2019/3/19  22:43

新年度を間近に控えた群馬高専(+長野高専)…現況やいかに?  群馬高専アカハラ問題

■群馬高専アカハラ問題をめぐる同校と当会の闘いについては、被害者らによる告発が当会になされてから間もなくはや4年が経過しようとしています。不開示処分取消裁判の結果として、関連文書の一部開示こそなされたものの、その後も山崎体制の群馬高専が依然として強硬な隠蔽姿勢を続けているため、遺憾ながらなかなか打開策が見出せず、膠着状態に陥ったままとなっています。
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平成23年の群馬高専設立50周年記念ロゴデザイン最優秀賞作品。当時環境都市工学科5年在学の新海敬之氏作成。赤城・榛名・妙義の上毛三山に囲まれ、利根川が流れる豊かな大地で、心暖かで溌溂としたグローバル・エンジニアが育つ群馬高専を表す。群馬高専を囲むG型の曲線には、群馬の頭文字、学生の元気と頑張り、そして善意(Goodwill)と幸運(Good fortune)の意味が込められている。

 ところで、この強硬な隠蔽姿勢の強力な軸と歯車になっていたとみられる群馬高専の猿田事務部長(2017年度〜)と櫻井総務課長(2016年度〜)について、両名とも1958年度生まれであり(参考⇒https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2566.html)、今年度末に定年退職すると判明していたため、群馬高専の現況に関する質問をすることを兼ねて、電話口で退職前の挨拶をしておくことにしました。

 当会が3月11日に群馬高専に電話を掛けたところ、櫻井課長が電話口に出ました。会話の内容は次のとおりです。

当会:2017年度の情報をまとめた「校報」131号が、2019年度間近の今になっても未だに掲載されていないようだが、遅すぎないか?

櫻井課長:自分は知らなかった。調べてみる。(10分経って)……調べたところ、現在131号は掲載準備中。いつ掲載するのかは具体的に申せないが、近々といったところ。

当会:今年度から受験方式を大幅に変更したようだが、なぜ変更したことをしっかりとアナウンスして注意喚起していないのか?いくらなんでも配慮に欠けすぎている。

櫻井課長:いちおう受験生に対する説明会、チラシ、パンフ、あるいはHP上でそれなりに説明したつもり【当会注:とはいうものの、群馬高専のHP上に、少なくとも目につく場所にそのような説明文は見当たらない。チラシやパンフは当会には確認不能】
とはいえ、それで十分だったかどうかは定かではない。なお、オンブズマンのブログについても一応見させてもらった。

当会:どうでもいいことだが、群馬高専教職員の予定管理はサイボウズを使っているのか?

櫻井課長:他のソフトとあわせて、使っている。

■最後に、「長い間当会に付き合ってくれてありがとう。お疲れ様」と声をかけると、「なぜそのような個人的なことを知っているのか?」と訝しげな様子を一瞬見せつつも、何だかんだ「長い間お世話になりました」と返礼しました。当会から、「猿田部長にもよろしくお伝えください」と言うと、先方からは「承知しました」と返事があり、電話が終わりました。

 群馬高専のこれまでの強権的体制の維持に一役買っていた猿田部長・櫻井係長という主要幹部がゴソッと消えてしまうことで、いよいよ西尾前校長時代や訴訟過程を知る事務方までもが群馬高専を去ってしまうことになります。この後釜に果たしてどのような人物が就くのかは、新年度になってみなければわかりませんが、猿田部長の例を鑑みるに、より高専機構の意向を反映した「優秀な」人材が一挙に投入されてくる可能性が高いものとみられます。

■また、「校報」人事情報非公開や入試方式変更など、群馬高専がコッソリと行っていた各種措置について、理由や経緯を明らかにすべく、3月11日に以下のとおり群馬高専に情報開示請求をおこないました。

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(1)2016年10月に貴校が「校報」の人事情報を非公開としたことについて、その決定の経緯や命令者の役職・氏名に関わる一切の文書(校内会議の議事要旨・議事録・開催日程、または指示文書や記録等が想定される)。
(2)2019年度入学者選抜より、その前年度以前に比べて入試実施要項を多項目にわたり大幅に変更したことに関して、その変更の経緯・理由や検討・決定過程に関わる一切の文書。
(3)貴校の西尾典眞前校長に関して、就任から退職までの予定表(スケジュール)・勤務記録データのすべて

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 この情報が開示されるのは新年度、つまり幹部の陣容が入れ替わった後になるものとみられます。この情報開示請求への対応を小手調べにして、まずは新幹部のお手並み拝見といきたいと考えています。

■一方で、群馬高専での事件拡大をきっかけに腐敗した実態が明るみに出たお隣の長野高専でも、動きがありました。前年から校長が交代する可能性についてささやかれていましたが、関係者からの情報によれば、どうやら本当に今年度末をもって石原校長が退任し、校長が交代する見通しだということです。

 この校長交代劇に、当会の活動がどれほど影響を与えたのかは定かではありませんが、やはり天下り校長の定石は「責任も取らずに逃亡」なのだと再認識させられました。とはいえ、これで一件落着というわけではありません。天下り校長がただ逃亡しただけで、長野高専がこれまでブクブク溜め込んできた膿が吐き出されたわけではないからです。

 当会では、この膿が完全に吐き出されるまで、追及の手を緩めない方針でいます。

■ところで、この校長交代劇に関しては、11月に石原氏が文科省人事課を訪れていたとの証言があったため、関係者の間で予測がなされていました。当会が気になったのは、この訪問について、文科省側に果たして記録が残っているのだろうか、ということです。もしかすれば、群馬高専の西尾前校長の逃亡劇についても同様に証拠が掴めるかもしれません。

 そのような観点から、当会では3月11日に以下の情報開示請求書を文科省宛に提出しました。

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2018年11月16日に、貴省から出向中の職員である石原祐志氏が貴省人事課を訪れたことに関して、登庁記録・来庁記録等の一切、加えてこれに関連して作成した文書の一切
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 この開示請求に関しても、文科省からの反応を注視していく次第です。

■当会では、年度替わりを前にして状況の整理と情報収集に努めつつ、新年度そして新元号のもと新たなアクションを始めるための準備を粛々と進めていこうと考えています。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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