1996年、「アジアの純真」でデビューした女性デュオ、Puffy(パフィー)が、今年でデビュー10周年を迎えた。
私は、このPuffyのテレビ初登場シーンを、産院の個室のテレビで一人で見てた。
長男を産んだばかりだったと思う。
長男のお産は、私にとって二回目だったし、(安産の象徴とされる)イヌよりもラク〜に産んでしまった。
早朝、突然、破水。即、車で産院へ。
陣痛がどんなだった(って、もー全く間隔なし。いきなりピーク!)というよりも、車中で産んでしまいそうなのを我慢するのがキツかった。ホントに。
車で2、30分かかる産院に到着した時には、もう自力では歩けないほどになっていた。両脇を看護婦さんと母親に抱えられて、直接分娩室へ。
着替えもしないまま分娩台に上がり、「子宮口開いてます。はい、いきんでー」って感じで、破水から一時間後には長男誕生。
これが早朝だったからよかったものの、もしも、もう少し遅い時間で、出勤ラッシュと重なっていたら・・・と考えるとオソロシイ;
陣痛で苦しむ時間が極短だったおかげで、産後のダメージもほとんどなく、二回目の産院での入院生活は快適だった。
長女を産んだのも同じ産院だったけど、その時はまだ古い旧館だけだったんだよね。それが長男の時は新築だったから、なおさら快適。
我が家で初めての男の子。
男の子の名前って、女の子の名前と違って、先ず一生変わらないものだからってことで、すごーく悩んだ。
妊娠中もずっと考えていたけど、なかなか決めかねる状態で、「赤ちゃんの顔見てから決めよう」と思っていた。
で、出産後も名前をどうするかと、命名本片手に考えている時、テレビで目にした「アジアの純真」というタイトル。奥田民生プロデュース。ユニコーン好きだったし、どんな曲?と興味津々で見る。
すごい!いい曲!
「アジアの純真」かー。「純真」っていいかも。
「純真」と書いて「じゅんま」と読む。いいじゃんw
と、さっそく画数を調べる。
画数、あまりよくない;「純真」断念。
と、こういう経緯があったので、デビュー以来、Puffyは好き。
長男の名前は、かねてより第一候補だった、某俳優からインスパイアされた名前に決まった。あの時、画数を気にせず「純真」って名前にしてたら、今頃、長男は違う感じの子供になってたのかなぁ?と思ったりもする。
長男10才。成人するまで、あと10年。
まだまだ長いなぁ。

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