ホームで過ごし
84歳で亡くなりました。
亡くなる5〜6年前からは 母の事以外はあまりわかっていなかった
ように思います。
一時 鼻から栄養を摂っていた事はありましたが その後回復時には
また 口から物を食べられるようになり 最終的には きざみ食や
とろみをつけた食事に変って行きましたが 最後まで口から物を
食べていました。
そして 『父の寿命』が来た時に 静かに逝ったのだと思います。
私がたまたま 臨終に立ち会ったので 本当に眠ったまま目を
開けない・・感じでした。
その時に 確かに悲しかったけれど でも 十数年の間 ず〜〜っと
ベッドの上で天井だけを見ていたのかと思うと それがとても
辛かっただろう・・そういう事が可愛そうでした。
ですから 『お疲れさま』のような気持ちが先だったと思います。
その後 じわじわとこみ上げて来たというか・・小さい頃私達に
してくれた事を思い出して 本当に優しい 良い父親だったな〜と。。
だから 父の場合は機械で呼吸させるとか 胃ろう処置をするという事も無く
見送る事が出来たのですが 自分は・・と考えると 自然に逆らう事が
ないようにしてもらいたいと思っています。
口から食べられなくなったらそのままに 自力で呼吸ができなくなったら
自然に任せて欲しいと思います。
自分の終末期プランを書面にしておけば それを反映させてくれる
世の中になって欲しいです。

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