2015/3/21  23:12

前橋市議会議員の政務調査費問題に関するオンブズマンからの刑事告発状に対して前橋地検が不起訴通知  オンブズマン活動

■議員の第2の報酬と言われる政務調査費(現在は政務活動費と呼ぶ)について、無税で使い放題という間違った考えをしている議員が未だに多いようです。群馬県内では、平成26年6月18日に、前橋市が市議会最大会派の清新クラブなどに約6000万円の返還を求めていた民事裁判の控訴審の判決が、東京高裁でありました。前橋市と市議会では、同7月2日までに双方が上告しなかったため、同日に判決が確定しました。
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前橋地検からの処分通知書が入っていた封筒の表。


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同じく封筒の裏。

 その後まもなく、判決に基づき、市議会会派の清新クラブが88万1000円+法定利息(平成22年1月9日から支払済みまで年5分)、新生クラブが3万5000円+法定利息(平成22年1月9日から支払済みまで年5分)、新生会が5000円+法定利息(平成22年1月9日から支払済みまで年5分の割合)、前橋クラブが7万6250円+法定利息(平成22年1月16日から支払済みまで年5分)をそれぞれ前橋市に返納しました。

 ところが、判決の中で指摘された政務調査費の支出の中に、支払いの実態がないものが含まれている事が判明しました。これらは、「単に返還すれば良い」というものではないため、市民オンブズマン群馬では、虚偽公文書作成及び行使、業務上横領罪、背任罪に問わなければならないと判断し、2014年8月14日に群馬県警捜査2課を訪れ、告発状を提出しました。詳細は、当会の次のブログを参照ください↓
前橋市議会議員の政務調査費問題について刑事告発状をオンブズマンが県警に提出
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1355.html#readmore

■その後、県警からは全く捜査の進捗状況について報告がありませんでした。ところが、2015年3月20日に、次の内容の処分通知書が、突然、当会の代表と事務局長のところに普通郵便で郵送されてきたのでした。

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noticefrommaebashidistrictpublicprosecutorsoffice20150319.pdf
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様式第97号(刑訴第260条、規程第60条)
          処 分 通 知 書
                     平成27年3月19日
 小 川  賢  殿
                 前橋地方検察庁
                  検察官 検事  隄(当会注:つつみ)良行
 貴殿から平成26年9月18日付けで告発のあった次の被疑事件は、下記のとおり処分したので通知します。
          記
1 被 疑 者   横山勝彦、
2 罪   名   虚偽有印公文書作成・同行使
3 事 件 番 号   平成27年検第539号
4 処分年月日   平成27年3月19日
5 処 分 区 分   不起訴
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■おどろきました。封筒には前橋地検とも書かれておらず、不審な手紙だなと思って開封したところ、処分通知書だったのですから。

 上記の処分通知の様式にも記されているように、この処分通知は、刑訴法260条による検察庁からの処分の告知であり、検察官は、告発等のあった事件について、公訴を提起し、又は提起しない処分をした時は、速やかにその旨を告発人等に通知しなければならないとされているところから、今回の通知があったものです。

 この処分通知は、処分の区分の通知が目的なので、起訴か不起訴の区分しか記されていません。そこで、今回、実態のない支出なのに、支出があったとウソの請求書を提出し、公金をだまし取った人物が、なぜ不起訴と判断したのか、検察官にきちんと理由を確認する必要があるため、市民オンブズマン群馬としては、刑訴法261条に基づき、不起訴裁定主文及びその理由について確認請求をすべきかどうか検討しています。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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