今、手元に朝妻さんの著書がある。
「家づくりの迷路に迷い込んだ30代の主婦」が主役。
まさに私のことやン!
m-louisさんのエントリ「施主適齢期」(読み応えアリ!いっぱいコメントしたいことアリ!)と合わせて、私の考える「施主適齢期」について・・・。
今から3、4年前のこと。当時住んでいたのは3LDKのマンション。
環境も悪くなく、管理もしっかりしていて、建物自体も知らない人は分譲ですかと言われるくらいのつくりだった。
何より近所の人から「仲良しマンション」と言われるほど住人同士仲がよかった。
大半が親子とも同年代、通う幼稚園が一緒ということと、マンション敷地内に砂場とちょっとした遊具、ベンチが設置してあって、子供が遊んでいる側でお母さん同士もベンチに座ってゆっくりおしゃべり出来たという好条件のおかげ。
つまり、とっても居心地のいいマンションだった。
だけど、我が家のような転勤族以外のお宅は、皆家を買ったり、建てたりして、そのマンションを後にした。
けっして安い家賃ではなかったけど、皆はそのマンションより、一戸建てのほうに利点を見いだしたというわけだ。
利点とは、家賃分のローンで自分の家(財産)が持てる。
他に、子供に個室を与えたいと思うとマンションでは手狭。
子供が小さいうちに自分の家で過ごしたい、子供と一緒にいられる時間は短いから。という理由があった。
多少の幅はあるものの、概ね、親は30代、子供は幼稚園〜小学校くらいの年代。
子供が小さいうちに自分の家で過ごしたいということには、私はちょっとだけ違う意見。
我が家のように、色んな家に移り住むということで、普通では経験出来ないことも経験出来た。あの家の時はこうだったというように、住んでた家ごとに時代分けして想い出話が出来たりするのもおもしろいと思っている。あまり小さいうちだと、そういう記憶も残らないかもしれない。
(我が家のようなのは、どっちかといえばレアなケースなので参考にはならないか。)
私のように神経質(?)な親にとっては、子供がある程度汚さなくなったくらい(うちの場合だと10才以上)じゃなきゃ、自分の家は持てないと思ってた。
たまに20代で子供が出来る前に家を建ててしまうすごい人達もいるけど(尊敬するね!)、そういう人達って、寸分違わぬ人生設計・資金計画が出来ているのかなと不思議にも思う。
自分達夫婦に置き換えて考えると、結婚当初、子供は一人いれば充分と思っていたし、わずらわしくないマンションのほうが絶対いいと考えていた。
こういう話を年輩者にすると皆「今は若いからそう思ってるけど、年がいけば家がほしくなるから」という答えが返ってきた。
事実当たってた。
それに子供は一人、もしくは産めないことだってあるかも等と考えていたのに、三人いるし、今!
結論としては、30代でタイミングのあった時が「施主適齢期」かなと考える。
うちのように30代と40代の夫婦でも人生設計・資金計画が出来ないようなのは論外か。でも、タイミングを見定める目は確かだったと思っている。

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