2018/12/21  23:19

勝手にスマートメーターに交換しないよう各電力会社に対して通告状を送付しました  東北関東大震災・東電福島原発事故

■当会はかねてより当ブログにて、皆様、広く国民の皆様に、「スマートメーター」について、ユーザーにとって、その「百害あって一利なし」の状態をご報告して参りました。
 この度のユーザーに対する東電の、相変わらずの「ウソを吐き続けの余りにも誠意のない対応を踏まえ、電力という公益事業の社会的責任も考えて、当会はこのたび、東電のみならず各電力会社に対して「『アナログ型メーター(従来型電力量計=誘導形電力量計(表面計))(以下、「アナログメーター」という)』の確保要求」を通告いたしました。
 なぜならば、この「アナログ型メーター(従来型電力量計)」は、現在、三菱電機(株)一社のみが生産販売しているのですが、その生産を本12月をもって終了するとの告示が、web上で認められたからです。
 この事は、前回の平成30年12月17日付けの当ブログ記事にてもご報告の通りです。
○2018年12月17日:勝手にスマートメーターに交換した東電がつき続ける「スマートメーターのウソ」
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2844.html
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内容証明郵便で東電を除く全国の電力各社宛てに要請通告状を発送。


 なお、スマートメーターを巡るこれまでの関連情報は次のブログ記事を御覧下さい。
○2018年10月24日:勝手に「スマートメーター」に交換した東電に元のアナログ型に戻すよう内容証明で要求するもナシの礫
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2792.html
○2018年11月13日:勝手に「スマートメーター」に交換された電力量計を従来型に戻してほしいとの要請を拒否した東電に再度要求
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2812.html
○2018年11月21日:スマートメーター火災事故を隠蔽した東電のことを一面トップで報じた東京新聞のジャーナリズム精神
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2822.html
○2018年12月1日:勝手に「スマートメーター」に交換された電力量計を従来型に戻してほしいとの再要請を東電がまたもや拒否
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2832.html
○2018年12月6日:東電スマートメーター火災事故の隠蔽に加担した総務省消防庁の呆れた対応を一面トップで報じた東京新聞
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2837.html
○2018年12月17日:勝手にスマートメーターに交換した東電がつき続ける「スマートメーターのウソ」
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2844.html

 当会として12月15日付で東電を除く全国の電力各社宛てに内容証明郵便で提出した要請通告状は次のとおりです。

*****内容証明郵便*****PDF ⇒ 20181218ea4s.pdf
北海道電力株式会社
代表取締役社長 殿
〒060−8677
北海道札幌市中央区大通1の2

東北電力株式会社
代表取締役社長 殿
〒980−8550
宮城県仙台市青葉区本町1の7番1号

北陸電力株式会社
代表取締役社長 殿
〒930−8686
富山県富山市牛島町15番1号

中部電力株式会社
代表取締役社長 殿
〒461−8680
愛知県名古屋市東区東新町1番地

関西電力株式会社
代表取締役社長 殿
〒530−8270
大阪府大阪市北区中之島3の6番16号

中国電力株式会社
代表取締役社長 殿
〒730−8701
広島県広島市中区小町4番33号

四国電力株式会社
代表取締役社長 殿
〒760−8573
香川県高松市丸の内2番5号

九州電力株式会社
代表取締役社長 殿
〒810−8720
福岡県福岡市中央区渡辺通2の1番82号

沖縄電力株式会社
代表取締役社長 殿
〒901−2602
沖縄県浦添市牧港5−2−1

平成30年12月15日

用件:誘導形電力量計(表面計)の確保要求

 現在、三菱電機(株)が、誘導形電力量計(表面計)を生産販売していますが、本年12月末で受注終了となる事は、各電力会社の了知の事と推認致します。
 既に当会会員が、東京電力パワーグリッド(株)に対し、上記の件に付き事前の注意喚起を行いましたが、この「受注終了」に伴う事前対応を、需要家の希望に鑑み、貴社にも要求します。
 即ち、この誘導形電力量計(表面計)設置を希望する電力需要家の要望に対応する為に、将来に亘り十二分なる相当数量を確保する事を強く求めるものです。
 意図的に十二分なる相当数量を確保しない場合には、各電力会社の重大責任が問われる事をここに言明します。

氏名:市民オンブズマン群馬
      代表 小川 賢
住所:〒371−0801
   群馬県前橋市文京町1の15の10
                  以上

**********

■当然のことながら、各大手電力会社は、この三菱電機(株)の従来型電力量計(表面系)の生産終了計画について、事前に承知しているものと思われます。

 なぜならば、慣習として、三菱電機(株)の長年の取引相手である各大手電力会社に対して、当然に事前通告がなされている事は、ごく自然な事だからです。

 本来は、各地で反対しているユーザーもある訳ですから、国民の生活に必要な電気を供給する電力会社として、その社会的責務を考慮すれば、当然に、その「善管注意義務」により、アナログメーターを求めるユーザーに対して、真摯に対応して(この言葉は、東電の書面で使われています!!)、十二分なる数量を確保しなければならないものと考えます。

 しかしながら、今までの東電の対応を考慮すれば、「故意に発注をしない」という場合も考えられ、それについて、ユーザー側からの「事前の注意喚起がなかったから」などと言い逃れするやも知れません。

 その為に、当会としては、その通告の証拠となるべく、各電力会社に対して「内容証明郵便」で送付したわけです。

■今回の送付先は、「北海道電力、東北電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力」の計9社ですので、東京電力と併せて、全10社の電力会社に対して通告を行ったことになります。

 以上の諸事情を考慮すれば、「もう、アナログメーターはない」等という言い訳は通用する筈もありません。もし、それでも強引にアナログメーターの不存在を理由にスマートメーターの導入を進めようとするのであれば、今後、各電力会社の責任は問われる事になるでしょう。

 その内容証明郵便の詳細は上記のとおりですが、これに関連して、「一般的な家庭における『スマートメーター』に対する認識」について、もう一度確認したいと思います。

■今回当会が、全国の電力会社宛てにスマートメーターの導入に際して、従来の誘導方電力量計についても利用者が選択できるような体制づくりを要請すべく通告状を内容証明郵便で発出したのを機会に、東電のスマートメーター問題に取り組んでいる当会会員から、次の記事を寄せていただきました。

*****「スマートメーターに纏わる“ないない”づくし」*****

1 「スマートメーターは、スマート」ではない

 皆様は、既に「スマートフォン」をお使いの方も多いと思います。この「スマートフォン」の「スマートフォン」なる所以は、当然「通話」の他に、様々なタスク・作業が、恰も小さいPCのようにできることです。

 「スマート」の英訳は、痩せているという意味ではなく、「頭が良い」という意味ですね。

 では、そもそも、この「スマートメーター」なるものは、どんなものなのでしょうか?

 従来型アナログメーターは、電力量を計測する為に、円盤が廻りそして数字版が廻り、その使用電力量の料金請求の為に、検針員が各戸を回り検針するものです。

 「スマートメーター」は、電子デジタル式で電力量を計測して、その数値を、強力な電波にて「バケツリレー方式」で電力会社へ、30分毎にその数値を送るだけなのです。つまり、「スマートフォン」に対する便利なイメージを悪用して、「スマートメーター」と称しているだけなのです。

 そして、この「スマートメーターの利便性」は、単に電力会社のみが享受するだけなのです。ユーザーが、節約の為に、態々その使用電力量を計って節約などしやしません。

 それだって、「アナログメーターでも、数値を読めばできること」ですね。節約する場合は、電気を入れないだけです。

 それ故、年金暮らしかどうかわかりませんが、幾多のお年寄りなどは、夏の暑い日でも電気料の節約の為に、冷房も入れずに熱中症で死亡しているではありませんか。

 では、この「スマートメーター」を導入すれば、このような死亡例はなくなるのでしょうか?

 例え、電気料を下げたとしても、節約する為には、結局はメーター数値などは無関係に、電気を入れないだけなのです。この「スマートメーター」の利便性があったとしても、ユーザーには無関係なのです。

 従って、ユーザーに取ってこの「スマートメーター」は、決して「スマートでも何でもない」のです。

2 この強力な電波は、携帯電話、「スマートフォン」の比ではない

 次のURLをご覧下さい。
⑴,「https://youtu.be/DKFJTv7MfcY
⑵,「https://youtu.be/jWia4177v3E

 確か病院内では、「携帯電話の電源を切って下さい」という注意喚起がうるさいほどありました。「命」に関わるからで、当たり前ですね。特に「ペースメーカー」などの医療機器を使用している患者さんに対して悪影響を与えるので、ヘタをすれば死亡に至ることもあります。

 そのような状況であるのに、どうしてこのスマートメーターが安全であると言い切れるのでしょうか?

 更に、その忌避理由はともかくも、「ユーザーが嫌だ」とするものを、電力会社だけの都合でどうして一方的に強要できるのでしょうか?

3 ユーザーは、この「スマートメーターの存在すらも知らない」。

 その殆ど全てと言っても良いユーザーは、この「スマートメーターの存在すらも知らない」のが一般的であると痛感しました。斯く言う当会会員である筆者も、「メーター故障事件」があるまでは知らなかったのです。

 筆者は、この「スマートメーター」の電波状況をYouTubeにupした事を、知り合いに連絡して見たところ、「この、スマートメーターってどこについているの?」というご婦人からの連絡を受けました。多くのご婦人に至っては、全く分からないのです。

 という事は、電力会社は、ユーザーの知らない間に、「説明もせずに、どんどんと交換・取り付け」をしてしまっていることの証明ですから、これ程の悪行はありません。

 もし、きちんと説明をしていれば、当会会員を初めとして、ここで取り上げたご婦人の例にもあるとおり、「スマートメーターを知らない」ということはない筈です。

 何度も申し上げているとおり、本当にきちんとした手続きを踏んで、各ユーザーに、この「スマートメーターについての説明」をきちんと行えば、殆どの人は「設置拒否することが明白」なのです。

 だから、「交換ですよ」などと言って、詳しい説明も行わずに勝手に変えていくのです。ユーザーとして見れば、「今まで通りのメーターに交換したもの」と思い込んでいるのです。

 つまり、スマートメーターに知らない内に交換されてしまった家庭に対しては、このような「ダマシの手口」で交換したものになるわけですから、消費者保護の観点からも、この設置行為は「無承諾、故に無効」である筈です。

 従って、どれ程の無承諾設置があるのか、極めて酷い状況だと思われるのです。皆様も、ご自分の電力メーターを、今一度よく確認されることをお勧め致します。

 知らない内に交換・設置されていると思います。東電などの企業も、行政と同様に、自己に都合が悪いことになると、「平気でウソをつく」のですから、注意が肝心です。
                         以 上
**********

■引き続き、このスマートメーターを巡る件については、この問題に取組んでいる当会会員はじめ読者の皆さん、そしてさまざまなかたがたから進展状況を都度報告いただきながら、皆さんと情報共有をしてまいる所存です。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
3



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