2019/9/26  23:39

東電がつき続ける「スマートメーターのウソ」…火災・電磁波障害に加えて、今度は誤表示・誤差問題  東北関東大震災・東電福島原発事故


■東電の子会社の関電工による前橋バイオマス発電施設の騒音や振動に悩まされている当会会員のところに、9月18日、東電から「お知らせ」が届きました。スマートメーターの導入に伴い、契約を変更すると書かれてますが、殆どがこれまで実施してきたサービスの終了・打ち切りを告げる内容ばかりです。ポイント・サービスと銘打って、1000当たり5円(0.5%)の還元というふざけたもの以外は、全くサービス向上とは程遠いものばかりです。火災や電磁波障害のリスク満載のスマートメーターの導入と引き換えに、さらに東電によるボッタくりをさせられ、原発の尻拭いをさせられてはたまったものではありません。
 しかもそのうえに、スマートメーターの電気使用量の表示に大きな誤差があるというのです。
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 東電のサービス改悪宣言文は次をご覧ください。
※TEPCO:電気料金の変更および契約内容の見直しについて
http://www.tepco.co.jp/ep/tax/pdf/electrical02_list.pdf

 さて、スマートメーターの電気使用量表示誤差の疑義について、9月2日の東京新聞に次の記事が掲載されました。

**********東京新聞2019年9月2日
ZIP ⇒ j.zip
【こちら特報部】交換後、電気料金が倍に
スマートメーター大丈夫? アパート2DK男性宅 請求
今年1月、前月比8000円増加 前年同月比では約1万円増

 スマートメーターに交換後、電気料金が倍増した―。首都圏に住む男性から耳を疑うような情報が「こちら特報部」に寄せられた。電気料金は交換の翌月から上がった。部屋の広さや生活スタイルから考えると、不自然なほどの高さだ。同様の情報はこの他にも数件ある。一方、東京電力は「スマートメーターの計測は正しい」と強調している。
(石井紀代美)
 千葉県の古びたアパート二階にある男性の部屋を訪ねた。問取りは2DKの三十三平方メートル。四畳半の小さな居間で作動していた電化製品は、エアコンと床に置いた小さな扇風機ぐらいだった。
 「電気の使い方は変えていないのに、スマートメーターに切り蓄えた途端に異変が起きた。こんなに多く使っていない」。男性は過去の電気料金の請求書を手に経緯を振り返る。
 スマートメーターに切り替わったのは二〇〇八年十二月の中句。年が明け、ポストに届いた一月の請求書に驚いた。請求金額は一万九千百十七円。前月よりも約八千円も高い。前年の同じ月で比べると一万円ほど高い二倍だった。
 男性はかつて研究所に勤める研究員だった。病気で体調を崩して退職した。仕事はしていなく。生活保護を受けている。生活リズムは同じで、朝は八時ごろに起き、深夜零時頃に床に就く。自宅にいる時間が長いのは確かだが、電気の使い方はメーター巷間の前後で変わらない。新たな電化製品が増えたわけでもない。東電と契約するアンペア数もそのままだった。
 初めは「知らないうちに、たくさん使っていたのかも」と考えた。だが、二月も三月も、例年の二倍近い請求が続いた。ようやく、原因は自分の使い方ではないと気が付いた。一月の請求後、電気の使用を抑えるため、できるだけエアコンはつけず、服を重ね着して寒さをしのいでいたからだ。
 「いつもより少ないことはあっても増えることはない。しかも二倍になるなんて、ありえない」
 共通の廊下。各部屋の前に洗濯機用のコンセントが付いている。盗電を疑った。差し込んである洗濯機のプラグに、はさみで細く切ったセロハンテープを貼った。誰かがプラグを抜けば、 テープがはがれる仕掛けだ。しばらく続けたが、 外された形跡はなかった。
★東電側「正確」交換前に「誤差」
 三月、東電に相談すると、すぐに作業員がメーターの検査に来た。測定器のようなもので計測した後、作業員は「スマートメーターは正確。これまで安かったのは、交換前のアナログメーターに誤差があったからだ」と説明した。
 アナログメーターがきちんと計れていなかったということだ。だが、男性は納得いかない。
 「5%程度の変動なら誤差と言えるかもしれない。でも、二倍になったものを誤差と呼ぶのは明らかにおかしい。事実なら、東電はそんないいかげんなメーターで電気量を計り、私たちに電気料金を請求していたことになる」
 料金が倍増したのは一〜四月。男性は例年との差額約四万円の返還を求めたが、東電側は「スマートメーターは正しい 」の一点張りで応じてくれなかった。
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前年同月の約2倍に跳ね上がった電気料金の請求書=一部画像処理

自身で2月の使用量計算
413キロワット時で1万2305円⇒請求688キロワット時2万1259円

★欧米などで論文 「電磁干渉で誤表示も」★
 おかしいと言うだけではらちが明かないと考え、 男性は自分で使用量を計算してみることにした。電化製品に取り付けて消費電力を計ることができる機器や取扱説明書にある消費電力を参考に、パソコンやエアコンから電動ひげそりの充電器まで計三十九点の消費量を洗い出した。
 電気料金が最も高かった二月で試算すると使用量は四百十三キロワット時。東電の料金表に当てはめると、 一万二千三百五円で例年とほぼ同じ額だった。実際の請求額は二万一千二百五十九円で使用量は六百八十八キロワット時。試算と大きく離れていた。この数値を東電に示しても対応は変わらなかった。
 ちなみに二階建ての一軒家に家族で住む記者の場合、同じ二月の電気料金は約二万一千円(約七百三十キロワット時)。同じ二階建ての一軒家に夫婦で住む担当デスクの料金は約九千五百円だった。狭い部屋に一人で暮らしている男性の電気料金としては、二万円超はやはり不自然なようだ。
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電化製品の消費電力を実測する計器。これらを使い、男性は自分の消費電力を推計した=千葉県で
 男性と同様に、スマートメーター交換後に業金が上がったという声はほかにもある。
 今年五月に発足したばかりの「スマートメーターによる電力料金水増請求被害救済の会」は、神奈川や埼玉で、これまでに計三件を把振している。 松尾浩一代表によると、「20%増えた」「倍増した 」という相談が寄せられている。しかも、時期は男性と同様に二月前後の冬場だった。
 さらに不可解なこともある。 松尾代表は「東電に苦情を言った後、元の水準に戻った人もいる」と語る。男性も七、八月は請求金額が例年並みだった。「冬と異なるのは、エアコンが暖房から冷房に変わったことぐらい」と首をかしげる。
スマートメーターを巡っては、過去にトラブルが起きている。
 二〇一六年にはシステムトラブルで電気使用量のデータが不明になり、同年四 月から新規参入した電力会社が、客に料金を請求できなくなった。また、契約している家庭や商店など約八千件以上で、誤った使用量が通知され、一世帯当たり数万円高く請求されるという事例が相次いだ。
 欧米を中心に気になる論文も複数発表されている。電磁干渉を受けて誤表示するスマートメーターがあるというのだ。電磁干渉とは、ほかの電化製品や電子機器から出ている電磁波の影響を受け、 動作に障害が出ることを指す。
 二〇一六年にオランダのフランク・レフェリンク氏ら三人が米国電気電子学会(「IEEE」に発表した論文がその一つ。三氏は九種類のメーターで電磁干渉の実験をした。実際より少ない電力消費量を示すメーターがあった一方で、五倍以上の数値を誤表示するものがあったと伝えている。
★尽きぬ消費者の疑問 どう払拭?★
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東京電力パワーグリッドの本社が入る東京電力本社=東京都千代田区で
 スマートメーターは本当に大丈夫なのか、と心配になる消費者もいるだろう。東京電力側は疑問にどう答えるのか。
 設置を進めているのは東京電カパワーグリッド。広報担当の寺内壮氏は「 メーターはすべて、 検定にクリアしたものを取り付けている。計測値は正しいと思っている」と説明する。検定作業は、スマートメーターを推進する経済産業省所管の「日本電気計器検定所」が行っている。
 同社には、 電気使用量に関する問い合わせが月平均で約千四百件寄せられている。ただ、内容まで把握してなく、「 スマートメーターの交換に伴う問い合わせがどれくらいあるかは分からない」という。
 料金への疑問だけでなく、スマートメーターは突然の発火で火災を引き起こす危険性がある。一度立ち止まって、消費者の疑問を払拭してほしいのだが・・・。

【デスクメモ】
 雪国で一人勤務だった時、約二百平方メートルの自宅兼事務所の暖房がエアコンだった。電気料金は会社持ち。とはいえ、いったん自分で建て替えて集金人に払う。それが二万円だったと記憶している。三十三平方メートルで同額。サウナのような暑さにしないと、そんな金額にならないのでは。   (裕)
     2019・9・2
**********

■ネットでは、スマートメーターの精度について疑問の声が渦巻いています。なにしろウソつきの東電が、「正確だ。間違いなどない」と強調すればするほど、我々国民は疑い深くなる癖がついてしまいました。

 ここにひとつのブログ記事があります。「スマートメーターとは名ばかりで、実際は盗電メーターであるという事実」と題する記事です。
○2019年4月21日:スマートメーターとは名ばかりで、実際は盗電メーターであるという事実
https://ameblo.jp/koichimatsuo1/entry-12455525030.html

 筆者は13年前にインドの配電事情を現地調査したことがありますが、当時、インドでは3相4線の配電線が裸線のため、絶縁テープを巻いた針金の先をフック状にして、窓から外の電柱の電線に引っ掛けて、勝手に電気を引き込んだり、街路灯のスイッチボックスのふたを開けて、ケーブルを付けて路上でアイスクリームを販売している屋台などをあちこちで見かけました。インドの電力庁によれば、配電される電気のうち半分が、こうした「盗電」だということでした。

 しかし、我が国では、スマートメーターの精度に疑問があり、しかもスマートメーターで消費される電力もユーザーに転嫁されているという疑惑があるというのです。これでは、東電パワーグリッドならぬ「盗電パワーグリッド」同然ではないでしょうか。

 スマートメーターには、他にも電磁波障害という問題も抱えています。電磁波による弊害については別途報告します。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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