公害企業のDNAを脈々と受け継ぐ東邦亜鉛安中製錬所で第30回工場視察会が9.11に開催(後編)  東邦亜鉛カドミウム公害問題

■マイクロバスから降りてヘルメットを外すと、汗で頭がビショビショでした。ヘルメットを玄関前で返却したあと、2階の大会議室に戻りました。時間はもうすぐ10時になろうとしていました。8分ほど休憩の後、質疑応答の時間となりました。

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会議室の壁に貼られた安中製錬所環境スローガン「好きです安中 好きです地球 みんなで守ろう環境ルール!」。これを読んで虚しさを覚えたのは筆者だけだろうか。



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会社司会:暑い中のご視察、たいへんご苦労さんでした。暑い中で大変ではございますけれども、引き続きマスクの着用等、よろしくお願いをしたいと思います。えー、予定からみるとですね、ちょっと時間が早いんですけれども、このあと、協定書の調印等の予定がございますので、少し時間が早いのですが、再開をさせていただきたいというふうに思います。よろしくお願いをいたします。先ほどより申し上げたように、本日、時間伸縮を図るために終了時間を11時というふうにさせていただいておりますので、ご協力のほう、よろしくお願い致します。さきほど申し上げたように、このあと調印式、円滑に行いたいと思いますのでよろしくお願いをします。では、引き続きまして意見情報交換会に移らさせていただきます。意見情報交換会で会社の実態を、引き続き報告させていただきます。よろしくお願い申し上げます。それでは令和2年度の経過、それと、令和3年度の設備計画、改善計画等につきまして、所長の森田より、ご報告をさせていただきます。

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所長:それではご説明をさせていただきます。足元の悪い中、工場視察会、大変ご苦労さまでございました。それでは私の方から、製錬所の令和2年度におきます主な工事と、令和3年度の改善計画について、ご報告させていただきます。まず、昨年の令和2年、2020年度の大きな工事案件としまして、3つ、挙げさせていただきます。1つは、ご見学頂きましたキルン工程にドライヤーというのがございます。まあ乾燥機でございますが、これの回転をいたしますガースギア(注:円筒形のキルン躯体の円周にリング状に配置されているラックギア)、ならびにピニオンギアの大型工事の交換工事を行いました。2点目としましては、造液工程の、高温高酸で溶かしますSHM(注:耐熱耐酸性を持つ金属表面加工ないしコーティング材のことらしい)という槽がございます。これの1号槽の更新工事。あと3番目にはですね、当製錬所の向かって西側、西系の排水路、まあ、これをですね、地上化にしまして、更新工事を行ったというのが主な工事計画でございまして、これは昨年ご報告させていただいた内容でも、同じでございまして、すべて実行して終了を終えております。続きまして、令和3年度の大きな工事案件としましては、ですね、1つにキルン工程の、先ほど言いましたドライヤーの回転をする支点でございますが、そこのシェルタイヤと受けローラーを交換しております。また、二つ目としましては、造液工程の今度は中性シックナーという大きなお椀のような設備がございます。これの5号槽のステンレス化の更新工事を行っております。3番目としましては、第2集水池の補強工事。これについては、これから実行していくということで、さきほど話しました2つについては、この夏の8月の定修に一応完了をしております。それとですね、既にご案内、ご存知の方も多いかと思います。焙焼炉の関係でございますが、まあ、亜鉛製錬、国内の景気を申し上げますと、非常に、東日本大震災以降ですね、市場はどんどん縮小の一途ということで、そこに来まして、さらに少子高齢化とか、国内企業は縮小均衡等大きく変化をしておりまして、そこに来てコロナショックということが引き金となりまして、ご案内のとおり、テレビ、新聞で報道されております、喫緊の地球温暖化対策、CO2削減と、エネルギー産業の大きな大変換を図るという国の指導もございまして、弊社はですね、当製錬所としましても、雇用の確保をまずキチッとしまして、現在、安中製錬所をはじめ、福島県いわき市にも小名浜製錬所に同じような焙焼炉が2基ございまして、その1基の安中製錬所の焙焼炉を、本年度をもって停止をすると。1つの焙焼炉で安中製錬所を操業する新たな展開をするということで、先の5月末の当社発表をいたしたところでございます。今後はコンパクトな亜鉛製錬所を、まあ、安中製錬所として変化し続けて参りますが、公害防止設備をはじめ、製錬所内の各設備は計画的に更新をして、鋭意、公害防止に努めて参りますので、地元の皆様のご理解のほどをよろしくお願いしたいと思います。以降、引き続きまして、懸案事項をはじめ、報告事項につきまして、環境の中島より発言させていただきます。以上でございます。

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司会:では私のほうから、環境関連の懸案事項等につきまして、令和2年度からの主な経過、等々についてご報告を申し上げます。昨年の9月10日に、ですね、弊社のホームページで、当社に対する行政処分について、これをご報告をいたしました。過去に出荷した非鉄スラグの一部が、土壌汚染対策法の土壌環境基準を超過し、また、当社の管理不足等により、不適切な使用、混入が為された件につきまして、群馬県より、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく行政処分を受けた、という報告をいたしました。行政処分の内容につきましては、安中製錬所における産業廃棄物処分業、および、特別管理産業廃棄物処分業の事業の停止、並びに産業廃棄物処理施設の使用の停止90日間、の処分を受けました。この件につきましては後ほど、ご説明をさせていただきます。では、公特事業の進捗状況につきまして、ご報告を申し上げます。令和2年7月17日、群馬県、安中市さん、当方の3者協議を行いました。客土仮置き場、さきほどご覧いただきましたけれども、客土仮置き場として、東邦亜鉛のグラウンドを使用する検討をやりました。8月6日、県技術支援課、環境保全課と打ち合わせを行いました。内容につきましては、排土処理場の予定地、こちらの土壌汚染対策法における土壌調査についての説明を、県の環境保全課より受けました。8月26日には、排土処理場の予定地の土壌調査のための土壌採取を行いました。結果については、特に問題がございませんでした。また、農地の3箇所、についても、安中市さんの方で調査を実施した、ということでございます。結果については、問題がなかった、というふうに報告を聞いております。8月31日付で、碓氷川流域の農用地土壌汚染対策事業のうち、岩井畑地区の対策事業の施工に伴う客土の受入れ、仮置き場、こちらについての協議の申し入れが群馬県さんよりございました。こちらについては、承諾書を群馬県知事あてに弊社より提出しております。客土仮置き場につきましては、先ほど工場視察でご覧いただいたような状況になっております。先程も少し説明をさせていただきましたが、昨年の12月に1800㎥、搬入をされたと。今年の7月に第2回目の搬入が1400㎥、というふうに聞いております。8月の24日に、安中市農林課と打ち合わせを行っております。1点目につきましては、野殿地区外周境界立会についての説明、それと伐採作業の協力依頼がございました。2点目は、野殿地区の急峻地形部の計画について、公特事業に含まない、というふうにしていたんですが、地権者様の希望でこちらはやること、含むことになった、ということで、報告を受けております。その後、昨年11月6日の日に、野殿地区外周の境界部分の伐採作業を行っております。そのあと、11月の10日付で通知がございまして、岩井畑地区の工事実施に伴う土壌汚染対策法の届出にかかる同意についての依頼がございました。土地の形状変更についての同意書の提出をしております。年が変わりまして令和3年1月27日付で、通知がございました。こちらは、岩井畑地区における立ち木伐採等にかかる承諾書の提出について依頼がございました。伐採の承諾書については、提出をしております。今年3月18日に、岩井畑地区の工事実施に伴う境界立会を行っております。場所につきましては、排土処理場の予定地、農免道路の西側の土地に、こちらの境界立会を行っております。また、4月の6日に、同じく岩井畑地区の工事実施に伴う境界立会、ということで、農地の隣接地の境界立会を行っております。以上が、主な公特事業にかかる情報等でございます。まあ、公特事業につきましては、今後もですね、群馬県、安中市さん、等々、情報交換の機会を作ってですね、行きたい、というふうに考えております。まあ、皆様のほうから情報があればお聞きしたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。続きまして、令和2年度産米のカドミウム濃度の調査結果について、ご報告を申し上げます。検査結果につきましては、特に問題ないということで行政の方からご報告を受けております。次に、当社に対する先程の行政処分の件でございますが、こちらについては、本社の環境安全室、石井よりご報告をさせていただきます。石井室長、宜しくお願いします。

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石井室長:はい、えー、それではあのう、本社のほうからちょっと説明をさせていただきます。まず、この、あらためまして、安中緑の大地を守る会の皆様をはじめ、関係者各位に、この件に関しまして、えー、ご心配及びご迷惑をおかけしましたことを心よりおわびするとともに、その原因と再発防止策について、ご報告させていただきます。で、県では、あのう、さきほど、中島の方から、説明があったとおりでございますけれども、繰り返しさせていただきますと、2020年9月10日、群馬県より、安中製錬所が、えー、路盤材、過去に路盤材として…に、出荷した非鉄スラグに関して、産業廃棄物であるという認定を受けました。これによりまして、安中製錬所が、あのう、90日間の産業廃棄物処分業及び特別管理産業廃棄物処分業の事業停止、および、産業廃棄物処理施設の使用停止の行政指導を受けたということでございます。で、原因でございます。ま、これにつきましては、えー、2020年の、当社の、9月10日に当社HPで公表させていただきました、当社に対する行政処分について、内容に、繰り返しでございますけれども、まず1点目、土壌環境基準を超過する非鉄スラグ、これにつきましては、路盤材など土壌と接する方法で使用した場合、鉛やヒ素による土壌汚染の可能性があり、土壌汚染対策法に掛かるおそれや生活環境の保全上、支障が生ずるおそれがあるという、との認識について、えー、当社にちょっと不足がございました。で、原因の2点目でございます。当社といたしましては、2016年3月まで、過去に、環境省の環境管理局水環境部長による通知に基づきまして、非鉄スラグを路盤材として使用することは可能であると、判断しておりました。この間違った判断の結果で、土壌汚染対策法の土壌環境基準を超過する非鉄スラグが出荷されるという事態になっておりました。えー、で、再発防止でございます。まず1点目、あのう、昨年の8月より、該当する非鉄スラグは、過去には、一部有価物として発送しておりましたけども、昨年8月より非鉄スラグは全量産業廃棄物として処理を外部委託しております。なお、路盤材向けの出荷は2016年3月に停止してございます。で、再発防止策の2でございます。えー、品質保証室、それから、私が所属いたします環境安全室。これを社長直属の専門部署といたしまして、社内の管理体制…管理体制を強化いたしまして、非鉄スラグの取扱いをチェックする体制を、整えて、いくということに致しております。それが昨年の3月でございます。で、じゃあ実際にどうするのかと、何をやっているかと申しますと、えー、定期的にこの非鉄スラグの、安中製錬所の管理状況の確認、及び、産業廃棄物として、処理を委託しているところの現地確認等を実施してございます。まあ、例えば、今年度、ちょっとコロナ禍で、コロナウイルス感染の中で、なかなか厳しかったのですけども、処理の委託先の現地確認を本年3月に実施してございます。で、今後でございます。えー、まあ、関係する行政機関のご指導に従いまして、非鉄スラグの調査、それから回収、撤去を継続して、進めて参ります。で、当社といたしましては、引き続き行政の調査に協力するとともに、使用箇所の特定に尽力してまいりますので、まあ、安中緑の大地を守る会をはじめ、皆様のご理解をよろしくお願いしたいと思います。簡単ですが以上でございます。

会社司会;えーと、以上がですね、会社側が現時点で把握している令和2年度からの情報などでございます。詳細部分に関しましては、ご質問にお答えする形で、受けたいというふうに思います。ご了解をよろしくお願いします。と、そうしましたら、以降の進行につきまして、高坂先生にお願いしたいと思います。高坂先生、よろしくお願い致します。

高坂司会:それでは質疑応答の時間に移りたいと思いますけど、皆様のほうから、今日の視察会で見た結果、あるいは日頃から関心のある、疑問に思っていることなど、どういうことでも結構ですので、質問なりご意見をお出しいただきたいと思います。どうでしょうか?

小川;よろしいですか?

高坂司会:どうぞ。

小川:すいません、いつも私、でしゃばって。北野殿980番地、小川です。どうもいつも。最近あのう、本社になかなか、テレワークで、行く機会がなくなっちゃったのですいません。時間が貴重なので、端的に申し上げます。まず先程の非鉄スラグの取扱いについてですけども、御社は、プレスリリースで、あればもう2019年かな。これが、この事件が浮上した時に、非鉄スラグの使用状況については本社総務部総務課あてに、問い合わせてくださいということを申しておりましたよね。これを受けて群馬県も、それから地元の安中市、それから中核市の前橋市、高崎市。ホームページに、住民の皆さん、東邦亜鉛さん由来のスラグのようなものを発見したら、ね、心配だから、ここに問いあわせてくれと、みんな書いてあります。で、私も先日、いままで気になったところの36件の現場について、レポートを綴って、で、御社総務部さん宛てに送りました。安中製錬所の事務部経由でね。で、お答えをいただきたかったのですけども、「本社の命令で、口頭で答える」ということでございましたですよね。だから念のため、それ録音してもいいか、ということで、OKなので、それをテープ起こししたやつを紙に書いて昨日お出ししました。
※2021年09月10日:東邦亜鉛宛て質問回答確認書
 ZIP ⇒ 20210910mmf.zip
中島次長さんは「今日の明日では、本社でも対応できないから返事は後だよ」とおっしゃいました。まあ、それは当然だと思いますので、これについて、きちんと返事をいただきたい。というのはですね、私が出した問い合わせに対して、皆さんのプレスリリースの内容のとおりですよ。そしたら、企業機密だの、土地所有者の財産権毀損のおそれがあるとかね、まあ、いろんなことをおっしゃって、信じられないような言葉なので、私も驚きましたのですけど、皆さんが世間に対して会社の社会的責任、CSR等の観点から、世間様に対して、打ち出している姿勢と、すいません、地元に住んでいる一個人からの問合せに対してね、あまりにもギャップが多い。この辺は十分検討したうえで、しかるべき返事をいただきたい。これまず1点ね。それから2番目、再汚染の件です。降下煤塵の調査結果、先ほど会社側さんにも、それから今日の参加者の皆さんにもお配りしました。
※2021年09月11日降下煤塵調査結果(令和2年4月以降)
 ZIP ⇒ 20210911oia2n4j.zip
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これまあ、例年私が群馬県から情報公開条例に基づいて請求して、で、エクセルでまとめているものですけども、まあ、ここにありますように、去年も申し上げたときは、コロナで、何かこの、黄色い部分、異常に多いなと。コロナだからドサクサに紛れて、公害防止機器のメンテナンス、あるいはオペレーションの管理を怠っているんじゃないか、という懸念がありました。まあ、その後、こういふうに黄色い数が少し減っていまして、以前と同じような水準になっていますけれどもね。通常の太田市の、対比区、つまり普通の日本の生活環境の場において、数十倍、ここは降下煤塵による重金属の汚染の負荷が高いです。これ、前も言っているように、公害防止システム、技術、機器、もう抜本的に見直してですね、ゼロ・エミッション。HPで御社も描いてありますけれども、それに限りなく近づける努力をたゆまなくしてほしいというのが、いつも申し上げている通りなんですけれどね。今日この場でも強く申し入れておきたいと思います。よろしく、ご検討のほどお願いします。えーと、それからですね、えーと、これちょっとお願いなんですが、再汚染に関連して、これちょっとあとで文書で、あのう、用意してきましたので、中島さんの方に、あるいは森田所長さまのほうにお出ししておきますけれども、お願いがございます。今日見させていただいた廃水処理施設の第4集水場の近くの、公特事業で、対象地区となった農地、これ、御社が10何筆お持ちなのですが、そのうち御社の敷地に一番近いところ、中宿2037番。ここの土壌採取サンプリングを、私、小川にですね、許可をいただきたいんです。バケツ1杯ほども要りません。なぜかというと、やはり私はいつも見ていて、あそこで地下浸透した、会社さんの方から、まあいろいろ過去にいろいろなものを埋めているのかどうか知りませんが、地下浸透した水に一番近いところに触れているから、土壌の再汚染というのがどのくらい進んでいるものかどうか、かねがね懸念しているところなんですけどね。
※2021年09月11日:土壌中のカドミウム含有量測定が必要となりそうな場所の地図
 ZIP ⇒ cdlkvn.zip
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この後、文書で、御社にお願いしますので、まあ、1ヶ月くらいの猶予は構いませんが、ぜひご検討して、で、私、サンプリングしたら、これ、公平な第三者機関に依頼をして土壌調査結果を、もちろん御社を含めて、全てデータを公表いたします。もちろん一番手っ取り早いのは、御社自身で、測っていただいて、それを何ら加工することなく我々に発表していただければ、あるいは私にね、十分でございますけど。えーと、これを後ほどお願いすることにして、以上、参加者のひとりの小川から、3点、今お伝えしました。宜しくご検討の程お願い申し上げます。今日は本当に雨の中、一生懸命説明していただいた八杉部長様はじめ、スタッフの皆さまには感謝申し上げます。ありがとうございました。

高坂司会:3点質問がありましたが会社の方ではいかがでしょうか?

会社司会:はい、えー、まず1点目。非鉄スラグの件でございますけれども、……(小川が文書を会社側と参加者に配布した)……

小川:すいませんどうも、中島さん、続けてください。お願いします。

会社司会:まず1点目、非鉄スラグの件ですけども、こちらについては、昨日ですね、小川さんから資料をいただいておりますので、本社を含め、検討してですね、何らかの格好でお答えできればというふうに思います。それと2点目の降下煤塵についてですけれども、こちら、現在も対応していますけれども、小川さんがおっしゃるように、さらにですね、シッカリ対応を考えたいというふうに思います。

小川:抜本的にお願いします。

会社司会:まあ、いろいろな、会社でも検討課題がございますので、それをこの後も粛々と進めていくということになると思います。それと3点目の廃水処理施設の北側、という表現でいいんですか?

小川:そうです。そのとおりです。

会社司会:えーと、中宿の2037番とおっしゃいました?

小川:そうです、そうです。ご確認下さい。

会社司会:こちらの土壌採取の件ですけれども、今、資料をいただきましたのでこちらについても、このあと検討をして何らかのお答えが出来ればというふうに思います。

小川:ええ、1ヶ月猶予をあげます。

会社司会:どっちにしても、すいません、即答できないので、また回答させていただきたいと思います。

小川:わかりました。前向きにお願いします。ありがとうございます。本社さんの方も、小川が来たということで居留守を使わないで、きちんとN95マスク、これを着けて感染防止をしますので、お忙しいとは思いますけども、たまにテレワークでなくて東京へ行く時があったら、まあウェルカムと言って頂かなくても結構なんですけども、挨拶くらいはさせてくださいね。宜しくお願いします。すいません。

高坂司会:えーと。

会社司会:1点だけ、よろしいでしょうか。

小川:はい、はい。

会社司会:小川さん、で、あの、緊急事態宣言下であるので、昨日みたいなことはぜひご遠慮いただきたいと思います。いきなり会社に来られて、事務所のドアをガシャッと開けられて中にはいろうとするなど、これはちょっと、それはまずいので、先に電話でですね、それなりの、場所を確保して、それなりの対応を、とくにこの、緊急事態宣言下ということですので、是非その辺は、ご配慮をよろしくお願いしたいというふうに思います。

小川:了解しました。

高坂司会:ではそれは両方で円滑に進むように努力していただいて。

会社司会:はい。

高坂司会:小川さんはよろしいですか?質問のほう。

小川:ありがとうございます。いろいろなご配慮を感謝申し上げます。

高坂司会:はい、他に棺ご質問がある方はございますか?

櫻井市議:はい。

高坂司会:はい、どうぞ。

地元市議:えー、オブザーバーで参加させていただいております市議会議員の櫻井と申します。お世話になります、えーと2点、ちょっと質問というか、分からないので教えていただきたいんですけども。1点目なんですが、あのう、K砕の置き場がありますが、出荷場ですか、そこで、湿らせるということで水を撒いているんですが、その水の処理、ちょっと前回(視察会に)出られなかったものですから、いちおう忘れているかもしれませんが、もう一度教えていただきたいと、いうことと、それから市内に、御社のスラグが使われている場所があるのかないのかというのが、なかなか分からなくて、その辺のところで、朝、お話があった中で、県のほうにはきちんと話してあるということなので、その点で、あのう、今、ハッキリしている部分があるのであれば、お答えいただきたいと思います。

会社司会:はい、そうしましたら私の方からお答えをさせていただきたいと思います。1点目、K砕出荷場の、まあ、廃水ですかね。こちらの処理についてはどうなっているのかというご質問だと思います。先程、現地でもですね、ちょっと高坂先生でしたかね。同じようなご質問を現地でされておりました。これについては、基本的にはあそこでは繰り返しの使用をしております。ある程度濁ったりしたらですね、これを先程見ていただいた廃水工程まで配管で持って来てですね、廃水処理を掛けてます。ですので、廃水処理をした後それを(碓氷川へ)放出する。ということで、廃水処理工程まで持って来て廃水処理をしてございます。それと2点目ですけれども、市内での使用箇所についてですけど、ご質問でございます。これはあのう、すいません。昨年もまったく同様のご質問がございまして…えーと、大変申し訳ないんですが、こちらについてはですね、地権者さんの、ということがございますので、我々からなかなか、ここでというふうに申し上げにくい、申し上げられないものですから。えー、地権者さんにも当然ご報告をしていますし、説明をさせていただいてますし、行政の方にもご報告をさせていただいておりますので、そういったことでご利器をいただければ、というふうに思っています。

地元市議:すいません。

高坂司会:はい、どうぞ。

地元市議:あるかないかだけ、えーと、あるかないかだけ教えてもらいたいと思いますが。

小川:そうそう、あるんでしょ?今あるということですよね。今の話しですと。

会社司会:すいません。ご容赦いただきたいと思います。

高坂司会:えー、他に何かございますか?

小川:今のスラグの在り処について、ちょっと追加説明、いいですか?

高坂司会:どうぞ。

小川:はい、すいません。でしゃばって。小川でございます。安中に御社の由来の非鉄スラグは使用されているかどうかと、いうことにつきましては、まあ、ブログ等、皆さん見ていらっしゃるかと思いますけども、一応私の方から東邦亜鉛さんから「全て行政に報告している」という言葉を信じて、群馬県の方に情報開示請求しております。そうしましたら、真っ黒けで、榛東村公共事業1か所、それも榛東村、要するに使用場所ね。それしか書いていない。これはいかにもなんでも東邦亜鉛さんがせっかく調べて報告して、貴重なデータをね、そういうふうに社会に還元しないのはおかしいですよ、ということで、今、審査請求、行政不服審査法による審査請求をしております。向こうから弁明書、で、こちらから反論書を出しております。県の廃棄物・リサイクル課に聞きますと「まあ、いつになるか、分からないが、まあ半年くらいにはなんか結論が出るのではないか」と。通常、前橋市は8カ月以内で審査請求の返事をすると、審査請求の結論を出すというんのだけれど、群馬県の場合は、私の別件では2年間、まあ遠い話ですけど、一応、この、どこに、安中市に捨ててあるのかないのかということについては、私の方で、地元住民として、最大限の努力をしております。これも東邦亜鉛さまのご指示のもとに、行政に対してアプローチしていると、こういうことで、中間報告とさせていただきます。ありがとうございました。

高坂司会:他に、…はいどうぞ。

事務局長:えーと、スラグの問題なんですけども、スラグが路盤材として利用可能と判断して、その判断が誤りだったということですよね?一般的に、どこの企業でも、コンプライアンス上で疑義がある場合は、行政に相談すると思うんですよね?これいいですか?とか。それをしないで、独断でやって、誤りだったということで行政から指摘を受けたわけですよね?それで、その場合のコンプライアンス上の保全措置みたいな、ようするに、これを教訓として、どういうふうにコプライアンス体制の強化を図っていくのかという、考えかたがありましたら、教えていただきたいんですが。

会社司会:はい。石井室長、よろしい、ですか?

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石井室長:はい、えー、それではあのう、本社の方から回答させていただきます。今、あのう、事務局長から非常に耳の痛い、ありがたいお話があり、本当にどうもありがとうございます。あのう、ご指摘のとおり、そのう、法律の判断と言いますか、その、どういうふうにやるかということについて、やはりちょっと当方、今から振り返ってみますと、当時やはり問題があった、というふうに考えてございます。で、まあ、問題点を把握して、教訓ということでございますけれども、まず先程の説明の繰り返しになることでございますけれども、えー、この法律上の3点、これが、環境上の法律関係ということにつきましては、現在私が所属しております環境管理部門。まあ、それ、前から環境環境管理部門で所属をしておりましたけれども、一応、人数の強化を図りまして、まあ、法律上のチェック、こういった体制を強化しております。それから、所轄する品質その他、まあ委員も含めてですけれども、昨年、品質保証部という部門、失礼しました。品質保証室という部門を新設いたしまして、それの、管理、チェックする体制を強化してございます。で、まあ、K砕、非鉄スラグのK砕につきましては、私が、先ほどご説明したとおり、まあ、全量産業廃棄物ということで処分を介ししてございます。で、この処分先につきましてもコロナ禍ではございますけれども、まあ、手分けをしてチェックするというふうに進めていきたいと思います。で、なおかつ、ご指摘の教訓である法令のチェック機能ということにつきましては、まあ、環境管理室…管理室、環境安全室、それから、まあ、総務部の中に法務部門もございますので、そこのところと協議致しまして、各法令への評価も、指定の強化、法令の推移というものをチェックしていきますので、そういった件で、歯止めとしてやっていきたいと思いますので、また、今後ともご理解をいただくとともに、ご意見をいただければ幸いに存じます。簡単ですが以上でございます。

高坂会社:どうですか?よろしいですか。

事務局長:体制が欠けているんですよね。回答が具体性に欠けていて、どういうふうな体制をとったという内容をもう少し具体的なところを聞きたかったんですが…。

高坂司会:どうですか?

会社司会:室長、私の方からよろしいですか?石井室長、私の方からでも、よろしですか?

石井室長:はい、宜しくお願いします。

会社司会:はい。えーと、まず安中製錬所としてですけれども、安中製錬所では、K砕の小委員会というものを立ち上げました。これにつきましては、先程、あのう、本社で品質保証等、環境管理の立場から、ということがございましたけれども、まず製造現場、それと、その辺の、まあ出荷までする業務、こちらを夫々ですね、製造のほうを品質保証、まあ、在庫管理、出荷等の業務を行っている業務課の方の監査を環境管理室。こちらがそれぞれですね、毎月監査をするというシステムを作りました。現在これを運用して、ですね、えーと、半年くらい経ちましたかね。えー、今、それぞれ、製造と業務、出荷業務、保管業務を監査、チェックしていくということで、これにつきましては監査結果を、ですね、毎月本社の方にも報告と、いうことをしてございます。まあ、場所としてはその対策を進めていくという状況でございます。

高坂司会:よろしいですか?いいですか?はい。他の方で質問ありますか?

小川:議長1分だけ

高坂司会:はい。

小川:すいません。度々出しゃばってすいませんね。石井部長様にちょっと確認をお願いしたいんですけども。えーとですね、御社は日本鉱業協会、業界団体ですね。ここでスラグ委員会というものに、(業界各社のなかで)唯一入っていないんですね。で、「なんでですか?」と技術部長さんに聞いたら「よくわからん」と。「東邦亜鉛さんの方針なんでしょうね」というこういうんですね。で、今回、群馬県の方から非鉄スラグが産業廃棄物だというふうに認定されたこの機会を捉えて、御社は、そのさっき言った日本鉱業協会、コウギョウは鉱物の鉱、金偏の広い。こちらのスラグ委員会に加盟をされたんでしょうか?それとも検討中なんでしょうか?或いは全く関知しないのでしょうか?。そして加盟するという方針はあるのかないのか、ちっとすいません。そこを全く私、最近、フォローしていないのでお願いします。石井部長さん、宜しくお願いします。

石井室長:それではちょっと、東京の方から回答させていただきます。いま、小川さんからご指摘がありました日本鉱業協会の非鉄スラグの委員会というのは、確かにございます。当社はおっしゃる通り、その非鉄スラグ関係の委員会には現在も加盟してございません。日本鉱業協会という会には加盟して、ほかの、例えば環境部門等の委員会等には参加してございます。で、なぜ参加しないか?という理由でございますけれども、今の、その非鉄スラグ委員会というのは何をやっているところかと申しますと、非鉄スラグを、各社から発生する非鉄スラグを有価物として如何に使用できるかという、例えばJIS等との比較等を今、検討している、そういう部門でございます。で、当社の場合でございますと、先ほど申しました通り、昨年の8月から全量を産業廃棄物として処理してございます。ということは、発生分は、安中から発生する分は有価物としてなるのは、現在まったくない、ということですので、この日本鉱業協会の非鉄スラグ委員会の有価物という、そういう目的にはちょっとそぐわないということで、えー、参加をしてございません。で、今後につきましては、まあ、参加する…、大きく変わることはないかとは思いますけれども、ただ、いろいろ、新しい設備の導入等、大きく情勢が変われば必要に応じて検討することになろうかと思いますけれども、現状ではこの程度の回答とさせていただきます。はい、以上でございます。

高坂司会:他に何かありますか?えー、無ければ私の方から、質問なんですけれど、非鉄スラグの問題、先ほどお答えをいろいろいただいたんですけど、環境基準を超えるものがですね、どうして出荷されたのか?その、廃棄物としての解釈の問題ではなくて、技術的なことについて、どういうところに問題があって、なにかこれについて改善されたのかどうかをお聞きしたいんです。

参加者:あの、すいません、追加の質問なのですが、私はロータリーキルンで、中に含まれている亜鉛、あの亜鉛だけじゃなくて鉛やヒ素も除去されるんだというふうに最初のころ、聞いたような気がするんです。要するに鉄しか残っていないよと。ところが今度の報道を見て、亜鉛、あ、鉛やヒ素が入っているという話なんですが、これ、あのロータリーキルンのところで、鉛とかヒ素をとることはできないんでしょうか。もし、今、ロータリーキルンでダメだとすれば、なにか別にいい方法はないのでしょうかということをお聞きしたいのですが。

会社司会:‥‥、あのう、すいません、私の方からちょっと、技術的なことはちょっと申し上げられないので、まずあのう、基準超過したものが出荷されてしまった問題点、ということですけれども、えー、こちらについては、……(1分近く沈黙の後)…当初はですね、会社として…(再び15秒ほど沈黙の後)…すいません、お待たせしました。えー、このスラグを、当初は、路盤材として出荷することは可能だった、可能であるというふうに判断していたと。なぜ判断をしていたかと言いますと、えーと、‥‥平成15年2月にですね。環政部第20号というものが出されておりまして、これによると路盤材として使用したものは土壌として見做さない、という解釈がございまして、この解釈に則って、土対法が適用されない、という解釈をしていた、ということだったと思います。で、まあ、この解釈がまずかったと、いうことだったんだと、思っています。それと、えー、鉛、ヒ素の土壌基準がロータリーキルンでやり切れていないといいますか、という件ですけれども、えーと、別の方法は?というご質問。これ以前に、この場、もしくは協議会の場で少しご議論させていただいた、現状、キルンは溶融をさせていない状況、ようは蒸し焼きみたいな形で製造していますけれども、これを、完全溶融させる、溶融化してスラグを作るという技術を検討しているというお話を以前にさせていただいているかと思うんですが、という技術の検討をしています。ただ、現状これまだ設備化、まだそういうレベルには全然話が至っておりませんで、試験炉については、既に導入して試験は進めております。で、これについて将来的に技術的に製造ラインとしてですね、できるかどうかというのをこれから検討していくということになるんだと思います。すいません。全部お答えできなくて申し訳ないのですが。

高坂司会:ちょっと補足の質問なんですけど、あのう、まあ、えーと、土壌汚染法が適用にならない、対象外と判断していたというのは分かったんですが、そもそも、スラグを所外に出すときには、その、濃度とか、その、含有量をチェックしていたのかいなかったのか?で、現在は全部廃棄物として処理しているということなんですけど、現在そういうものを濃度なり、含有量をチェックしているのかいないのか、そういうことをお聞きしたいんですけれども。

会社司会:えーと、まず、チェックの、検査方法として、えーと、廃棄物処理法に基づく検査の方法、それと、さきほど言われている土壌汚染対策法に基づく検査の方法、それとがありまして、当然それぞれの基準がございます。で、廃棄物処理法、まあ廃掃法ですね、こちらに基づく検査につきましては当然行っておりました。基準も守られているかと、いうことでございます。で、ただ、えー、残念なことに、ロータリーキルン、あの、操業の中で多少がばらつき、ある程度のばらつきが当然ございます。で、えー、このばらつきの中で、全量分析しているわけではございませんので、その辺で、まあ、高かった時にどうだったのかという、ちょっと心配な部分でございます。という心配がございまして、新しく広いK砕出荷場を作って管理を強化した。こういうことでございます。まあ、以前の、高坂先生もご存知だとおもいますが、製錬所の中ほどにございますあの狭い出荷場ですと、なかなか、それぞれに分けて山を作っている、管理は当然難しいということで、あの広いK砕出荷場を作らせていただきました。ですので、現状はそれぞれのロットごとに山を分けて分析を待って、という管理をしています。残念ながら、当時ですね、土壌汚染対策法の、に、かかる検査については、えー、土壌と見なさないということで、行っておりません。基準として我々が運用していなかったものですから、残念ながらその点については検査をしていないということになります。

高坂司会:特にほかに質問が無ければ終わりにしますけれども、よろしいでしょうか?

事務局次長:あのう、一つお伺いしますが、あのう、東邦亜鉛安中製錬所における雇用の推移とか、そういうのが分かれば教えてください。それから、御社のですね、その新規事業に対する取組みとか、プランとか、或いは、新製品の開発状況とか、そういうのがもし可能であれば、教えてもらいたいんですけれども。

会社司会:えーと、雇用の推移とおっしゃいましたが、どのくらいスパンでしょうかね?

事務局次長:はい、まあ、ここ数年の雇用の推移とか、従業員の。

会社司会:で、すいません。私も、あの、あんまり詳しく把握してないんですがえーと皆さんお聞きのとおり、すごく以前、例えば昭和の時代ですと、ここは1000人以上の人が働いていました。現状ですね、どのくらいの人数がいるかと言いますと、社員で、すいません、細かい数字はちょっと申し訳ないんですが、200数十名。それと協力工としていただいている請負業者さんですね。こちらが多分100弱、或いは80とか70。すいません、80はいかないかな、70数名いらっしゃると思います。それと今日、あのバスの運転をしていただいてくれた安中運輸さん、これまで100%子会社ですが、そこが多分70名。ちょっとすいません、自信がないです。そんな現状です。で、10年くらい前は、どうだったかといいますと、多分今よりも50名とか多かったと思います。すいません、細かい数字は、用意していないのでこの程度でよろしいでしょうか?

事務局次長;今後の予定なんかは?

会社司会:そうですね、先程あのう、所長の森田の方から、焙焼炉の停止の話しがございました。えー、これに伴って、そこに携わる分くらいは減になるというふうに思われます。ただ、これまだ止まってませんのでこれからということになります。当然今働いている人たちの雇用というのは当然守っていきますので、まあ、直ちに人間が消えるということにはないと思われます、はい。それと2点目、新規事業について、いうことですけれども、すいません、私こちらもあまり詳しくないものですから。ただ今年度、この春からですね、えーと、本社非鉄開発部というのがございますけれども、ここの開発部、技術部と開発部というのがございますけれども、この開発部というのが、ですね、安中製錬所のなかに引っ越してきたというか、移ってきました。こちら、今、人数ですね。増やして強化をしてございます。こちらで素晴らしい新規が、開発がですね、できるという、私は期待をしています。すいません。抽象的なご報告ですが、よろしいでしょうか?

事務局次長:ありがとうございます。新規事業が立ち上がるといいですね。

会社司会:そうですね、是非そうなってほしいです。

高坂司会:それではあの、質疑応答を締め切りますがよろしでしょうか?

小川:ああ、すいません1点だけ。

高坂司会:はい。

小川:焙焼炉を停止されると、今度は、硫酸は小名浜から安中貨物で運んでくることになるわけですね?まあ、来年度からになると思いますが、その1点だけ。

会社司会:焙焼炉が止まることによって、硫酸製造は当然なくなるということになります。

小川:そうですね。

会社司会:えーと、当然小名浜の焙焼炉で硫酸ができますので、こちらを安中製錬所に輸送することになります。ただ、輸送方法については貨車ではないと思います。

小川:ああ、ローリーですか。

会社司会:はい。

小川:ああ、そうですか。危険じゃないですか?大丈夫ね、横転しないようにね。

高坂先生:それでは、どうも皆さん、会社のご担当のかた、ありがとうございました。

会社司会:高坂先生、どうもありがとうございました。それではここでですね。先程も申し上げたとおり、協定書の調印を行いたいと思います。協定書につきましては3年ごとに更新することになっております。前回は平成30年の第27回の視察会の中で調印をしています。今年で3年経過と、いうことになりますので、調印をしていただく、ということになります。安中緑の守る会を代表して藤巻会長、会社を代表しまして所長の森田、立会人として高坂先生、調印をお願いしたいと思います。すいません。この後ちょっと準備をさせていただきますので、ちょっとお待ちをいただければというふうに思います。協定書につきましては、2通作成をして、安中緑の大地を守る会とわれわれ会社とがそれぞれが保管するということになっております。そうしましたら、準備をさせていただきますので、少々お待ちください。

(約4分ほど準備および調印の為、質疑応答が中断)
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会社司会:通常ですと、ここで会長と所長で拍手をここでお願いをしていただいたので今回コロナの関係がございますので、並んで記念の写真撮影ということにさせていただきたいというふうに思います。高坂先生もお入り頂いて、こちらにテープが貼ってあるのでそれぞれその位置にお立いただいてよろしいでしょうか?会長、こちら、よろしいですか?

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会社担当:はい、撮りまーす。(カシャッ、カシャッ)もうちょっと寄ってください。では、もう一枚撮りまーす。

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会社司会:高坂先生、もうちょっと寄ってください。すいません。もう一枚撮ります。はい、どうもありがとうございました。そうしましたら席に戻ってください。

会社司会:すいません。それぞれお持ちいただいていると思います。宜しくお願いします。

会社司会:どうも有り難うございました。えー、なので、各会の代表のご挨拶をと思います。そうしましたら安中緑の副会長白石様、ご挨拶よろしくお願いをいたします。

副会長:お世話になります。今年の視察会につきましては、コロナ禍、また非常事態宣言というなかで開催していただきまして、会社の皆さんには感染対策をはじめとして様々な対策をとっていただきました。大変ありがとうございました。また、弁護士の先生方、議員の皆さん、こういう状況の中、お忙しい中、ご参加いただきまして大変ありがとうございます。今後ともご支援をよろしくお願いします。コロナの方もなかなか収まる所が見えない状況であります。まあ、本当に罹っても飲んで治せるような薬ができたら、終息に向かうのではないかと思います。皆さんにおかれましては、自分の身は自分で守っていただくよう、コロナに罹らないような対策をとっていただきまして、お過ごしいただければと思います。本日は大変ありがとうございました。

会社司会:白石副会長、どうもありがとうございました。それでは私ども会社の方からは総務本部長の大久保常務執行役員より、ご挨拶を申し上げます。お願いします。

総務本部長:本社の総務本部の大久保でございます。僭越ながら一言ご挨拶をさせていただきます。本日はコロナウイルス感染予防の為、昨年に続き、例年4月の開催の視察会を延期して、本日を迎えたわけでございますが、皆さまにおかれましては、参加人数の制限、マスク着用など、種々のご不便、ご負担をおかけしました中で、今回にご参加いただきまして誠にありがとうございました。また、平素は、弊社安中製錬所ならびにその従業員と家族が大変お世話になっており厚く御礼申し上げます。えー、先ほど、えー、森田署長よりも説明がございました通り、国内亜鉛需要の縮小傾向の状況を鑑み、来年3月までに安中製錬所の焙焼炉と硫酸設備、また電解設備では3つあるうち1つとしております。これは需要に見合った生産体制にすべく、設備のコンパクト化、即ち焙焼工程を小名浜製錬所へ集約し、安中製錬所の電解設備を一本化することによりましてコスト改善を図り、生き残りをかけた施策でございます。従業員が一丸となってやり遂げなければなりません。また、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすることを掲げるカーボンニュートラルへの対応など、この先、亜鉛事業を継続していくうえで避けては通れないことが山積しております。弊社発祥の地であります安中製錬所が生き残っていくためには、全員で、危機感を共有し、知恵を注ぎ、全力全霊で安全安定操業に取り組まなければいけません。歯を食いしばって、安中の地を死守してまいりますので、今後とも、本日お集まりの皆さまをはじめとする地元の皆さまのご支援、ご協力を切にお願い申し上げるところであります。さて、公特事業に関しましては、岩井畑地区につきまして、昨年度から4カ年計画が事業でスタートし、現在2年目を迎えております。事業がスムースに進捗しますよう、弊社におきましても、可能な限りサポートに努めてまいりますので、どうぞ宣しくお願いいたします。先ほど協定書を更新させていただきましたが、更新期間の3年とは言わず、末永く当社へのご理解ご協力を賜わりたく重ねてお願い申し上げます。私どもは、今後も、地域社会から信頼され、地元の皆さまと共存、共栄を続けて行けるよう、精進してまいります。最後に、大変恐縮でございますが、ここにご列席の皆さまとご家族の皆様のご健勝を心より祈念いたしまして、私からの挨拶と、させていただきます。本日はどうもありがとうございました。

会社司会:以上を持ちまして、第30回工場視察会を終了させていただきます。どうもありがとうございました。
(11時25分終了)
**********

■ご覧のとおり、東邦亜鉛はあれほど世間を騒がせているにもかかわらず、相変わらず鉛・ヒ素など重金属を多量に含む非鉄スラグの使用場所について、明らかにしようとしません。「行政に報告してある」との一点張りです。

 その行政である群馬県や安中市、とりわけ産業廃棄物の適切な処理について監督権限を持つ群馬県環境森林部は、東邦亜鉛の非鉄スラグの使用場所の開示について、県民が情報開示請求をしても、平然と黒塗りした資料を出してきます。

 だから東邦亜鉛は、どんなに産廃の不法投棄をしても、行政からとがめられる心配なく安心していられるのです。

 この官業癒着体制が、長年にわたる安中公害の元凶となっていました。そして、それが今なお連綿と続いていることを、恒例の工場視察会でも毎回痛感させられます。

※2021年09月11日:第30回工場視察会において会社側が配布した資料
 ZIP ⇒ 2021091130hzz.zip
※2021年09月11日:東邦亜鉛安中製錬所パンフレット
 ZIP ⇒ 20210911mbpt.zip

【市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬・・・この項おわり】
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