2014/6/16  23:11

有害スラグの公共使用時期と建設中の大同特殊鋼スラグ最終処分場の拡張工事期間との相関関係に係る考察  スラグ不法投棄問題

■大同特殊鋼では、もともと鉄鋼スラグを自前の処分場で処分していたはすでした。なぜなら、渋川市の平成18年度産業廃棄物処理施設設置状況のリストを見ると、同市金井字上ノ平に小林製工運送鰍ェ昭和48年(1973年)12月から昭和57年(1982年)5月まで旧管理型処理施設を設置していました。その後、同社は同市金井字大野で昭和57年10月から旧管理型処理施設を継続して設置中とあります。
http://www.city.shibukawa.lg.jp/kurashi/kankyou/shibukawakankyou/documents/kankyo_shibukawa_h18.pdf(P43)
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 その後、同社は平成22年12月7日に産業廃棄物処理施設変更許可申請を群馬県に提出し、翌年1月25日に公告縦覧の告示が群馬県報に掲載されました。

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平成23年1月25日(火)第8860号 群馬県報
http://www.pref.gunma.jp/contents/000117606.pdf
◎群馬県告示第5号
 廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45年法律第137号)第15条の2の5第1項の規定による産業廃棄物処理施設変更許可の申請があったので、同条第2項において準用する同法第15条第4項の規定により次のとおり告示し、当該申請書及び同法第15条の2の5第2項において準用する同法第15条第3項に規定する書類を公衆の縦覧に供する。
 なお、この告示に係る廃棄物処理施設の設置に関し利害関係を有する者は、縦覧期間満了の日の翌日から起算して2週間を経過する日までに、群馬県知事に生活環境の保全上の見地からの意見書を提出することができる。
  平成23年1月25日        群馬県知事 大澤正明
1 申請者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては、その代表者の氏名渋川市北橘町真壁328番地の1 小林製工運送株式会社 代表取締役 小林政貴
2 産業廃棄物処理施設の設置の場所 渋川市金井大野2843番7外2筆
3 産業廃棄物処理施設の種類 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令(昭和46年政令第300号)第7条第14号ハで定める管理型産業廃棄物最終処分場
4 産業廃棄物処理施設において処理する産業廃棄物の種類 鉱さい無害)、汚泥(無害:含水率85%以下、無機性汚泥(有機性汚泥に該当しないもの)に限る。)、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、ばいじん(無害粒状加工物)、がれき類、廃プラスチック類
5 産業廃棄物処理施設変更許可申請年月日 平成22年12月7日
6 縦覧の場所 群馬県環境森林部廃棄物政策課及び群馬県中部県民局中部環境事務所
7 縦覧の期間 平成23年1月25日から同年2月25日まで
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■小林製工運送鰍ヘ、住所が群馬県渋川市北橘町真壁328-1番地、電話0279-52-2346、代表者名:小林政貴とあります。

 一方、同じ住所に、よく似た名前で「小林製工建設有限会社」があります。電話0279-52-2345となっており、代表者名:小林真典とあり、こちらは建設工事業です。ちなみに、ネット情報によれば、小林製工建設有限会社は、2012年10月に破産したという情報があります。

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小林製工建設有限会社(群馬県渋川市北橘町真壁328-1、代表 小林真典)〜破産手続開始決定
 小林製工建設有限会社(群馬県渋川市北橘町真壁328-1、建築工事業、代表 小林真典)は平成24年10月15日前橋地方裁判所より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は齋藤 守永弁護士(小磯正康法律事務所、群馬県前橋市大友町1-3-2 東和ビル3階、TEL027-252-8553) 以下は、過去に取引があったと見られる先。 足利銀行 かみつけ信組 ジャパン建材 古久松木材 生方電気
登録日:2012年10月30日
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 小林製工建設有限会社については、ホームページなどで次のように紹介されています。

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http://www8.wind.ne.jp/seikouhome/infomation1.html
名称 小林製工建設有限会社
本社所在地 群馬県渋川市北橘町真壁328−1
代表取締役 小林 真典
電話 0279(52)2345
FAX  0279(52)2348
ホームページ http://www8.wind.ne.jp/seikouhome/
E-mail seiko-h@agate.plala.or.jp
創業 昭和21年 6月 1日
会社設立 昭和27年 4月 7日
資本金 1'000万円
従業員 4名(男4名・女0名)
主要取扱品目 建築工事、木材・建材の販売、製材業、リフォーム工事 
業務内容 総合建設業 木材製材業
営業時間 8:00〜17:00
定休日 土・日曜、国民の祝日
建設業許可 群馬県知事 (般)第7658号
一級建築士事務所  群馬県知事 第1594号
財団法人住宅保証機構登録  21015860号
日本住宅保証検査機構登録  A3000873号
財団法人日本住宅・木材技術センター認定
事業所の特徴、PR(宣伝)欄 弊社は製材業より発展し、住宅の新築・リフォーム事業を営む会社として、現在に至っています。長年培った地域の皆様との絆を大切に考え、「お客様と共に家づくり」をモットーとして、新たなニーズにお応えします。
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 どうやら、上記の2社は同族会社のようです。

■さて、小林製工運送株式会社の名義で運営されてきた大同特殊鋼のサンパイ最終処分場が、なぜ平成22年(2010年)12月7日に施設変更許可申請をしたのでしょうか。

 実は、この施設変更許可申請の翌年、平成23年(2011年)3月24日に群馬県が変更許可を出した後、同社は、同年7月から変更工事(=第2期工事)に着手しました。そして、同年10月2日に地元住民を対象に処分場第2期整備工事の説明会を開催したのでした。以下はその時の資料です。

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産業廃棄物処分場第2期整備工事
  工事説明会資料
  2011年10月2日
 小林製工運送株式会社
 大同特殊鋼株式会社
 株式会社大林組


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1.概要
1)工事名称     産業廃棄物処分場第2期整備工事
2)事業者      小林製工運送株式会社
3)産廃排出者    大同特殊鋼株式会社
4)設計者・施工業者 株式会社大林組
5)施工場所     群馬県渋川市金井大野2834番7号外
6)工事目的
  現在供用している産業廃棄物処分場の残容量が残り少なくなったため、本工事により敷地内の残地を利用して処分場を増設し、全体の整備を行なうものです。
7)工事概要
  掘削143,000㎥、遮水工 一式、浸出水貯留槽3,300㎥ 1箇所
8)工事期間
  2011年7月〜2014年12月

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2.工事工程について・
 全体工事工程を以下に示します。
    工事名     主要工程
○進入道路造成    市道改良舗装工事    2011年7月初〜9月末
○2期処分場増設工事 増設工事全体      2011年8月初〜2012年10月末
            造成工事(残土運搬) 2011年9月初〜2012年5月末
            土留工事       2011年9月初〜2012年5月末
            仕切堰堤工事     2011年10月初〜2012年2月末
            遮水シート工事    2012年4月初〜2012年8月末
            浸出水貯留槽工事   2012年12月初〜2012年6月末
○1期処分場整備工事 整備工事全体      2012年11月初〜2014年12月末
           廃棄物移動工事(2期増設部へ)2012年11月初〜2013年8月末
           遮水シート工事    2012年9月初〜2014年12月末
           漫出水設備工事(接続共) 2012年9月初〜2014年12月末

3.作業時間について
  8'時〜18時(日曜、祝祭日は作業を休止します)

4.工事の連絡先
  工事についてのお問合せ・ご連絡先
   小林製工運送株式会社    TEL 0279(23)3911 担当小林・片岡
   大同特殊鋼株式会社渋川工場 TEL 0279(26)2012 担当 林
   椛蝸ム組渋川土木工事事務所 TEL 0279(60)3820 担当小口・安田
   休日・夜間連絡先      TEL 080(2006)9007(担当大林組安田)

5.工事中から埋戻完了までのイメージ
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  STEP-1 工事着手前(2011年6月以前)
    <現処分場にて廃棄物埋立て>
    ・大同特殊鋼渋川工場からの廃棄物を埋立て
    ・1期処分場(現処分場)の残容量が減少

  STEP-2 2期処分場増設工事時(2011年7月〜2012年10月)
    <南側に2期処分場を増設する工事>
    ・2期処分場部の造成(掘削残土は仮置き場へ移動>
    ・1期処分場部との境に仕切り堰堤を設置
    ・2期処分場部の廃棄物貯留部に二重遮水シート敷設
    ・2期処分場部の浸出水貯留槽構築(コンクリート製、容量3,300㎥)

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  STEP-3 1期処分場整備工事時(2013年1月〜2014年12月)
    <北側の1期現処分場を整備する工事>
    ・完成した2期処分場部に現有廃棄物を移動
    ・1期処分場部に二重遮水シート敷設(分割施工)
    ・1期処分上部の進出水管を2期貯留層に接続

  STEP-4 工事完了後廃棄物搬入時(2015年1月〜)
    <登校時完了後の引き続き廃棄物搬入時>
    ・1期処分場部に引き続き廃棄物を搬入
    ・2期処分場部で表面部に覆土施工、緑化工事

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  STEP-5 最終廃棄物埋立完了後
    <最終廃棄物埋立て完了後>
    ・1期処分場部廃棄物埋立完了
    ・1期処分場表面に覆土施工
    ・1期処分場表面部に緑化工事施工

6.工事車両の走行について
 ・工事用資基材の搬入ルートについて
  工事用車輛の進入は左下図に示す経路を予定しています。
 ・残土の仮置き場への運搬について
  工事期間中には大型ダンプにより、処分場施主個所と仮置場の間で土砂運搬を計画しています。
  ピーク時には大型ダンプを6〜7台を使用して仮置き場との間を走行する予定です。
  運搬時期は2011年l0月〜2012年5月頃と2013年9月〜2014年12月頃を予定しています。
  また、この作業に伴い処分場と仮置場のそれぞれセ大型重機(バックホウ・ブルドーザ等)が稼働し、大型ダンプヘの土砂の積込、整地等を実施します。このため左下図に示すように誘導員、安全看板の設置を行ない事故防止に努めます。

7.安全管理について
 ・工事期間中は、交差点や見通しの悪い箇所に交通誘導員を配置し、一般車両及び歩行者の安全を確保します。
 ・工事用ダンプ等の運転手を対象に入場時に全員に安全教育を行ない、交通ルールの遵守、走行経路の遵守、過積載の禁止、公道上での駐停車禁止、騒音・粉塵発生の抑制に留意するよう指導します。

8.工事使用機械について
 ・工事期間中に使用を予定している主な工事機械は下記のとおりです。
  造成工事:バックホウ(〜10台)ブルドーザ(〜3台)ダンプ(〜7台)
  土留工事:ボーリングマシン(〜4台)発電機(〜5台)アンカー削孔機(〜2台)
  仕切堰堤工事(基礎地盤改良):バックホウ型改良機(〜3台)発電機(〜3台)コンプレッサー(〜3台)
  浸出水貯槽工:コンクリートポンプ車(1台)クレーン車(1台)'

9.その他
 ・現場で働く作業員は30名程度からピーク時には70名程度となる予定です。
 ・仮置き場のエリア内に現場詰所を設け、毎日の朝礼や作業員の休憩他に使用します。

10.環境対策について
 ・工事期間中は、残土運搬経路や処分場内に散水を行い粉塵の飛散を防止します。
  写真-1:散水車による道路清掃状況
 ・工事箇所周辺において、定期的に騒音・振動を測定し管理します。
  写真-2:騒音・振動測定装置
 ・作業時以外のこまめなエンジン停止(アイドリングストップ)の実施を徹底し、騒音低減や排気ガスの発生量を抑制します。
 ・低騒音、低振動工法を採用し、騒音や振動の発生を抑制します。低騒音型の建設機械を導入し、さらに超低騒音型建設機械導入を図ります。(超低騒音型では低騒音型機械より6dB以上の発生源の騒音を低減できます。)
  写真-3:超低騒音型バックホウ
 ・仮設防音壁を工事エリアのりんご団地側に設置して、騒音低減を図ります。(詳細構造については現在検討中)
  写真-4:防音シートによる防音壁施工例
 ・タイヤ泥落とし装置を設置して場外道路への土砂持ち出しを防止し、道路の汚れ防止と粉塵発生の抑制を図ります。
  写真-5:タイヤ洗浄器設置状況例
 ・仮設沈砂池を整備し、降雨による濁水や土砂の流出を防止します。
 ・土砂運搬のダンプトラツクに騒音防止装置(ショックアブソーバの機構を応用したゲート部の騒音防止装置)を取付けます。
  写真-6:ダンプトラックゲート部騒音防止装置
 ・什器等の始業点検・グリースアップを入念に実施し、整備不良による異音等の騒音発生の防止を図ります。
 ・朝礼時等に騒音振動等に配慮するよう指導を行います。
  写真-7:朝礼時作業員教育周知実施状況
 ・目視確認や状況に応じて無線等の使用、誘導員の配置等を行い、重機とダンプの接触を防止する警報合図音の発生を抑制し、騒音低減を図ります。
 ・油圧ショベル(バックホウ)のバケット揺動時の騒音を低減するため、バケットの揺動を最小限とするよう指導を徹底します。

事前にお受けしました問合せに対する回答
                大同特殊鋼
                小林製工運送

1.埋立物について
(1)本処分場で埋立可能な産業廃棄物
 ・ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず
 ・ばいじん
 ・鉱さい
 ・汚泥
 ・がれき類(現状、持ち込んでおりません。)
<処分場へ搬入しております産業廃棄物は大同特殊鋼鰹a川工場から排出されるものだけです。>
(2)埋め立てている産業廃棄物とそめ具体例
名称/どんなものか/写真
・耐火レンガ<陶磁器くず>/高温でも耐え得る粘土を焼き固めたもの。七輪で使用されているコンクリートのようなもの。/写真
・集塵ダスト<ばいじん>/集塵機で集められた細かな砂状のもの(掃除機のゴミパックの中の細かなほこり)。材料、耐火物等の塵のこと。/写真
・鍛造スケール<鉱さい>/鋼塊を加熱する時に表面に付着する酸化物で錆のような物。ほとんどはリサイクルしていますが一部埋め立てています。/写真
・脱水スラッジ<汚泥>/排水処理場に集まってくる場内で発生する砂状のゴミ。/写真

2.ローリー車で運搬しているものについて

<図>浸出水の処理フロー
 処分場に降った雨は浸出水としてピットに集められローリー車で大同特殊鋼鰹a川工場に搬入されます。工場に搬入された浸出水は排水処理場に持ち込まれ、処理を実施した後、利根川に放流します。

3.処分場の経緯
 昭和54年    産業廃棄物処分場設置のため、地権者から土地取得
 昭和55年9月  金島地区住民に説明会実施
 昭和55年11月 行政立会いの下、市議会議員・金島地区住民と確約書締結
 昭和56年2月  林地開発許可・産業廃棄物処分場設置許可第1期工区着工
 昭和56年7月  産業廃棄物理立開始
 平成21年9月  第2期工区工事計画策定協議開始(変更協議の開始)
 平成23年3月  第2期工区工事変更許可 近隣2自治会へ着工連絡資料提出
 平成23年8月  林地開発変更許可 第2期工区着工
 平成26年12月 第2期工区工事完工 第2期工区産業廃棄物理立開始予定

【産廃溶出試験結果】
試料名:処分場への搬入産業廃棄物
採取年月日:平成23年6月6日
分析施工者:滑ツ境技研
適用基準:金属等を含む産業廃棄物に係る判定基準を定める省令(昭和48年2月17日総令5)単位:mg/ℓ
  計量項目/基準値/排水スラッジ(試験結果・判定)/鍛造スケール(試験結果・判定)/25t集塵ダスト(試験結果・判定)
・全シアン       1   0.1未満 ○  0.1未満 ○  0.1未満 ○
・カドミウム      0.3  0.005未満○  0.005未満○  0.005未満○
・有機リン       1   0.1未満 ○  0.1未満 ○  0.1未満 ○
・鉛          0.3  0.23   ○  0.01未満○  0.01未満 ○
・六価クロム      1.5  0.04未満 ○  0.04未満○  0.04未満 ○
・ひ素         0.3  0.02   ○  0.01  ○  0.01未満 ○
・全水銀       0.005  0.0005未満○ 0.0005未満○  0.0005未満○
・アルキル水銀    不検出  不検出 ○   不検出 ○   不検出 ○
・ポリ塩化ビフェニル 0.003  0.0005未満○ 0.0005未満○  0.0005未満○
・トリクロロエチレン  0.3  0.001未満○  0.001未満○   0.001未満○
・テトラクロロエチレン 0.1  0.001未満○  0.001未満○  0.001未満 ○
 結果欄の未満表示の数値は定量限界値を示します。

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※処分場の浸出水は、タンクローリーで大同特殊鋼渋川工場にある排水処理施設(日量5,976㎥)に運ぶというもの。なお、このほか、大同特殊鋼渋川工場では、冷却用水として日量4,950㎥を排出している。

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■これによれば、地元住民への説明会は、進入道路工事が終わり、本体工事に着手するタイミングで実施されたことがわかります。

 また、この変更工事の目的は、「現在供用している産業廃棄物処分場の残容量が残り少なくなったため、本工事により敷地内の残地を利用して処分場を増設し、全体の整備を行なうもの」とあることから、処分場を拡張して延命のために行うことがわかります。

 そして、完成は平成26年12月末となっていることから、あと半年で、足掛け3年半にわたる変更工事が完了することになります。

■ということは、大同特殊鋼は、少なくとも処分場の拡張計画を決めた平成22年以降は、外部に有害スラグを引き取ってもらう必要を認識していたことになります。

 有害スラグが群馬県内で国や県や市町村の公共事業に使われだしたのが平成20年度以降とみられます。ということは、これは当会の推測ですが、処分場の拡張計画が浮上するに伴い、年間2万トンに及ぶ有害スラグの外部委託による出費が、少なくとも3年半の間、続くことになるわけで、大同特殊鋼では、この出費を少しでも抑えるために、有害スラグを本格的に公共事業に使用することを思いついたのではないか、という可能性も考えられます。

 そして、それは、佐藤建設工業が渋川市小野上で所有する村上砕石場から産出される「山砕」(やまさい)と呼ばれるバージン砕石に有害スラグを15〜20%混合することで、見かけ上、フッ素の含有量を薄めることで、溶出量や含有量の環境基準をクリアできると思いついた可能性があります。

 しかし、そうした、大同特殊鋼と佐藤建設工業にとって都合の良い解釈が、なぜ群馬県行政にも認めさせることができたのでしょうか。

■この背後には、いろいろな政治的な、あるいは経済的な力学が働き、官業癒着の根源となった可能性が存在していたかもしれません。

 市民オンブズマン群馬では引き続き、この魑魅魍魎的なカラクリを紐解く作業を継続してまいります。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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