2009/2/28  21:16

政官癒着の権化・税金ムダ遣いの象徴/カネまみれ八ッ場ダム物語  八ッ場ダム問題

■八ッ場ダムはすでに、3000億円以上の予算を注ぎ込んでいるにも関わらず、まだ本体関連事業に、本格的に取り掛かれておりません。今後の本体関連事業費に加え、生活再建関連事業費などを加えると、総額1兆円を超えるとも言われている世紀の税金無駄遣いプロジェクトは、巨額の利権の固まりでもあります。そのため、その内部や背後では、いろいろなことが起きています。今回は、「八ッ場ダム物語」と題して、平成19年当時、当会に寄せられた地元関係者からの衝撃的な情報をご報告します。

当会はこの情報を市民オンブズマン群馬に伝え、気骨のあるジャーナリストの協力を得て、数度にわたる現地調査を重ね事実関係を把握したうえで、平成19年2月に県庁の刀水クラブで記者会見を開くとともに、国交省の八ッ場ダム工事事務所に公開質問状を提出しました。とりわけ重要事項である、地元の神社移設に伴う、所有権移転登記について、公文書偽造等のルール違反の経緯について、国の見解を質しました。しかし、登記簿に「錯誤」と記載しただけで、とりあえず所有権は村に戻しましたが、国がやることはすべて法律に基づいているという理屈で、違法不当な手続きはいっさいしていないという趣旨の回答でした。

ダム建設のような巨額の利権を伴う公共事業には必ず、こうしたウラ事情が存在します。ここで報告する内容は、決して八ッ場ダム事業だけの特殊な出来事ではなく、全国津々浦々の大規模公共事業では大なり小なり、こうした話があるという意味で、参考になれば幸いです。
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2009/2/22  4:43

安中市土地開発公社に係る岡田市長宛公開質問状の回答先送り  土地開発公社51億円横領事件


■2月17日(火)午後6時50分から岩野谷地区で地区別懇談会が開催されたのを機会に、当会事務局長は、安中市土地開発公社理事長で、かつて元職員のタゴの書いた決算報告書を監査したこともある岡田市長に対して、同公社が、群馬銀行との和解で毎年支払い続けている103年ローンや、同公社が元職員のタゴに対して、損害賠償請求訴訟を提起して勝訴したにも関わらず、まだ1500万円程度しか、回収できていない問題や、「同公社は安中市とは別法人なので、市には被害がない」なとと主張して、当会が提起した住民訴訟に勝訴した岡田市長に対して、タゴやその取り巻き連中、そして元公社の歴代役員や関係した市職員らへの賠償請求、さらに、タゴが偽造した稚拙な書類にいとも簡単に騙された群馬銀行の責任の所在の明確化と、再度、和解条項の見直しに向けた交渉を求めるべく、次のような公開質問状を、地区別懇談会の最後に、直接岡田市長(=公社理事長)に手渡しました。

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【安中市土地開発公社に係る公開質問状】
平成21年2月17日
〒379-0192安中市安中一丁目23-13
安中市長 岡田義弘様
安中市土地開発公社理事長 岡田義弘様
    公開質問人:〒379−0114安中市野殿980番地 小川 賢
安中市土地開発公社に係る公開質問状
 このことについて、次の質問にお答え下さるようお願い申し上げます。なお、期限は2月20日(金)必着でお願いします。
1.公社が被った損失の責任は、歴代の公社役員や職員にあると考えられます。なぜ、そうした人たちへの責任の所在追及を行なわないのですか。
2.群馬銀行との和解条項を、さらに10年間継続するということですが、市民には事件の経緯が分かりません。公社にも落ち度があり、その責任は上記1項で追及されるべきと考えますが、群銀の責任についてももっと、市民にあきらかにして、あらためて、群銀との裁判を視野に入れた行動をとるつもりはおありですか。
3.元職員は、すでに仮出所したとの情報もあるようですが、公式には、いつ刑期を終えるのでしょうか。
4.元職員の出所を機会に、元職員およびその関係者らへの損害賠償請求をどのように行う予定ですか。
5.公社の損失は、市とは別法人である公社に解決の責任があると思いますが、元職員が正規な手続きを踏まずに購入したりした土地を、なぜ買い取ろうとしているのですか。
6.元職員から絵画や骨董品をもらった安中市の関係者はたくさんいたようですが、彼らに返還を求めましたか。   以上
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■2月20日(金)必着で回答を求めていましたところ、次の内容の連絡が、昨日2月20日(金)午後5時20分に安中市役所(FAX:027-381-7018)からFAX送信されてきました。

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【土地開発公社からの連絡】
平成21年2月20日
安中市野殿980番地 小川賢 様
   安中市土地開発公社 理事長 岡田義弘(公印)
安中市土地開発公社に係る公開質問状について
 たいへんお世話になっております。
 さて平成21年2月18日付安中市土地開発公社に係る公開質問状回答の件ですが、2月20日(金)必着とありまが、安中市土地開発公社として、回答内容の検討・決裁等時間が必要なため、2月20日までには回答出来ません。大変申し訳ございませんが、早急に回答書を送付するようにいたしますのでよろしくお願いいたします。
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 これによりますと、回答に時間がかかっているようですが、そのうち回答書をいただけるようです。市民の痛みには敏感なはずの岡田市長(公社理事長兼務)が、タゴの莫大な負の遺産だけは例外だ、とばかりに、市民の痛みもいとわずに、タゴやその取り巻き連中の豪遊のツケを、平気で市民に押し付けようとするつもりなのかどうか、近日中に示されるはずのその方針に注目したいと思います。

【ひらく会事務局】

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2009/2/21  21:55

地区別懇談会(岩野谷)での岡田市長と地元住民のQ&A一切  安中市内の市政懇談会

■2月17日(火)午後6時50分から岩野谷地区で地区別懇談会が開催されました。これは、毎年この時期に、安中市が実施しているもので、昨年の地区別懇談会の模様も当会のブログで紹介しております。

 今年は1月30日(金)に、安中市松井田町坂本地区を皮切りに、2月20日まで、市内14地区で、午後7時から1時間半程度の時間帯で、開催されました。安中市いわく、この地区別懇談会は、地区単位に市民の生の声を聞き、意見交換を通じて今後の市政運営に役立てるのが目的だということです。

 岩野谷地区では、岩野谷公民館2階会議室で懇談会が開催されました。岡田義弘市長ら市幹部5名と、地元住民ら16名(高橋市議と小宮市議の2名を含む)が参加しました。住民からは、主に、次のテーマに関する意見が相次ぎました。

1)増田川ダムと森林破壊について
2)3区岩井の道路拡幅工事について
3)安中一中の先生の暴力について
4)水境地区のサイレン設置について
5)碓氷病院の改革について
6)東邦亜鉛の排水路の管理について
7)イノシシ対策について
8)定額給付金の配布準備状況について
9)野殿地区の東邦亜鉛関連土地改良について
10)岩井の朝の通学時間帯の安全確保について
11)大谷地区のゴミ処分場の現況について
12)東京ガスの工事と道路の凸凹問題について
13)県道前橋安中富岡線の代替線計画について
14)岩井の国道18号線の横断対策について
15)豊岡への県道工事の通行安全対策について
16)安中高校跡地の買取状況について
17)岩野谷公民館の備品老朽化について
18)公民館への心臓マッサージ器配備について
19)失職者支援対策について
20)市営墓地について
21)安中市土地開発公社の負の遺産処理方法について

 岩野谷地区の懇談会は、開始予定時刻午後7時より、10分近く早く始まりました。当会の事務局長が会場に到着したときは、既に岡田市長の挨拶が始まっていました。懇談会の質疑応答の模様は、次に掲げてあります。
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2009/2/15  14:27

多胡運輸の悪夢?首都高の肝を冷やした熊野町のコンテナ横転事故  首都高炎上とタゴ運輸

■昨日、正午少し前の11時47分ころ、首都高5号池袋線(上り)熊野町付近で、大型コンテナを積んだトレーラーが横転する事故が発生しました。夜6時45分のNHK首都圏ニュースで報じた画面を見たら、なんと、昨年8月3日にガソリンや軽油を満載した多胡運輸のタンクローリーが同じく5号池袋線(下り)熊野町ジャンクションで横転炎上した現場から100mも離れていない場所でした。

 ニュースでは、事故を起こして死亡した運転手の身元はまだ判明していないと報じていましたが、所属する運送会社名は報じられませんでした。また、タゴ運輸かと直感的に思った人も多かったらしく、当会のブログにも反応がありました。

 横転事故を起こし、あやうくコンテナを直下の交差点に落とすところでしたが、落下したのは壊れた側壁の一部で、幸い、下を走る車両や通行人への被害はありませんでした。コンテナを台車に固定していたため、外れて外に落下せずに済んだと思われます。

 事故を起こした運送会社は多胡運輸ではありませんでしたが、同じく北関東の栃木県に本社を持つ富士山運輸(株)(〒321-0102宇都宮市江曽島町1428番1)という運送会社で、東京港と横浜港で国際海上コンテナの輸送を扱っており、保有車両は100台ほどですから、多胡運輸の3倍強以上の会社規模のようです。
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2009/2/15  10:13

農業振興を忘れ「花見酒」状態の農協に果たして明日は来るのか?  群馬県内金融機関不祥事件

■平成21年1月16日(金)に碓東支所の2階会議室でJA碓氷安中の緊急の説明会が開催されました。会場には、JA碓氷安中の幹部が勢揃いしたほか、市役所からも職員が来ており、説明者側は総勢8名でした。一方、参加者側は、平日の昼間であったため、農協組合員の地区支部長と隣組の組合員が主で、年配者が殆どを占めていました。

 JA側の説明の内容は、2月に碓東支所を閉鎖し、近日中に県内の単位農協を全部で6つに再編するため、JA碓氷安中もおそらく今年度末までには近隣のどこかの農協と一緒になる予定だということです。毎年2億円近い赤字体質に陥っていることも報告されました。総代会での収支報告では、毎年、数百万円程度の黒字決算だったはずですが、不良資産を自己査定して、貸倒引当金の金額を、最終的に少しだけ黒字に見せかけるように、逆算してきたツケがいよいよ表面化したようです。

これまで、農協の基盤を支えてきた共済事業や信用事業にも陰りがみえてきたようです。信用事業については、群馬県信連の提携や合併も取り沙汰されているようです。また農協による税金の自動引き落としや、代理業務は今後やめる方針とのことです。


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2009/2/14  16:34

「二度と電話しねぇでくれ」タゴ事件のカギ握るX氏の問答無用  安中市土地開発公社事件クロニクル


■タゴ事件が市役所内部で発覚した平成7年(1995年)5月18日から半月後、同年6月3日に上毛新聞に初めて記事が掲載され、私たち安中市民は驚愕しました。歴史的な日から、やがて14回目の春を迎える今日この頃ですが、かつて当会が、この空前絶後の事件の関係者へインタビューを敢行した内容を、今あらためて吟味をしてみました。皆さんとともに、この不思議な事件の深淵を見詰め直してみたいと思います。

 タゴは12億円もの骨董品を、「主に栃木の古物商から買った」と供述したことから、古物商の話を聞く必要があると考えた当会では、事件の舞台の一部となった栃木県足利市を平成9年(1997年)5月25日に訪れました。その機会に、くだんの古物商である一品堂を訪問し、同店主からタゴ事件に関する情報を詳しく聴取しました。聴取内容は、07年8月25日の当会のこのブログ「タゴの仲介者はなぜ起訴されないのか」をお読み下さい。

 一品堂店主の説明で判明したのは、次の重要なポイントでした。
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2009/2/12  1:24

「そこのけそこのけガスパッチョ様のお通りだ」東京ガスの居丈高  東京ガス高圧パイプライン問題

■低炭素社会への貢献を口実に、住民の都合はそっちのけで、安中市の信越半導体横野平工場〜高崎市下小塙町の既設ガスラインを結ぶ超高圧ガス導管埋設工事に邁進するエネルギーフロンティア、東京ガスの本質については、既にこのブログでも報告済みですが、昨年の大晦日に東京ガスに出していた公開質問状の返事が、ようやく届きました。

 内容は次のとおりです。なお、質問内容を青字で追記してあります。東京ガスの回答内容を赤字で示しました。

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平成21年1月30日   東京ガス株式会社 群馬幹線建設事務所
平成20年12月31日付貴公開質問状に対する弊社回答
 拝復 貴殿ますますご清祥のこととお喜び申しあげます。さて、平成20年12月31日付貴公開質問伏について、下記のとおり回答申しあげます。 敬具

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2009/2/11  15:48

虎の子の財政調整基金をタゴ事件の尻拭いに充当したい岡田市政  土地開発公社51億円横領事件

■今年1月12日、新聞折込された川崎文雄・安中市議発行の「刷新」第56号によれば、「12月議会報告(12月4日〜12月17日)で、本会議、委員会に於いて、慎重審議を経るなかで、安中市財政調整基金条例の一部を改正する条例は継続審査となり・・・・」という記事がありました。

この「財政調整基金を安中市土地開発公社に対し、貸付を可能とする条例改正は継続審査となる」ことについて、川崎市議は次のようにコメントを加えています。

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【注】地方財政法で財政調整基金は皆様から預かっている税金である以上、使途は安全第一で、災害時、次年度の税収不足での予算編成等に使うと定めています。土地開発公社の土地取得での使用は拡大解釈であり、全国的に例は少ない。
 又、安中市土地開発公社は、元職員による「五十一億円詐欺事件もあり、現在は群銀に対し、毎年二千万円の損害賠償金を払っているので、公社での基金運用は市民から理解を得ることは無理と思われます。
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 安中市土地開発公社に財政調整基金を貸し付けるという安中市から議会への提案は、誰が思いついたのでしょう?

 この議案を提出した安中市の執行部、つまり安中市長は、「現在土地開発公社が半年ごとに借り換えをして持っている土地が5〜6件、総額5億円ほどになっている。いずれ安中市が買い戻すことになる土地なので、このまま金利を群銀に支払うよりは、41億円ほどある財政調整基金のうちから、貸し付けて利息を節約したほうがよい。市の財政そのものが厳しくなれば、すぐに戻し入れして市の会計に使えるようにしておく」と議会に説明したようですが、川崎市議の指摘するように、タゴ事件の反省さえ全くできていない岡田市長の考えそうなことです。

 安中市の執行部は「全国的には、奈良県生駒市、宮城県仙台市などが条例制定している。」といって、他の自治体の条例を引き合いに出して、安中でも同じような条例を作りたいというのです。

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2009/2/4  2:06

【提言】もういちど群銀と民事裁判して和解条件を見直そう  土地開発公社51億円横領事件

■昨年(平成20年)12月17日(水)午後7時から、安中市民センターで開催された「安中市土地開発公社不祥事件和解10年後の対応について」と題する説明会が開かれ、岡田市長、企画部長、建設部長が登壇して、市民に説明後、質疑応答が有りました。この一部始終は当会のブログでも報告済みです。

 その席上、最後のほうで、建設部長が「今回のこの群銀との話し合いの結果について、広報1月号にはもう間に合わないが、12月19日の(松井田での)市民報告会を踏まえて、2月1日号で詳しく報告をするつもり」という発言がありました。参加した市民は、てっきり、説明会で市民から出された質問と、それらに対する回答についても広報に掲載されるのかと思っていました。

 ところが、今年1月下旬に配布された広報では、次のように報じられました。
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2009/2/4  0:39

行政と業者の癒着例・サイボウごみ処分場その8(無法地帯)  全国のサンパイ業者が注目!


■こうして、平成14年10月23日に最初の告発状を警察に提出してから、1年半後の平成16年5月12日に前橋地裁高崎支部で第1回公判が開かれ、即日結審し、被告の測量会社社長だけが刑事責任を取らされたのでした。といっても、執行猶予付きだったので、結局、具体的に誰も罰せられることなく、処分場だけが粛々と作られていったのでした。公判の内容は、次の調書を参照下さい。
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