2019/2/4  12:57

東電の毒牙から赤城と県土を守れ!…前橋バイオマス補助金返還第12回弁論準備で4月24日に尋問決定!  東北関東大震災・東電福島原発事故

■東電グループの関電工を事業主体とする前橋バイオマス発電施設は、群馬県が定めた環境アセスメントを行わないまま、一昨年末迄に事実上竣工し、昨年2月から本格運転が開始され、同4月24日には行政関係者を招いて完成披露式=開所式まで開かれてしまいました。この暴挙を食い止めようと、当会は地元住民団体とともに、発電施設に隣接する木質チップ製造の施設に対する補助金交付の「差止」もしくは「処分の取消」を求める訴訟を2016年7月15日に提起しました。それから早くも2年6カ月が経過しました。そして1月30日(水)午前10時30分から前橋地裁3階の31号ラウンド法廷で第12回弁論準備が開始されました。
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 なお、昨年2018年4月25日(水)午後4時30分に開かれた第8回弁論準備以降、これまでの本件裁判に関する情報はブログ記事を御覧下さい。
○2018年6月15日:東電の毒牙から赤城と県土を守れ!…6月20日前橋バイオマス補助金返還第9回弁論に向け原告が準備書面(8)提出
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2669.html
○2018年8月4日:東電の毒牙から赤城と県土を守れ!…9月5日前橋バイオマス補助金返還第10回弁論に向け被告が第7準備書面提出
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2716.html
○2018年8月28日:東電の毒牙から赤城と県土を守れ!…9月5日前橋バイオマス補助金返還第10回弁論に向け原告が準備書面(8)提出
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2737.html
○2018年10月2日:東電の毒牙から赤城と県土を守れ!…10月26日前橋バイオマス補助金返還第11回弁論に向け原告が証拠申出書を提出
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2767.html
○2018年10月6日:東電の毒牙から赤城と県土を守れ!…10.26前橋バイオマス補助金返還第11回弁論に向け被告第8準備書面が届く
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2772.html
○2018年10月27日:東電の毒牙から赤城と県土を守れ!…10.26前橋バイオマス補助金返還第11回弁論準備でついに証人尋問決定!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2795.html
〇2019年1月22日:東電の毒牙から赤城と県土を守れ!…1.30前橋バイオマス発電訴訟第12回弁論準備に向けて被告陳述書2通が到来!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2864.html

■この日は、10時から別件の前橋市役所不倫職員に関する事件の第2回口頭弁論が終わった後、10時半から本件事件の第12回弁論準備が3階のラウンドテーブル室で開かれました。

*****前橋地裁開廷表*****
第21号法廷(本館2階)開廷表
平成31年1 月30日 水曜日
●開始/終了/予定 10:00/弁論
○事件番号/事件名 平成30年(ワ)第162号/損害賠償請求事件
○当事者      坂入律子/鈴木知明
○代理人      都行志 /村上大樹
○担当       民事第1部合議係
          裁判長 渡邉和義
          裁判官 高橋浩美
          裁判官 浅川浩輝
          書記官 中埜光哉
●開始/終了/予定 10:00/弁論
○事件番号/事件名 平成30年(行ウ)第12号/不倫職員時間外手当等不正支払損害賠償請求事件
○当事者      鈴木庸/前橋市長 山本龍
○代理人      −  /安カ川美貴
○担当       民事第1部合議係
          裁判長 渡邉和義
          裁判官 高橋浩美
          裁判官 浅川浩輝
          書記官 中埜光哉

●開始/終了/予定 13:10/弁論
○事件番号/事件名 平成29年(ワ)第563号/廃棄物撤去等請求事件
○当事者      高橋正 外/大同特殊鋼株式会社
○代理人      高坂隆信 /浅沼大貴
○担当       民事第1部合議係
          裁判長 渡邉和義
          裁判官 高橋浩美
          裁判官 浅川浩輝
          書記官 中埜光哉
●開始/終了/予定 13:10/弁論
○事件番号/事件名 平成30年(ワ)第349号/損害賠償請求事件
○当事者      安田年美 外/医療法人廣仁会
○代理人      都行志   /城田佳充
○担当       民事第1部合議係
          裁判長 渡邉和義
          裁判官 高橋浩美
          裁判官 浅川浩輝
          書記官 中埜光哉
●開始/終了/予定 14:00/弁論(本人尋問)
○事件番号/事件名 平成30年(ワ)第28号/損害賠償請求事件
○当事者      株式会社北関百瀬 外/大西敏博
○代理人      吉野晶       /青木一郎
○担当       民事第1部合議係
          裁判長 渡邉和義
          裁判官 高橋浩美
          裁判官 浅川浩輝
          書記官 中埜光哉

*****前橋地裁開廷表*****
本館2階 第24号ラウンドテーブル法廷開廷表
平成31年1 月30日 水曜日
●開始/終了/予定 10:00/10:30/弁論
○事件番号/事件名 平成30年(ワ)第181号/根抵当権法定登記抹消登記手続請求事件
○当事者      青木敦/高崎信用金庫
○代理人      −  /善如寺雅夫
○担当       民事第2部E係
          裁判官 松本有紀子
          書記官 西澤駿
**********

■いつものように、原告2名と被告群馬県関係者5名及び訴訟代理人3名の計8名が書記官に案内されて31号室に入り、裁判官3名の入室を待ちました。

 2分ほどして渡辺和義裁判長以下、高橋浩美裁判官と浅川浩輝裁判官がやってきました。

 「おはようございます」の挨拶を交わした後、裁判長は「今日は幾分あたかいでしょうかね」と声をかけてきたので、「はい、風がない分、そのように感じられます」と原告から言葉を返しました。「そうですね。まあ、皆さん車で来られるのでさほど関係ないかもしれないけど」との感想がありました。

 さっそく非公開の弁論準備手続きが開始しました。最初に、書証の確認として、乙16と17号証の原本が被告から提示されました。裁判長が確認後、原告にも「確認されますか」と提示があり人と折り目を通しました。特段コメントはありませんでした。

 裁判長は続いて「次は認証の調べをしたいと思っているが、我々は本日陳述をいただいた唐澤さんと福本さんから事情を聴きたいと思う。この両名について主尋問をとる準備をしていると思うので、認証の申し入れが必要だと思う。まだ提出していただいていないので早急に追加をしていただきたい。」と被告の群馬県に対して指示を出しました。

 そしてさらに被告に向かって「さて、主尋問をとられる順番とどちらを先にするか、そして主尋問の時間を教えていただきたい。主尋問はどちらが先だと考えているのか?」と質問しました。

 被告側からは「・・・」と返事がないため、裁判長は「福本さんからかと思うが。どちらかというと現場の人だし、唐澤さんは役所で、そうですかという感じで、あとからという立場の人だろうから、それでよろしいか?」と水をむけたところ、被告は「はい」と小声で答えました。

 裁判長は「では福本〜唐澤という順番にしたい。次に主尋問の時間はどれくらいでよいか?」と被告に聞きました。被告は「・・・えーと、そうですね」とこれまた優柔不断な姿勢をみせたので、裁判長は「陳述書を出していただいているので、20分程度で要領よくやれるのではないかな?」と被告をリードしたところ、被告は「・・・そうですね。20分でお願いします」と答えました。

 裁判長が「両名とも?」と質問すると、被告は「福本さんの方は少し長め、25分くらいでやってもらいたいと思う」と答えました。裁判長が「唐澤さんは?どの程度の感じ?」と質すと、被告は「20分程度で」と答えました。

 その後のやりとりはおおむね次のとおりです。

裁判長「はい分かりました、20分くらいということで時間が守れるようにちゃんと証人テストをしておいてください。さて、反対尋問だが、原告側の尋問時間は手探りの主尋問時間で60分とか45分って書いてあったと思うが、反対尋問であればこれほどの時間はいらないと思う。福本さんに対する反単尋問はどのくらいあればよいか?」

原告「一応60分の尋問を想定している・・想定していたが、この間の陳述書を読めば読むほどいろいろなことを確かめる必要性を感じている。」

裁判長「ああそう。」

原告「ええ。できれば60分をお許しいただけるとありがたいですけど。ぜひ。」

裁判長「あのね、通常はどんなに長くても大体一人の証人は1時間くらいで終わる。どんなに長くてもね。だから、主尋問は20分ないし30分を目安で、残りの30分とか40分を反対尋問に当たるのは良いと思うが、60分というのはちょっと長いかな。」

原告「つまり、個人的な忍耐の許容範囲を超えるということですか?」

裁判長「忍耐、私は忍耐は結構あるほうだから・・・」(場内笑い)。

原告「いや、それは裁判長のことではなくて(場内笑い)、その問い詰められる方のかたのことです。」

裁判長「ああ、それならば、あまり気にしなくてもよい。では25分だったら、そうだなあ、50分くらいを目安に。」

原告「ありがとうございます。」

裁判長「まあ、倍の40分くらい。こういう目安に行きましょう。で、反対尋問は50分厳守だと思うが、理論的に合う、合わないということもあるので、多少ちょっと伸びても、とやかくはいわない。だけれど、50分で余裕をもって終われるような組み立てをね、その場しのぎの、その場で考えるような反対尋問はやめてほしい。どういうふうに攻め立てるかという形であらかじめシナリオを考えて臨めば、50分はいらないだろう。」

原告「わかりました。シミュレーションをやっておきます。なるべく裁判長の負担を軽減するように配慮したいと思います。」

裁判長「ええ。それでは次回期日を決めたい。・・・・3時間取れれば十分かな。・・・・それでは4月10日午後は?」

原告「はい。OKです。」

被告「唐澤が4月10日、ちょっと証人の方が都合がわるいです。」

裁判長「ああそう。」

原告「二人とも?」

被告「いや、唐澤のほうが。」

原告「唐澤さんはまたどこか群馬女子大から異動されるんですかね?」

被告「・・・」

裁判長「4月はちょっと多すぎるな。4月11日(木)は、木曜日、次の日だが、どうか?」

原告「全く問題ありません。」

被告「さしつかえます。」

裁判長「それでは18日の木曜日は?」

被告「その日は午後いっぱいふさがっています。」

裁判長「ああそうか。ではまあ、24日午後はどうか。4月24日水曜日、どうでしょうか?」

原告・被告「大丈夫です。」

裁判長「大丈夫?」

被告「はい。」

裁判長「それでは、4月24日水曜日の1時半だったらよいかな。1時半にしましょう。」

原告・被告「はい。」

裁判長「夕方、多少伸びたりしても大丈夫なように、そのあと事件をいれないようになるべくお願いしますね。」

書記官「はい。」

裁判長「では確認します。4月24日水曜日午後1時30分から順番は福本さん、唐澤さんの順福本さんは主尋問25分にたいして、反対尋問が50分。唐澤さんは主尋問20分に対して、反対尋問は40分。認証の申し出は速やかにしてもらいたい。今日はこのくらいでおわりましょうか。よろしいか?」

原告・被告「はい。」

裁判長「それでは、準備の方よろしくお願いします。」

原告「ありがとうございました。」

裁判長「それでは、ごめんください。」

 と言い残すと、裁判長らが退出の支度にかかりました。被告ら8名もそそくさと席を立とうとしたのをみた裁判長は、見かねて、「どうぞ、ゆっくり準備して退出してください。今部屋はこのマンで結構ですから」と声をかけるほどでした。原告は「ご配慮ありがとうございます」と謝辞を述べました。

■こうして10分ほどで第12回弁論準備を終了しました。いよいよ次回は、公開の場で、関電工の亡国事業である前橋バイオマス発電事業をめぐる官業癒着の構図にいよいよメスを入れられる時が来ました。

 当会では地元の住民団体の皆さんと今後、尋問事項の洗い出しや、尋問時間に合わせたシナリオ作り、さらに想定問答を実際にシミュレーションして、すこしでもこの官業癒着の真相をあぶりだすべく、準備万端、整えてまいる所存です。

※関電工の前橋バイオマス発電事業:
次回証人尋問期日=4月24日(水)13:30〜前橋地裁21号法廷
⇒関電工・福本雅邦証人:主尋問25分、反対尋問50分
⇒群馬県・唐澤素子証人:主尋問20分、反対尋問40分


【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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