バレエの発表会を観に行って来た。今月二度目。
今日のは、チケット制でこの前から通い始めたスタジオの発表会だ。
演目は、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」より、クララの夢。
奇しくも3週間前に観たのと同じものだという・・・。
感想は・・・全てのことが3週間前に観た舞台と違いすぎるという感じか。
私は、今日の出演者は殆ど知らない人ばかりだから、リラックスして観ていた。が、一部まではよかったが、続けて二部に入ったところでバタバタと席を立つ人(前列にいた人達だから多分関係者)が続き、その後も、舞台中にも関わらず、席を移動する人が続いた。終演までずっと。トイレ休憩なのか、楽屋に行くからなのか、理由は分からないけど、有り得ないだろ!?って光景だった。だって、腰をかがめて足早にって感じじゃなくて堂々とだから、すごく邪魔になった。観客側のマナーがなってない。
バレエのほうの感想は、求めるモノ、カタチ、到達点、そーいうのが違うと、これだけ解釈(表現)が違うんだな、って感じた。
今日の金平糖の精を踊ってた方が誰なのかはわからないけど(先生じゃないことだけは確か)、3週間前に観た舞台で、金平糖の精を踊ったのは、スタジオのM先生だった。スタジオの経営者であり、指導者であり、現役のバレエダンサー。
今日の金平糖の精は、本人の踊りを頑張って演じきりましたっていう感じ。途中、あ、ちょっとミスっちゃったwみたいな素の表情も見えた。
M先生の金平糖の精は、カンペキで魅せ続ける踊り。特にラストは見(魅)せ場の連続だった。そして、表情がとても優しかった。それは、お菓子の国の女王としての表情を表現しているからなのか、指導者として舞台上の生徒達に対する感情が表れたからなのか・・・。
二つのスタジオを比べると、技術の面でも規模でも全く違う。レッスンの内容も。(ちなみに今日の発表会では、先生は最後の挨拶に登場しただけ)でも、どっちも好きなんだな。どっちの先生も、美しい人だから好き。
私も、少しでも近づけるように頑張りたい。と思う。

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