2019/11/19  23:36

高崎芸術劇場が舞台の官製談合事件……落札率ワーストの高崎市で起きた必然性と果たしてこれだけかの疑問  高崎市の行政問題

■昨日浮上した高崎芸術劇場を巡る不祥事件は、まさに舞台で繰り広げられたかのような典型的な官製談合のシナリオです。むしろ、本当にこれだけなのだろうか、という疑問が湧いてくるほどです。今年9月1日・2日にかけて岐阜市で開催された市民オンブズマン全国大会で、高崎市は2018年度で県庁所在地市・中核市における落札率において、2018年度1年間の平均値がなんと99.1%を記録し、2位の豊橋市を1.4ポイント話してダントツにランクされました。ちなみに、前橋市はワースト12位で落札率平均値は95.9%です。また、群馬県も健闘?しており、都道府県ランキングで、1位山梨県97.9%、2位秋田県97.5%に次いで、堂々の第3位にランクインしており、その落札率は95.9%となっています。
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9月2日岐阜市で開催されたオンブズマン全国大会の「入札談合調査報告」で発表された、全国県庁所在地市・中核市トータル63市のうち高崎市が落札率トップに輝いた瞬間!


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調査対象。
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落札率。
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群馬県も全国47都道府県中、堂々の落札率3位!
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この他、要綱・条例もないまま補助金交付をしている全国でも稀な自治体として、「高崎市」の名が挙がっている。
※2019年市民オンブズマン全国大会資料1(入札・談合) ZIP ⇒ 2019nspidekj.zip

 さて、この事件は公表されたばかりで、全貌や真相は未だに闇に包まれていますが、報道記事を見る限り、2016年から足掛け4年をかけて、総額260億円を投じた事業のうち、舞台用照明設備で予定価格5800万円(税抜き)の部分であることがわかります。これを市内の業者が官側から提供された予定価格を参考に、5680万円(税抜き)で受注し、落札率は97.9%であったことがわかります。

 オンブズマンの定義として、落札率が95%を上回った場合には、談合が強く疑われる案件だと認定しています。その尺度からいうと、明らかに談合の素地が認められます。

 ただし、高崎芸術劇場の構造物のように大規模工事ではなく、照明設備の納入という、いわゆる機材の調達分野での入札ですから、最低価格というものは設定されないはずで、その中で、97.9%という高止まりの落札率であったということは、応札した全部で12社の同業者の間でも、いわゆる話し合い=談合があったとみるのが自然だと思います。

 このあたりのからくりは、今後高崎市への情報公開請求を通じて、真相を追及していく必要があると思います。

■この事件は、11月18日夜、群馬県警が高崎市の職員ら3人の容疑者を逮捕したあと、11月19日の未明から明け方にかけて市役所や高崎芸術劇場を家宅捜索するなど、異例の捜査が展開されました。報道記事や放送内容を見てみましょう。

**********上毛新聞2019年11月19日
高崎財団幹部ら逮捕へ 芸術劇場関連 工事価格漏らした容疑
 高崎市の文化施設「高崎芸術劇場」に関連する同市発注の公共工事を巡り、一部の予定価格などを漏らした疑いが強まったとして、県警が官製談合防止法違反などの容疑で、劇場を管理運営する高崎財団の幹部や市職員ら数人から事情聴取し、逮捕状を請求したことが18日、捜査関係者への取材で分かった。工事関係者も含まれているとみられる。近く逮捕する見通し。
 捜査関係者によると、今年9月に開館した高崎芸術劇場に関連する一部工事を巡り、事前に価格を漏らしたほか、入札の公平性を害した疑いがあるとみられる。
 同劇場は同市が約260億円を投入し、国内最大級の舞台面がある大劇場(約2千席)など三つの主なホールを備える文化施設。
(当会注:11月19日朝刊一面記事なので、この記事を他社に先駆けて掲載した上毛新聞は前日の18日夜、印刷原稿締め切り直前までにこの情報を入手したことになる)

**********NHK News Web群馬2019年11月19日06時15分
高崎芸術劇場で談合か課長ら逮捕
 群馬県高崎市が発注した劇場の照明の購入をめぐり、入札の予定価格に関する情報を業者に漏らして落札させたなどとして、警察は高崎市の課長と業者の社長ら合わせて3人を官製談合防止法違反などの疑いで逮捕しました。
 逮捕されたのは、高崎市総務部の課長で「高崎芸術劇場」の副館長の佐藤育男容疑者(50)と「高崎芸術劇場」の館長の菅田明則容疑者(66)、それに高崎市内の業者の社長の阿久澤茂容疑者(68)の3人です。
 警察によりますと、佐藤課長は高崎市の都市集客施設整備室長だったことし1月ごろ、高崎市が発注した「高崎芸術劇場」の照明の購入をめぐり、入札の予定価格に関する情報を菅田館長を通じて阿久澤社長に漏らしたなどとして官製談合防止法違反などの疑いがもたれています。
 高崎芸術劇場はことし9月にオープンし、地上8階、地下1階建てで、3つの劇場などを備えています。
 警察によりますと、逮捕容疑となった入札には13社が参加し、阿久澤社長の会社が予定価格に近い価格で落札したということで、警察は高崎市役所などを捜索し、押収した資料を分析するなどして詳しいいきさつを調べています。
 警察は3人の認否を明らかにしていません。
 事件を受けて高崎市の富岡賢治市長は19日、記者会見を開き、市民に謝罪するとともに職員の法令順守を徹底するための対策室を新たに設置する方針を明らかにしました。
 この中で富岡市長は「市民の行政への信頼を損なう行為で、とても信じられない思いだ。市民の皆様にご迷惑をかけたことをおわびしたい」と述べました。
 高崎市によりますと、佐藤容疑者は高崎芸術劇場で予算などの事務を、また菅田容疑者は公演の企画立案などを担当していたということです。
 また、会見で富岡市長は今後、市の職員でもある佐藤容疑者に対する処分を検討するほか、市長自身も何らかの処分を受ける必要があるという考えを示しました。
 そのうえで富岡市長は、来月1日付けで外部の弁護士などから成るコンプライアンスの対策室を新たに設置し、職員の法令順守を徹底する方針を明らかにしました。
 「高崎芸術劇場」は高崎市が平成28年から総額およそ260億円をかけて建設し、ことし9月20日にオープンしました。
 JR高崎駅の東口と専用の歩道でつながっていて、地上8階、地下1階建てで、延べ床面積は2万7000平方メートルあり、3つの劇場を備えています。
 オープンを記念して、メインの「大劇場」では高崎市に拠点を置く「群馬交響楽団」がベートーベンの交響曲、「第九」を演奏し、市民が合唱しました。
 メインの「大劇場」は2030人の観客を収容でき、舞台は間口が28メートル、奥行きが18メートルと国内最大級の広さで、音響効果を生かすため壁が波打つようにデザインされています。
 これらの劇場では、オーケストラのコンサートのほか、大がかりな舞台演出が必要なオペラやミュージカルも上演でき、まちの活性化の起爆剤になることが期待されています。
 オープンに先立って9月13日に報道関係者を対象に行われた内覧会で「高崎芸術劇場」の佐藤育男副館長はNHKの取材に対し「多彩なジャンルのコンサートを発信し、国内だけでなく世界からも足を運んでもらえるようにしていきたい」と述べていました

**********群馬テレビ2019年11月19日(火)14:05配信
官製談合防止法違反で高崎市職員など逮捕 群馬・高崎
 2019年1月、群馬県高崎市が発注した指名競争入札で入札予定価格を漏らしたなどとして、官製談合防止法違反などの疑いで、群馬県警は、18日夜、高崎市の職員ら3人を逮捕しました。
 官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されたのは、高崎市企画調整課付課長の佐藤育男容疑者50歳と、ラジオ高崎社長で高崎財団副理事長の菅田明則容疑者66歳、そして高崎市の阿久澤電機社長の阿久澤茂容疑者68歳の3人です。
 警察によりますと、3人は共謀して、2019年1月、高崎市が発注した高崎芸術劇場で使用する照明備品購入の指名競争入札で、当時、予定価格を知り得る立場だった佐藤容疑者が、菅田容疑者を通じて阿久澤容疑者に入札予定価格を漏らし、1月24日に実施された指名競争入札で、阿久澤容疑者の会社に入札させた疑いがもたれています。
 警察によりますと、佐藤容疑者が菅田容疑者に漏らした予定価格は税込6264万円で、阿久澤容疑者の会社が予定価格に近い税抜5680万円で落札しました。
 高崎芸術劇場は9月にオープンし、菅田容疑者が芸術劇場の館長を、佐藤容疑者が副館長を務めています。
 警察では3人の認否については明らかにしていませんが、19日未明から明け方にかけて市役所や高崎芸術劇場を家宅捜索し、価格が漏れた経緯を詳しく調べています。

**********朝日新聞デジタル2019年11月19日01時01分
高崎市職員ら逮捕 劇場照明の入札予定価格を漏洩容疑
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写真・図版群馬県警察本部=2019年10月17日午後0時14分、前橋市大手町1丁目、松田果穂撮影
 群馬県高崎市が発注した劇場の照明備品の入札価格を業者らに漏らしたとして、群馬県警は18日、高崎市職員の佐藤育男容疑者(50)=高崎市大八木町=ら3人を官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕し、発表した。県警は認否を明らかにしていない。
 他に逮捕されたのは公益財団法人高崎財団副理事長の菅田明則容疑者(66)=同県安中市安中2丁目=と電気工事会社「阿久沢電機」社長の阿久沢茂容疑者(68)=高崎市江木町=。
 捜査2課によると、劇場建設を所管する市都市集客施設整備室長だった佐藤容疑者が今年1月ごろ、劇場で使用する照明の指名競争入札で、菅田容疑者を通じて阿久沢容疑者に税抜きで5800万円の予定価格を伝え、予定価格に近い5680万円で落札させ、公正な入札を妨害した疑いがある。
 劇場は今年9月にオープンした。高崎財団は劇場の管理運営を行っており、佐藤容疑者は4月、市から財団に派遣されている。3人は同じ高校の卒業生だったとみられる。

**********TBS News 2019年11月19日4時51分
官製談合で高崎市幹部ら逮捕
 群馬県高崎市にある芸術劇場の照明設備の入札をめぐり、予定価格を漏らすなど不正な入札を行わせたとして、高崎市の幹部ら3人が逮捕されました。
 官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されたのは、高崎市の幹部・佐藤育男容疑者(50)、会社役員の菅田明則容疑者(66)、阿久澤茂容疑者(68)の3人です。
 警察によりますと、今年9月にオープンした高崎芸術劇場の照明設備の入札をめぐり、佐藤容疑者が予定価格を菅田容疑者を通じて阿久澤容疑者に伝えるなど、共謀の上、入札を不正に行わせた疑いが持たれています。この入札は、阿久澤容疑者の電気工事会社が予定価格に近い価格で落札したということです。
 警察は3人の認否を明らかにしておらず、3人の間で金銭の受け渡しがなかったかなど、事件の経緯を詳しく調べる方針です。

**********日刊スポーツ2019年11月19日8時38分
高崎芸術劇場を家宅捜索 群馬県警、官製談合事件
 群馬県高崎市が発注した高崎芸術劇場の照明備品の指名競争入札で入札予定価格を漏らしたなどとして、官製談合防止法違反の容疑で市の課長や劇場館長らが逮捕された事件で、県警捜査2課は19日未明、劇場を家宅捜索した。資料を押収し価格が漏えいした経緯などについて詳しく調べる。
 18日に逮捕されたのは、高崎市総務部企画調整課付課長佐藤育男容疑者(50)、高崎芸術劇場の館長菅田明則容疑者(66)、高崎市にある阿久沢電機社長阿久沢茂容疑者(68)の3人。
 県警によると、1月ごろ、劇場の照明備品の入札予定価格が佐藤容疑者から菅田容疑者に、その後、阿久沢容疑者に伝えられ、阿久沢電機が予定価格に近い価格で落札した。
 高崎芸術劇場はJR高崎駅東口にあり、9月にオープン。ホームページによると「国内最大級の舞台面積と、舞台間口の広さを持つ2027席の大劇場」を備え、音楽や舞台芸術の大型公演に対応している。(共同)

**********日テレNEWS 24 2019年11月19日06:13
官製談合か、高崎市職員ら3人逮捕 群馬
 群馬県高崎市が発注した劇場の照明機材の予定価格を漏らし、入札を妨害したなどとして、市の課長の男ら3人が逮捕された。
 官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されたのは、高崎市・企画調整課付課長の佐藤育男容疑者と、電気工事会社社長の阿久沢茂容疑者、それに、高崎芸術劇場の官庁の菅田明則容疑者。
 警察は19日未明、高崎市役所を家宅捜索した。
 警察によると、阿久沢容疑者は、今年1月ごろ、高崎芸術劇場で使う照明機材の指名競争入札で、予定価格を教えるよう菅田容疑者に求め、菅田容疑者から依頼を受けた佐藤容疑者が価格を漏らして公正な入札を妨害した疑いがもたれている。
 警察は、3人の認否を明らかにしていない。

**********時事ドットコムニュース2019年11月19日01時47分
高崎市課長ら逮捕 官製談合などの疑い―群馬県警
 群馬県高崎市が発注した備品購入の予定価格を漏らしたとして、県警捜査2課などは18日、同市総務部企画調整課付課長で、公益財団法人高崎財団に派遣中の佐藤育男容疑者(50)=同市大八木町=を官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の容疑で逮捕した。
 また、予定価格を漏らすよう求めたとして、会社役員で高崎財団副理事長の菅田明則(66)=同県安中市安中=、電気工事会社社長の阿久沢茂(68)=高崎市江木町=両容疑者も同容疑で逮捕した。同課は3人の認否を明らかにしていない。
 佐藤容疑者の逮捕容疑は、高崎市都市整備部都市集客施設整備室長だった今年1月ごろ、同市が発注した高崎芸術劇場の照明購入の指名競争入札で、予定価格を菅田容疑者に教えた疑い。

**********産経新聞2019年11月19日08:55
高崎芸術劇場を家宅捜索 群馬県警、官製談合事件
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高崎芸術劇場の家宅捜索に入る捜査員ら=19日午前3時57分、群馬県高崎市
 群馬県高崎市が発注した高崎芸術劇場の照明備品の指名競争入札で入札予定価格を漏らしたなどとして、官製談合防止法違反の容疑で市の課長や劇場館長らが逮捕された事件で、県警捜査2課は19日未明、劇場を家宅捜索した。資料を押収し価格が漏洩(ろうえい)した経緯などについて詳しく調べる。
 18日に逮捕されたのは、高崎市総務部企画調整課付課長、佐藤育男容疑者(50)、高崎芸術劇場の館長、菅田明則容疑者(66)、高崎市にある阿久沢電機社長、阿久沢茂容疑者(68)の3人。
 県警によると、1月ごろ、劇場の照明備品の入札予定価格が佐藤容疑者から菅田容疑者に、その後、阿久沢容疑者に伝えられ、阿久沢電機が予定価格に近い価格で落札した。
 高崎芸術劇場はJR高崎駅東口にあり、9月にオープン。ホームページによると「国内最大級の舞台面積と、舞台間口の広さを持つ2027席の大劇場」を備え、音楽や舞台芸術の大型公演に対応している。
 群馬・高崎市の芸術劇場の備品の入札をめぐって、事前に入札予定価格を漏らした疑いで、高崎市の職員が逮捕された。
 佐藤育男容疑者(50)は、高崎市都市整備部の室長だった2019年1月ごろ、高崎芸術劇場に設置する舞台の照明の指名競争入札をめぐって、業者に入札予定価格を事前に漏らした官製談合防止法違反の疑いが持たれている。
 警察は、芸術劇場の館長と業者側の社長も逮捕し、容疑を裏付けるため、19日未明、高崎市役所を家宅捜索した。

**********FNN Prime 2019年11月19日 火曜 午前6:18
官製談合容疑で市職員逮捕 高崎芸術劇場の備品入札で

 群馬・高崎市の芸術劇場の備品の入札をめぐって、事前に入札予定価格を漏らした疑いで、高崎市の職員が逮捕された。
 佐藤育男容疑者(50)は、高崎市都市整備部の室長だった2019年1月ごろ、高崎芸術劇場に設置する舞台の照明の指名競争入札をめぐって、業者に入札予定価格を事前に漏らした官製談合防止法違反の疑いが持たれている。
 警察は、芸術劇場の館長と業者側の社長も逮捕し、容疑を裏付けるため、19日未明、高崎市役所を家宅捜索した。

**********日本経済新聞2019年11月19日10:15 (2019年11月19日10:36更新)
官製談合容疑で市課長逮捕 高崎芸術劇場入札で館長も
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↑高崎芸術劇場の家宅捜索に入る捜査員ら(19日午前3時57分、群馬県高崎市)=共同↑
 群馬県高崎市が発注した劇場照明備品の指名競争入札で入札予定価格を漏らしたなどとして、県警捜査2課は18日、官製談合防止法違反などの疑いで高崎市総務部企画調整課付課長、佐藤育男容疑者(50)=高崎市大八木町=と、高崎芸術劇場の館長で「ラジオ高崎」役員、菅田明則容疑者(66)=同県安中市安中、高崎市にある阿久沢電機社長、阿久沢茂容疑者(68)=高崎市江木町=の3人を逮捕した。
 県警は19日未明に高崎芸術劇場を家宅捜索した。資料を押収し、価格が漏れた経緯を詳しく調べる。
 劇場は9月にオープン。施設のホームページには「上信越・北関東最大級 音楽と舞台芸術の殿堂」と記されている。
 逮捕容疑は、3人が共謀し今年1月ごろ、高崎市が発注した劇場の備品購入の指名競争入札で、都市整備部都市集客施設整備室長だった佐藤容疑者が非公表の入札予定価格を菅田容疑者に漏らし、1月24日に実施された指名競争入札で阿久沢容疑者の会社に落札させた疑い。
 捜査2課によると、佐藤容疑者が菅田容疑者に漏らした予定価格は5800万円(税抜き)で、菅田容疑者から価格を伝えられた阿久沢容疑者の会社が予定価格に近い5680万円(同)で落札した。同課は3人の認否を明らかにしていない。〔共同〕

**********読売新聞11月19日(火)10時59分
「高崎芸術劇場」整備で談合疑い、館長ら3人逮捕
 群馬県高崎市の文化ホール「高崎芸術劇場」の備品購入に関する市発注の入札を巡り、予定価格を業者に事前に漏らしたとして、県警は18日夜、劇場の館長や副館長ら3人を官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の両容疑で逮捕した。劇場は市が約260億円を投じて整備し、JR高崎駅東口に今年9月にオープンしたばかりだった。
 逮捕されたのは、館長で公益財団法人「高崎財団」副理事長の菅田(すがた)明則容疑者(66)、副館長で市総務部企画調整課付課長の佐藤育男容疑者(50)、市内の電気工事会社「阿久沢電機」社長の阿久沢茂容疑者(68)。
 発表によると、3人は共謀し、市が発注した劇場の照明備品購入の指名競争入札で、佐藤容疑者が職務上知り得た予定価格6264万円を菅田容疑者を通じて阿久沢容疑者に事前に漏らし、今年1月、同社に6134万円で落札させた疑い。佐藤容疑者は当時、劇場整備を担当する部署の室長だった。
 県警は、3人の認否を明らかにしていない。

**********上毛新聞社2019年11月19日 06:00
高崎芸術劇場の備品で官製談合疑い 県警が高崎財団幹部ら逮捕
 群馬県高崎市の文化施設「高崎芸術劇場」で使う備品購入の同市発注の指名競争入札に際し予定価格を漏らしたとして、群馬県警捜査2課と高崎署は18日、官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の疑いで、高崎財団副理事長の菅田明則(66)=安中市安中=、市職員で同劇場副館長の佐藤育男(50)=高崎市大八木町=ら3容疑者を逮捕した。
 ほかに逮捕されたのは、同市江木町、阿久沢電機社長、阿久沢茂容疑者(68)。
 3人の逮捕容疑は共謀し1月ごろ、同劇場の電気設備備品の購入を巡り、同社に落札させようとして予定価格5800万円(税抜き)を漏らし、5680万円(同)で落札させて入札の公正を害した疑い。県警は認否を明らかにしていない。
 県警によると、当時は同市都市集客施設整備室長だった佐藤容疑者が求めに応じ、菅田容疑者を経由して阿久沢容疑者に価格を伝えたとされる。
 上毛新聞の取材に、富岡賢治市長は「(職員らの逮捕について)驚いている。行政の信用を欠いて申し訳ない」などと話した。

**********News Daily 2019年11月18日
https://www.youtube.com/watch?v=887EX140hHY
入札の予定価格に関する情報漏らしたか 課長逮捕 群馬 高崎
 群馬県高崎市が発注した劇場の照明の購入をめぐり、入札の予定価格に関する情報を業者に漏らして落札させたなどとして、警察は高崎市の課長と業者の社長ら合わせて3人を官製談合防止法違反などの疑いで逮捕しました。
 逮捕されたのは高崎市総務部の課長で「高崎芸術劇場」の副館長の佐藤育男容疑者(50)と「高崎芸術劇場」の館長の菅田明則容疑者(66)、それに高崎市内の業者の社長の阿久澤茂容疑者(68)の3人です。
 警察によりますと佐藤課長は高崎市の都市集客施設整備室長だったことし1月ごろ、高崎市が発注した「高崎芸術劇場」の照明の購入をめぐり、入札の予定価格に関する情報を菅田館長を通じて阿久澤社長に漏らしたなどとして官製談合防止法違反などの疑いが持たれています。
 高崎芸術劇場はことし9月にオープンし、地上8階、地下1階建てで、3つの劇場などを備えています。
 警察によりますと逮捕容疑となった入札には13社が参加し、阿久澤社長の会社が予定価格に近い価格で落札したということで、警察は高崎市役所などを捜索し押収した資料を分析するなどして詳しいいきさつを調べています。
 警察は3人の認否を明らかにしていません。
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■当会は、群馬県の中核都市で起きた、この重大事件の今後の進展に注目してまいります。

【市民オンブズマン群馬事務局より】
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