【安中タゴ51億円事件】群銀103年ローン第22回支払日に市を訪れ1.27第1回弁論についてヒヤリング  土地開発公社51億円横領事件


■安中市土地開発公社を舞台に今から25年半前の1995年5月18日に安中市役所内部で密かに発覚した地方自治体では史上最大の巨額詐欺横領事件。警察の調べで総額51億円を超える犯罪にも拘らず単独犯とされた元職員タゴは1952年3月生まれで、今年68歳となり、現在高崎市内のT町に住んでいます。
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安中土地開発公社51億円横領事件の群馬銀行との和解20年後の報告会(安中市役所本庁) URL https://www.youtube.com/watch?v=3nqECnwg31Q
1:20:46あたりで筆者が安中市に対して「本件法廷で争う」と意思表明済み。



 この前代未聞、空前絶後の巨額詐欺横領事件により、現在公社は、群馬銀行に対して債務となる総額24億5000万円のうち、和解と同時に支払った4億円を除く20億5000万円を毎年2000円ずつクリスマスに群銀に103年かけて支払中です。そして今年も12月25日に22回目の支払が実行されてしまいました。このままでいくと、今年生まれた市民の赤ちゃんが、81歳になった時に、和解金が完済されることになります。安中市は公社のこの債務の連帯保証人になっています。

 一方、公社は、元職員タゴに対して損害賠償請求訴訟(事件番号:平成11年(ワ)第165号)を提起し、1999年(平成11年)5月31日付で22億2309万2000円の債権が確定しました。その結果、判決確定後、今年8月26日の約21年間で、タゴから1532万500円が返済されましたが、依然として22億771万1500円の債権元金が残っています。しかも、これには遅延損害金年利5分は含まれていません。

 そこで筆者が試算したところ、遅延損害金は今年5月31日現在で、39億4864万9945円となります。タゴからは、それまでの21年間に1526万500円が返済されているので、公社にとって債権元金残高は22億783万1500円となり、遅延損害金と合わせたタゴに対する公社の債権総額は、61億5648万445円となります。

 さて、12月25日は前述のとおり、103年ローンの22回目の支払が行われました。そのため、当会ではさっそく安中市長宛に次の行政文書開示請求書を提出しました。

*****安中市公文書開示請求書*****ZIP ⇒ 20201225ssjis22xj.zip
<開示を請求する行政文書の内容又は件名>
(1) 安中市土地開発公社を巡る巨額詐欺横領事件により、安中市が同公社の保証人として、令和2年12月25日ごろに群馬銀行に対して支払った民事訴訟の和解条項に基づく2000万円の支出にかかわる一切の情報。
(2) 市が保証人として、同公社が元職員に対して平成11年に損害賠償請求を起こし、同年5月に勝訴した判決に基づき、元職員及びその親族からこれまでに財産差押や寄贈等を通じて損害金を回収してきた経緯のうち、令和2年8月27日以降、現在に至るまでに為された損害金回収に関わる一切の情報。
**********

 これは毎年恒例で、安中市長に対して開示請求を行っており、新年1月8日までに部分開示決定通知が為されるものとみられます。

■ところで、タゴ51億円事件の単独犯とされている元職員に対して、安中市は上記の通り、群銀へ支払う和解金総額とほぼ同額の債権を持っていますが、その履行は遅々として進んでおりません。

 筆者は、こうした市・公社の体たらくを懸念して、市・公社が2019年3月末に群馬銀行に対して、和解後20年目の対応として、今後さらに10年間、和解金の支払いを継続する旨を約した「証」の提出に関連して、公社でどのような協議が行われていたのかを債務保証人である安中市民納税者として確認すべく、昨年6月10日に安中市長に行政文書開示請求書を提出しました。

 ところが、多くの箇所が黒塗りにされた公社議事録が開示されたため、昨年8月6日付で行政不服審査法に基づく審査請求を行いました。しかし、安中市は2020年5月15日付で棄却通知をよこしました。

 その後も安中市に対して、群銀への債務履行ばかり重視している市・公社の姿勢を問題視して、なぜタゴへの債権行使をもっと厳しく行わないのか、もし市・公社だけでは腰が引けるのであれば、本件をライフワークとしている当会に委任状を発行してもらい、市民納税者として直接タゴおよびその関係者らに債務履行を求めたいと、申し入れてきました。

 ところが、安中市にいくら申し入れても、「委任状は弁護士でない者には出せない」などとして、一向に当会の提案に応じようとする気配はありません。

■そのため、やむやく審査請求結果の裁決通知を受け取った翌日から6ヶ月間が経過しようとする直前の2020年11月16日に、公社の連帯保証人である安中市に対して、タゴからの債権回収の本気度を確認するために不可欠な公社議事録の内容についての非開示部分の開示を求めて、前橋地裁に提訴しました。この経緯については、当会の次のブログを参照ください。
○2020年11月29日:【安中タゴ51億円事件】群銀103年ローンに加えタゴに1万8526年ローンを許容中の安中市を提訴!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3247.html

 その後、前橋地方裁判所から11月27日にFAXで事務連絡として、第1回口頭弁論期日の候補日の照会が来たため、「来年1月27日(水)午前10時20分を希望する」旨、同月30日に回答しました。
※前橋地裁からの事務連絡と回答書 ZIP ⇒ 20201130nai1_j.zip

 その結果、12月8日(火)10時22分に地裁から電話があり、当該日時での第1かい弁論期日が確定したとの連絡を受け、同日、地裁に期日請書をFAXで送信しました。
※前橋地裁あて第1回口頭弁論の宛期日請書 ZIP ⇒ 20201208isjj.zip

■このことについて、12月25日に安中市役所を訪れた際、総務部の阿部部長と面談した際、安中市は訴訟代理人として、同市岩井地区に事務所を構える小坂景子弁護士に相談中であることが判明しました。

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小坂景子(おさか けいこ)弁護士
安中法律事務所:群馬県安中市岩井2470-3 戸田ビル1F西)
電話(FAX兼用):027−386−6667
所属弁護士会:群馬弁護士会
弁護士登録年:2011年(2010年新司法試験合格)
司法修習:第64期(平成23年12月14日終了)
登録番号:44682
その他:安中ロータリークラブ会員


■安中市に対しては従前より「本件、安中市として弁護士を付けずに、直に本件について当事者同士で、法廷で決着を付けましょう」と提案してきましたが、結局、安中市は、安中市民の血税を投入して、訴訟代理人を起用するつもりです。

 それよりもなお、訴訟代理人を起用するつもりだということは、本件について安中市はどうやら争うつもりのようです。

 小坂弁護士に支払う着手金は、これまでの事例からするとおよそ30万円程度と目されます。しかも、この着手金は、公社から支出するのではなく、どうやら安中市の一般会計から支出される模様です。

■タゴから債権を回収するのは消極的ですが、タゴに関わる情報の非開示には積極的に公金を使ってまで、裁判所の法廷で争うという、現在の安中市の体質は、まさに25年前の巨額詐欺横領事件を起こした当時の安中市の体質を彷彿とされると言えましょう。

 来年1月27日水曜日、朝10時20分から前橋地裁本館2階第21号法廷で、安中市がどのような答弁書を出してくるのか、注目したいと思います。

【市政をひらく安中市民の会情報部及び市民オンブズマン群馬事務局からの連絡】

※関連情報「小坂景子弁護士」
**********高橋三兄弟法律事務所FB 2016年9月5日
URL ⇒ https://www.facebook.com/takahashi3kyoudai/posts/1096321043748253/
このたび,平成28年8月31日をもって,小坂景子弁護士が当事務所を退所し,9月1日から安中市内にて独立開業いたしました。
小坂弁護士は,平成23年12月に当事務所に入所後,数々の難事件を担当され,特に家事事件では当事務所トップクラスの受任数を誇っておりました。
今後,益々のご活躍を祈念いたします。
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