【報道】大同特殊鋼スラグのフッ素毒に狂う渋川市でお役人様の天下り問題発覚!一体どこまで腐っているの?  スラグ不法投棄問題

■法律で性善説に守られているお役人様。悪事を働いても仲間でかばい合い、万一悪事がバレても不起訴処分にしてもらえるのは、裁く方もお役人様だから。なのでやりたい放題に……。

 大同特殊鋼(株)渋川工場が排出した有害廃棄物であるスラグは、同じ渋川市にある(株)佐藤建設工業が天然石と混合しフッ素毒を薄めたと見せかけて、群馬県中にばら撒かれました。もちろん常温ではスラグと天然石は混ざり合うことはありません。特に、大同特殊鋼からスラグの供給をほぼ独占的に受けていた(株)佐藤建設工業は、大同スラグにフッ素毒があると知りながら、所在する地元に渋川市に大量に投棄してきました。

 渋川市では、大同特殊鋼(株)と(株)佐藤建設工業を必死に庇うため(?)、市長と市会議員、そしてお役人様が、スラグが投棄された場所をアスファルトでフタをする工事に邁進中です。有害廃棄物に認定された大同スラグは、管理型最終処分場に撤去し、片づけることが法律で決められていますが、大同スラグのフッ素毒に思考能力を狂わされた渋川市では、遮二無二に、“臭いものにフタ”の対応を進めています。そんな市民の健康を無視した腐った渋川市で、天下り汚職問題発覚の報道がありました。どんな問題なのか、さっそく検証しましょう。
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社会福祉法人渋川市社会福祉協議会の本所(出典:同協議会HP)。この建物の中にフッ素毒に狂う化け物が巣食う?

**********毎日新聞デジタル2020年8月22日9:43
https://mainichi.jp/articles/20200822/k00/00m/040/013000c
渋川市276万円肩代わり 18年度、元幹部の再就職先人件費 /群馬
 渋川市が、退職した元部長職の再就職先の社会福祉法人「渋川市社会福祉協議会」に対し、人件費として2018年度に276万円を交付していたことが明らかになった。毎日新聞が入手した市の内部文書で判明した。市が幹部職員の「天下り」先の人件費を肩代わりした形で、要綱などに基づかずに交付しており、市は「不適切だった」として19年度から交付は取りやめた。
 市の資料などによると、元部長職は17年度に同協議会の常務理事として再就職した。18年度になって常務理事の報酬分として276万円を交付。だが、市の内部でこの支出について疑問視する声が上がり、19年度は交付が止められた。
 過去にも市の元職員が常務理事として再就職したケースはあったものの、市は常務理事の報酬に相当する人件費は交付していなかった。18年度の交付について、市は「当時の市幹部が協議会に(元部長職の男性の)常務理事就任を依頼し、17年4月に『人件費を18年度分の交付金に上乗せする』と口頭で約束した」と説明している。【庄司哲也】
**********

【8月23日追記】
 本日、地元紙にもこの事件についての報道記事が掲載されました。
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**********上毛新聞2020年8月23日
元職員の役員就任で社協に276万円上乗せ 渋川市が交付
 渋川市社会福祉協議会を巡り、渋川市が退職した元市幹部職員の役員就任を働き掛け、役員報酬276万円を市から社協への補助金に上乗せして交付していたことが22日までに分かった。交付は2018年度に行われた。過去に兼務でははい役員の報酬分を補助金に含めていた例がなく、19年度は「適切ではない」との声が上がり、交付しなかった。
 市によると、元幹部職員は17年3月に退職し、同年6月に社協の常務理事に選任された。
 市からは社協に対し毎年度、職員の人件費含む運営費として補助金が交付されており、18年度は「常務理事報酬」分が増額された。19年度も同額が予算要求されたものの、査定の段階で疑問視する声があり、除外されたという。
 18年度に上乗せされた経緯に関連し、社協の会長名で「(市からの)提案及び推薦を踏まえ、市役所OBの当該役員就任を考えている」「当該人件費の予算措置についてご配慮ください」などとする要望書があったことも分かった。
 高木勉市長は「専任ポストを設け、人件費を市から交付したことは好ましいことではなかった」としている。
**********【以上追記終わり】

 今回の汚職の舞台となった社会福祉法人 渋川市社会福祉協議会のホームページはこちらです。↓
http://shibukawa-csw.or.jp/

■今回も報道のポイントを整理してみましょう。

ポイント@大同スラグで有名な渋川市で、市幹部職員の「天下り」問題が発覚し渋川市が「不適切だった」と認識していること。

ポイントA渋川市は、要綱などを定めず、好き勝手に天下り先の人件費を肩代わりしていること。

ポイントB天下りした常任理事と、天下りを依頼した当時の市幹部は誰か!?ということ。

■それではそれぞれのポイントごとに考察してみましょう。

ポイント@
大同スラグで有名な渋川市で、市幹部職員の「天下り」問題が発覚し渋川市が「不適切だった」と認識していること。

 大同有害スラグは、廃棄物の監督官庁である群馬県廃棄物リサイクル課により“有害”廃棄物に認定されました。有害な産業廃棄物は、管理型最終処分場に撤去・片づけるのが法の定めです(廃棄物処理法施行令第7条)。しかし渋川市が中心となって組織した鉄鋼スラグ連絡会議は、廃棄物処理法を無視して、そのほとんどをアファルトでフタをする工事を推し進めました。

 そんなフッ素毒に狂った施策を進めたであろう渋川市の市幹部職員が、なんと好き勝手に市を退職した後の「天下り」を確保し、不正に市の金を支出していたことが発覚しました。

 そして質の悪いことに、その渋川市が「不適切だった」と認識しているも、その後の2019年度以降の「人件費の肩代わり」の交付を取りやめるのみで、刑事告発や損害賠償を求めようとしないのです。この報道内容から、そのような背景や経緯がうかがえ、現市長や市会議員、そしてお役人様も、皆グルではないか?と読みとることができます。未だに渋川市はフッ素毒にやられて、試行判断を狂わされている様子です。

ポイントA
渋川市は、要綱などを定めず、好き勝手に天下り先の人件費を肩代わりしていること。

 記事では、「市の資料などによると、元部長職は17年度に同協議会の常務理事として再就職した。18年度になって常務理事の報酬分として276万円を交付。だが、市の内部でこの支出について疑問視する声が上がり、19年度は交付が止められた。」と報じらています。

 限られた紙面の中なので、少し分かり難い表現となっていますが、整理してみますと、次のとおり報道を読むことができます。
 「元部長職は17年度に同協議会の常務理事として再就職した」
 「先払いのように理事に報酬が支払われていて、翌年の18年度になって常務理事の報酬分として276万円を交付」
 「しかし問題となったため「19年度は交付が止められた」
 「今現在も常務理事は報酬をもらっているが、渋川市はお目こぼしを続け、刑事告発や損害賠償を請求していない」
 地方公共団体において、要綱を定めず、血税からお金を支出することは立派な犯罪行為です。

 ところで、問題の常務理事ですが、いったいどのくらい渋川市民の血税が報酬として搾取されていたのでしょう。報酬規程を見ていきましょう。↓
○社会福祉法人渋川市社会福祉協議会 役員等の報酬及び費用弁償に関する規程
http://shibukawa-csw.or.jp/relays/download/18/13/37/1724/?file=/files/libs/1724/201804131111005699.pdf
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(平成18年2月20日制定)
沿革 平成23年3月25日議決 平成29年2月23日議決 平成29年10月20日決議 平成30年3月28日決議

第3条 役員等の報酬は、次のとおりとする。
(1) 会長 年額240,000円
(2) 常務理事 月額256,800円
(3) 委員会の委員及び心配ごと相談員 日額2,000円

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 なんと問題の2017年(平成29年)から2018年(平成30年)に3回も決議されていますが、驚くことに一番偉い会長報酬が「年額240,000円」であるのに対し、その下に控えし常任理事が年額3,081,600円(月額256,800円)となっていることです。

 さらに姑息なのが、報酬規程の字ズラを合わせるために、「会長 年額240,000円」と年額なのに対し、「常務理事 月額256,800円」と月額表示にして、バランスを装っていることです。大同スラグのフッ素毒に侵され、脳ミソが腐りきってしまった渋川市だけに、“いかにも”と失笑を買う規定になっているのです。

ポイントB
天下りした常任理事と、天下りを依頼した当時の市幹部は誰か!?ということ。

 社会福祉法人渋川市社会福祉協議会のホームページには、役員名簿が公表されています。」↓
http://shibukawa-csw.or.jp/relays/download/73/389/302/4223/?file=/files/libs/4223/202004011426372757.pdf
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社会福祉法人渋川市社会福祉協議会 役員等名簿(令和2年3月31日現在)
会  長 萩 原 進
常務理事 佐久間 功

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 ここで念の為、報酬規程と役員名簿を合わせて記載してみます。
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社会福祉法人渋川市社会福祉協議会 役員等名簿(令和2年3月31日現在)
会  長 萩 原 進  年額240,000円
常務理事 佐久間 功  年額3,081,600円(月額256,800円)

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 今回の毎日新聞の報道では、「市は『当時の市幹部が協議会に(元部長職の男性の)常務理事就任を依頼し、17年4月に《人件費を18年度分の交付金に上乗せする》と口頭で約束した』と説明している。」となっています。

 常務理事・佐久間功氏(元部長職)の常務理事就任を依頼し、17年4月に《人件費を18年度分の交付金に上乗せする》と口頭で約束した人物とはいったい誰なのでしょうか?同じく毎日新聞の報道で、参考となる記事を見つけたので見ていきましょう。

**********毎日新聞2016年2月24日
渋川市 副市長に田中氏を起用へ 談合事件で空席 /群馬
 渋川市発注の公共工事を巡り、加重収賄や官製談合防止法違反などの容疑で副市長が逮捕された問題で、市は解職で空席となっている副市長に田中猛夫企画部長(60)を起用する方針を固めた。3月1日開会の定例会で市議会の同意を得て、4月1日付で就任する見通し。
 田中氏は1979年に北橘村役場に入り、市町村合併後の渋川市で法制管理課長や行政課長を務め、13年から企画部長。3月末に定年を迎える。【高橋努】
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 また政治山というサイトに選挙当確情報があります。↓
https://seijiyama.jp/area/card/14040/ebhWJC/M?S=qenel0laogrg
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選挙:渋川市議会議員選挙
投票日:2019年2月3日
氏名:田中 猛夫 たなか たけお
得票数:2005 当

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■この副市長は、今回問題となった社会福祉協議会の常務理事と同じく、元渋川市の幹部職員であり2016年4月より渋川市副市長職であったようです。社会福祉協議会の常務理事就任劇の舞台裏で、どのような腐ったやり取りがあったのでしょうか?

 大同スラグのフッ素毒がまん延する渋川市のことですから、さぞかし、お役人様同士で、市民の生活を無視した“悪人のみに都合が良い(?)”話し合いが持たれていたことでしょう。

 なお、こうしたお役人様同士の悪事の隠し合いは、大なり小なり多くの自治体でまん延している可能性があります。読者の皆様におかれましても、お住いの自治体のお役人様への不断の監視の目を凝らしていただければ幸いです。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】

※参考資料1:大同特殊鋼渋川工場由来スラグの廃棄物認定
https://www.gunma-sanpai.jp/gp26/003.htm

※参考資料2:渋川市が主導した廃棄物処理法を無視した「鉄鋼スラグを含む材料の対応方針(案)」
https://www.pref.gunma.jp/06/h8000260.html#gidai1

※参考資料3:大同スラグ投棄実行役の(株)佐藤建設工業に対する行政処分
https://www.gunma-sanpai.jp/gp09/161.htm
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