大同有害スラグ問題を斬る!・・・「高崎渋川バイパスの上層路盤材にも有害スラグ!」の巻  スラグ不法投棄問題


■主要地方道高崎渋川線は県内の交通の要衝である高崎市と渋川市を連絡するとともに、県中央部を南北に縦貫する重要路線です。近年の交通量の増加に伴い、朝夕の通勤通学時間帯は甚だしい交通渋滞を生じているため、群馬県・県土整備部は高崎渋川バイパスとして大規模バイパス整備を行っており、現在、渋川土木事務所では3期工区に事業着手しています。「そのバイパス工事にも大量の有害スラグが持ち込まれている」という情報が、かねてより市民オンブズマン群馬に入っておりました。そこで、当会の誇る、今やお馴染みのリットン調査団を派遣して現地を調べ上げましたので、ご報告いたします。
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↑高崎渋川バイパス千代開信号付近をまず調査しました。↑


*****リットン調査団の現況レポート*****
 リットン調査団、集合(^^)/。

 今回の場所はこちらです。↓↓


 衛星写真はこちらです。↓↓


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高崎バイパスは中央分離帯が窪んでおり、砕石を見ることができます。

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雨で流れている場所を見つけたので、試しにアルカリ試薬のフェノールフタレインを噴霧してみると、なんと赤く反応しました。アスファルトが2層15cmほど舗装されていて、その下の上層路盤材が赤く反応した格好です。

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さらに近付いて見ましょう。このように赤紫に発色しています。サイズは30ミリ以下でアスファルト舗装のすぐ下に位置することから、上層路盤材に有害スラグが不法投棄されていることが分かります。現在、物議を醸している渋川広域事務組合のエコ小野上一般廃棄物処分場の上層路盤材に有害スラグが混入されているのと同じ手口です。

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2粒ほど拾い出してみて、サビが出ているのを確認し、アルカリ試薬を噴霧するとやはり赤紫色に発色しました。有害スラグに間違いなし!このアルカリ試薬は国土交通省のスラグ調査にも使用されました。

■さて高崎市寄りに移動してみると、そこにも、草が生えていない中央分離帯を発見しました。次の現場写真をご覧ください。

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全然草が生えていません。吉岡町の高崎渋川バイパスには草が生い茂っていました。その中でもスラグがあるところには草が生えなかったので、こちらにもスラグが不法投棄されているのでしょうか?

 場所はこちらです。↓↓


 衛星写真はこちらです。↓↓


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こちらの中央分離帯のアスファルトのすぐ下には小さなサビ石がたくさん見られます。

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↑うわぁ〜サビそのものスラグが落ちていた!↑
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↑ここにも、そしてここにも、スラグのオンパレード!高崎渋川バイパスは有害スラグの捨て場だぁ〜!↑
*********続く*********

■平成28年6月15日、渋川市議会において、天然石であるべき上層路盤材に有害スラグが混入していることが公表されました。納入業者はブラック佐藤建設工業であるとのことです。今回新たに、リットン調査団がレポートした高渋バイパスの材料には、間違いなく佐藤建設工業の品質規格証明書が添付されているものと思われます。

 当会では佐藤建設工業関係者の話や、群馬県内各所を調査した結果から、「佐藤建設工業が販売した建設資材には、全て有害スラグの混入が疑われる」という見解を主張してまいりました。

 エコ小野上一般廃棄物処分場に続いて、高崎渋川バイパスの上層路盤材にも同様に有害スラグが発見されたことは、ブラック佐藤が、天然石であるべき建設資材にも情け容赦なく乱暴に有害スラグを叩き込んだという事実があらためて裏付けられたことを示しています。

■群馬県・県土整備部は、下層路盤材について、前橋地検に書類送検された佐藤建設工業が提出した品質規格証明書を未だに“信用”しています。なぜなら、無数の現場で、大同有毒スラグが発見されているのに、県土整備部は、ほんの10数か所しか分析調査しようとしないからです。

 対策をしない下層路盤材ばかりか、天然石であるべき上層路盤材にまで、群馬県の役人様の“不作為”という行政の犯罪的行為のせいで、疑惑の目が向けられることになってしまいました。

 もちろん国土交通省が発表している盛り土材についても有害スラグの混入が疑われます。高崎渋川バイパスには、おびただしい数のスラグ運搬車が出入りしていた目撃証言もあることから、完成した全線に渡り調査が必要です。

■具体的な対応策としては、ブラック佐藤建設工業の品質規格証明書が提出された上層路盤材・下層路盤材・盛り土材は全て撤去しなければなりません。大同特殊鋼由来のスラグは廃棄物に認定されましたので、不適切に埋設された(=不法投棄された)スラグは、毒があろうとなかろうと撤去しなければならないからです。完全に撤去したうえで、直下の土壌が汚染されているか調査し、土壌まで撤去するか、撤去できない場合には地下水脈と遮断する措置をとり、水質を監視しなければなりません。

 もう一度確認しましょう。お役人の皆さんも胸に手を当てながら、一緒にご唱和願います。

1.上層路盤材に有害物を混入して良いのか!

2.天然石指定なのに有害スラグを入れるのは異種材料の混入じゃないのか!

3.天然石であるべきところに異種材料を使ってよいのか!

4.(同じ役人のお仲間でアテにはならないけど・・・)会計検査院にいいつけるぞ!


【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ特別調査チーム・この項続く】

参考資料1:群馬県の有害スラグ対応についてはこちらを参照してください。↓↓
大同有毒スラグを斬る!・・・「大同特殊鋼スラグ使用 新たに148カ所判明」報道その後
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2001.html

参考資料2:大同特殊鋼の有害スラグが廃棄物に認定されたことについてはこちら。↓↓
大同特殊鋼(株)渋川工場から排出された鉄鋼スラグに関する廃棄物処理法に基づく調査結果について
http://www.gunma-sanpai.jp/gp26/003.htm
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