2014/9/29  23:27

大同有毒スラグ不法投棄調査レポート・・・不法投棄現場(その12)万騎峠「法人の森林」  スラグ不法投棄問題

■今回も県民のかたから情報提供があり、さっそく市民オンブズマン群馬の誇るプロジェクト名「リットン調査団」が、東吾妻町にある大戸の関所跡を抜けて、長野県迄行っちゃうの?って言うくらい車で走って調査してきました。さっそくご報告いたします。


 万騎林道は、群馬県の国道406号線を長野原方面に走り、須賀尾峠の手前、薬師温泉の少し先に、道標が万騎峠と書かれている方面に入ります。

 この万騎峠は、東吾妻町と長野原町の町境に位置し、かつては草津の湯治客や善光寺参りの旅人の往来が多かったそうです。また、蕎麦、大豆、硫黄などの交易の道でもありました。しかし明治26年の信越本線開業により廃れてしまいました。今は、新しい道路ができていますが、ここを通る車は、めったにあらわれません。

 場所は次の地図をご覧ください。


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万騎峠の標識 峠の向こうはまだ長野原町だ。群馬県は広い。

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と、道祖神がお出迎え。調査のため山に入ることにする。熊よけの鐘を仏壇から借りてこなかったので「是非お守り下さい」と深々とお辞儀をするリットン調査団の面々。法律違反をしてでも特定の事業者に便宜を図るため、お墨付きを出す不逞の輩と違い、礼儀正しい調査団。

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林道万騎線の標識、管理は吾妻町のようだ。(現在は東吾妻町)

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少し車を進めると、車がUターンできる広場が現れる。

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法人の森林の看板。あの有害スラグを使ったことで国土交通省から表彰された企業名が何社か。

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万騎峠のカラマツを育てる会と書いてあるが、「カラマツを育てるぞ」って宣言をしたものなのか?こんな立派な看板の前にスラグが有るわけない。提供いただいた情報はカラ振りだったのかも…。でも、時間があるから、もう少し上までドライブして「今日は毒が無くて良かったね」と、にこやかに帰ることにしようか。

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と思いきや、「ちょ、チョット待った!」 なんと、例の赤い砕石が有るじゃないか。「いや、まさか、カラマツを育てる宣言の看板の前に不法投棄はあり得ないよね」

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うーん…サビ浮き石発見!

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有害スラグだ!

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有害スラグの不法投棄現場だ(>_<)

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しかも、雨で有害スラグが流れ出している。もう群馬県の水道水は飲みたくない。いくら「水質調査をしてます」って言ったって、お墨付きを出して有害スラグの不法投棄を後押ししている役人がいる群馬県の言うことなど、薄気味悪くて受け付られない。

■心のそこから怒りが湧いてきて、いたたまれなくなり、調査団員皆、無言で車に乗り込みました。せっかくだから峠の頂上まで行ってみることになりましたが、頂上には万騎峠の説明書きがありました。そこには次の内容が書かれていました。

この万騎峠の名は、「曽我物語」にも記録のある建久四年(1193)の源頼朝の三原・那須の狩りの際、狩宿の地に宿泊ののち、頼朝が万騎の兵を従えて峠を越えたことに由来する。
また別名を万字峠とも言われ、前記狩りの峠越えのときに、山中の狐や狸が勢子(せこ)に化けて行列にはいって邪魔をするので、陣笠に卍の印をつけて越したことから卍(まんじ)峠といったのが、いつのまにか、万字・万騎となってしまったという伝説がある。


■昔の賑やかな峠道を懐かしむ人達が、この説明書きを書いてくれたのでしょう。人通りが消えたばかりか、追い打ちをかけるように、サンパイの不法投棄がされようとは、思いもよらぬことでしょう。

 なんとか早く、有毒スラグを撤去出来ないものでしょうか?

【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄調査チーム・この項続く】
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