2010/12/24  0:29

地元住民の先祖代々の墓地の直近にサンパイ場を作った東邦亜鉛のカドミ公害から変わらぬ二枚舌的体質(3)  東邦亜鉛カドミウム公害問題

■周辺農地や宅地を重金属汚染土壌にしておきながら、法律の変更を奇貨として、30年間分の巨大サンパイ処分場を、地元の先祖代々の墓の直ぐ目の前にこっそり作った東邦亜鉛は、さらには世界でも最新鋭の電解工場を80億円かけて完成させ、利潤追求のためのインフラ設備投資に余念がありません。しかし、その裏には、周辺土地の深刻な重金属汚染土壌の完全復旧は、公害発生から50年も経過するのに、まだ手付かずの状態に放置するという、とんでもない現実があるのです。

 安中公害の場合、東邦亜鉛が重大なカドミウム公害を出したにも関わらず、富山の神通川のイタイイタイ病発生地とはことなり、群馬の碓氷川にある東邦亜鉛が国や群馬県、安中市に対して政治的な動きをしたため、きちんと公害問題の病巣を取り除かずに現在に至ってしまいました。そのため、地元住民を軽視する体質が未だに尾を引いている為、今回、公害問題で東邦亜鉛がしぶしぶ地元住民への公害の実態説明を行った昭和40年代後半以降、実に約40年ぶりの地元説明会となりました。

 地元住民とのやりとりを見るとお分かりのように、東邦亜鉛は、何かと言うと「法律に基づいて」ということを強調します。また二言目には「行政のご指導のもとに」という言葉を使い、最後に、「ご理解を頂きたい」と、心の篭らない言葉を発します。サンパイ場の計画が目白押しの岩野谷に、なんと既に東邦亜鉛がサンパイ場をいつの間にか作っていたという衝撃は、長年カドミ公害に苦しめられた地元住民にとって、東邦亜鉛という公害企業の体質が、少しも変わっていないことをあらためて痛感させたのです。

それでは、2時間50分に及んだ熱い論議の最後の1時間の様子を見てみましょう。

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北野殿の「小川」一族の先祖代々の墓所から僅か100mのところ(写真の左手の進入道路の奥に見える目隠しの塀の左側30mの場所)で稼働予定のサンパイ場。
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