2014/9/18  23:58

【緊急報告】有毒スラグ問題にダンマリを決め込んでいた国交省八ッ場事務所がようやく浮かしかけた重い腰  スラグ不法投棄問題

■本日、八ッ場ダムの代替造成地でマスコミや地元住民ら関係者が見守る中、国交省八ッ場ダム工事事務所の職員らが、造成地を掘り起こして有毒スラグの採取を行うさまが、映像付きで報じられました。有毒スラグの不法投棄問題にこれ以上頬かむりを続けることは困難であると悟ったようです。現地調査を取材したNHKの報道を見てみましょう。
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夕方のローカルニュースでこの問題を報じるNHKの番組。


**********NHK NewsWEB 2014年09月18日16時28分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1064667741.html?t=1411043205362
群馬県のニュース 前橋放送局
有害物質混入疑いで現地調査
 群馬県で計画が進められている八ッ場ダムの工事にともなって、地元の住民が移り住む予定の住宅などの造成地に有害物質を含んだ建設資材が使われた疑いがあることから、国土交通省が現地の地面を掘り起こすなど調査を始めました。
 国土交通省では、八ッ場ダムの建設にともなって水没する地域の住民が移り住むため、長野原町内に住宅地などの造成工事を進めています。
 国土交通省八ッ場ダム工事事務所によりますとこの場所には、本来、天然の岩石を砕いた石だけを使わなければならないにもかかわらず、フッ素などの有害な物質を含んだ「鉄鋼スラグ」と呼ばれる建設資材が使われた疑いがあるということで、18日から現地調査を始めました。
 調査は、国土交通省の担当者など10人が行い、「鉄鋼スラグ」が混入していないかを調べるため、重機を使って地面を掘り起こしました。
 そして「鉄鋼スラグ」を石と見分けるための試薬をかけて、反応して色が紫色に変化したことを確認すると、詳しい分析をするため持ち帰っていました。
 国土交通省八ッ場ダム工事事務所の荒井満工務第一課長は、「周辺住民のかたに不安を与えないよう結果がわかりしだい、速やかに公表したい」と話しています。
09月18日 16時28分

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NHKニュースの報道内容
 八ッ場ダムの工事に伴って、住民が移る予定の住宅などの造成地に、有害物質を含んだ建設資材が使われた疑いがあることから、国土交通省は現地の地面を掘り起こすなどの調査を始めました。
 国土交通省では、八ッ場ダムの建設に伴って、水没する地域の住民が移る住宅地として、長野原町内で造成工事を進めています。
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 国土交通省八ッ場ダム工事事務所によりますと、この場所には、本来、天然の岩石を砕いた石だけを使わなければならないにもかかわらず、フッ素などの有害な物質を含んだ、鉄鋼スラグと呼ばれる建設資材が使われた疑いがあるということで、今日から現地調査を始めました。
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 国土交通省の担当者は、重機で地面を掘り起こし鉄鋼スラグと石とを見分けるための試薬をかけ、色が紫色に変化したことを確認すると詳しい分析をするため、持ち帰っていました。
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 「皆さんにそういった不安とかを与えないように、早め早めに対応していこうと、いうふうに、考えています」(国土交通省八ッ場ダム工事事務所 荒井満 工務第一課長) ←当会注:いままでずっとシランプリしていたのに、良く言えるよね。こういうのを二枚舌というのですよね。
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**********上毛新聞社会面2014年9月18日
代替地で採石 スラグ混入調査 八ッ場事務所
 長野原町の八ッ場ダム建設工事にからみ、鉄鋼メーカー、大同特殊鋼渋川工場(渋川市)の鉄鋼スラグを含む砕石が、環境基準への適合が確認された以外の代替地などでも使われたとの一部指摘を受け、国交省八ッ場ダム工事事務所は18日、混入の有無を調べるための採石作業をする。
 同町横壁の丸岩大橋近くの代替地で採石し、国交省が指定する第三者の民間企業で分析試験する。結果は1週間程度で出る予定。

**********毎日新聞 2014年09月18日 11時06分(最終更新 09月18日 12時24分)
http://mainichi.jp/graph/2014/09/18/20140918k0000e040172000c/001.html
八ッ場ダム:代替地の調査を開始 鉄鋼スラグ問題で国交省
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↑地面を掘り、建設資材を採取する国土交通省の職員ら=群馬県長野原町で2014年9月18日午前11時27分、角田直哉撮影↑

 八ッ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)の移転代替地に有害物質を含む建設資材「鉄鋼スラグ」が使われていた問題で、国土交通省八ッ場ダム工事事務所は18日、スラグの使用が疑われる代替地などの調査を始めた。調査は8月5日の毎日新聞の報道を受けたもので、同事務所は9月中に資材の採取を終え、鑑定機関による分析を進める。
 この問題を巡っては、報道を受け、太田昭宏国交相が8月5日の記者会見で調査を表明。住民からも一日も早い調査を求める声が上がっていた。調査は、ダム建設予定地の住民の移転代替地である長野原町打越、川原湯、横壁などの各地区で実施。資材をサンプリングし、スラグを確認すれば有害物質「フッ素」などの含有量も検査するという。
 同省によると、スラグを含んだ資材が無許可で使用された疑いがある前橋市の国道17号バイパスでも高崎河川国道事務所による調査が進められており、結果がまとまり次第、公表するという。【杉本修作、角田直哉】
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■今回の突然の国交省の動きは、前日に開催された長野原町議会の一般質問で、牧山明町議の問いかけに対して萩原睦男町長が答弁する形で、明らかにされました。この時、萩原町長は「明日と明後日、鉄鋼スラグの公開調査を行う」と答えましたが、関係住民には積極的に知らせなかったようです。それでも、この情報を聞き付けて、怒り心頭の地元関係者が何人か現場に駆けつけました。

 これまで、市民オンブズマン群馬をはじめ、STOP八ッ場ダム・市民ネット、八ッ場あしたの会などの市民団体がこの有害鉄鋼スラグ問題について指摘してきたにもかかわらず、頬かむりを決め込んできた国交省ですが、急な態度の変更は本物なのか、すでに決められたシナリオなのか、今後の展開を注意深く見て行く必要がありそうです。

【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄調査チーム・この項続く】
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