2015/3/17  1:31

大同有害スラグ問題を斬る!・・・不法投棄実行犯を刑事告発せよ!「追及第3弾」  スラグ不法投棄問題


■国土交通省関東地方整備局により開示された「鉄鋼スラグ調査位置諸元」なる資料が市民オンブズマン群馬に届いています。当会は、この資料の中に興味深い写真を発見しましたので、ご報告いたします。次の2つの写真をご覧ください。
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 上の写真は「上湯原−横壁 工事名:H24上湯原代替地他整備工事」となっていますが、写真を見ると ”横壁” となっています。
kamiyuharadaitaichikoujiyokokabe.pdf

 下の写真は、平成26年8月5日付の毎日新聞に掲載された写真です。

 一目で、同じ場所であることがわかります。この場所について、毎日新聞は「盛り土」から有害物質が検出されたと、はっきり報道しています。

 当会の会員も、国土交通省の有害スラグをサンプリング採取するとき現場を訪れ、「盛り土」からサンプル採取するサマを見届けています。当会会員は、盛り土のなかに有害スラグが大量に不法投棄されていることを、その目で確認しているのです。

■それでは、国土交通省から「有害物質の含有量等について、分析試験を実施した工事の施工箇所のうち、基準に定める基準値を超えた工事の施工箇所の分析試験結果」という長い表題の分析結果が公表されているので見てみましょう。↓
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/kyoku_00000671.html
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000614913.pdf

 「H24上湯原地区代替地他整備工事」だけを抜き出してみました。すると、
  52-@
  資材置場 (敷砂利)
  52-A
  資材置場 (敷砂利)
  52-B
  埋戻部 (不陸整正)
  52-C
  進入路 (敷砂利)
となっており、「盛り土」という言葉が一つも出ていません。

 盛り土から有害物質は検出されていないことになっています。毎日新聞の調査ではものすごい有害物質が検出されているのに、どういうことでしょう?一方、上武国道では、毎日新聞の調査と国土交通省の分析結果はズレていません。

■国土交通省の分析結果公表をよく見ていくと、「盛り土」から有害物質が検出されているのは、高崎河川国道事務所ばかりで、八ッ場ダム工事事務所の工事では「盛り土」から有害物質は検出されていないことになっています。

 何かおかしくないでしょうか?毎日新聞の取材では、佐藤建設工業関係者と思われる人物らから事情をきいて「盛り土」を特定し、有害物質を検出しているのに、八ッ場ダム工事事務所は ”無し” なのです。 これでは、「疑わしいナッシ〜〜っ」と、著名なゆるキャラクターが叫び出しそうです。

 八ッ場ダム工事事務所は「盛り土」の中のスラグを「隠ぺい?」していなでしょうか?

 もし「隠ぺい?」したとしたら?いったいなぜ・・・何の目的なのでしょうか??

■さて、毎日新聞が問題提起した一枚の写真「H24上湯原地区代替地他整備工事」はいったい誰が施工したのでしょうか?

 そこで、インターネットでちょっと検索してみました、すると次の情報をゲットしたのです。
   関東地方整備局  八ッ場ダム工事事務所
   H24上湯原地区代替地他整備工事(電子入札対象案件) 株式会社
   佐藤建設工業
   82,900,000 (税抜) 86,070,000 (税抜)

 なんと、ブラック佐藤建設工業が工事を施工していたのです。一般市民感覚なら、真っ先に「有害スラグ混入」を疑い、徹底調査すべき現場です。

■話は戻りますが、高崎河川国道事務所と八ッ場ダム工事事務所で「盛り土」に有害スラグ混入の発表に違いが出るのはなぜなのでしょうか?

 決定的な違いは、どうやら次に見て取れます。
・高崎河川国道事務所 → 佐藤建設工業が元請となった工事案件数=「ゼロ」
・八ッ場ダム工事事務所→佐藤建設工業が元請となった工事案件数=「多数」

 ここまでくれば、一般市民の思うことはただ一つ。

「八ッ場ダム工事事務所は佐藤建設工業を庇っているのではないか?」

■有害スラグはあちこちで、道路を隆起させ破壊し始めています。スラグを原因とする公共物の補修を税金ですることなど決してあってはなりません。また、健康被害を長年にわたって及ぼすリスクも絶対に許されません。

 そもそも、有毒物質が検出されなくても、使ってはいけない場所にスラグを不法投棄してはいけないのです。すなわち行政には、「用途外使用」を見過ごすことなく徹底的に取り締まることが求められているのです。

 群馬県議会での行政側の答弁によれば、「有害スラグ調査は『大詰めを迎えている』」のだそうです。その結果、不法投棄実行犯を刑事告発することなく、また、真相を解明することなく、最終的に「幕引き」となれば、当然のことながら、一般市民感覚としては、「癒着?」という“疑念”は、“確信”へと変わっていくことでしょう

 一般市民は、有害スラグ不法投棄事件の真相が解明されることを願っています。そのためには実行犯である佐藤建設工業が刑事告発されなければなりません。

 当会では、たとえ何年かかろうとも、不法投棄の実行犯が刑事告発されるよう、微力ながら全力で活動を続けてまいります。

【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】
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