2009/10/29  23:37

世界は今…地上で最も暑くて熱い国のひとつ、ジブチ共和国(その5)  国内外からのトピックス

■とにかく、暑いため、ホテルに着いたらまずクーラーを確認する必要があります。ジブチは夜も暑い。10月でも、朝方でさえ、29度C前後までしか温度が下がりません。11月からは少し涼しくなるようですが、10月はまだ暑く、湿度も高く、クーラーの効いた部屋を一歩出ると、眼鏡が曇り、さながらサウナにいる感じです。

 ジブチで宿泊していたホテルの部屋のクーラーが急に効かなくなり、2日間ほどサウナ状態で眠ろうとしましたが、結局一睡もできませんでした。

 暑い時には冷たい水がほしいものです。水道水は、淡水化で造った水に、井戸から汲み上げた塩分を含む水を混ぜたもので、なめると微妙に塩味がします。石鹸の泡も立ちにくく、飲料水はミネラルウオーターに頼ることになりますが、これも殆どがイエメンやフランスからの輸入品です。

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街なかのあちこちにこのようなキオスク(売店)があり、ソフトドリンクやスナック、そしてミネラルウォーターの大びんも売っている。「水」のことを、アファール語では「レイ」、エチオピア語では「オファ」と言う。

■なにしろ暑い熱いジブチですが、涼しいところもあります。

 ジブチ北部の山間部にあるランダという町を訪れました。タジュラ市から、四輪駆動車で約1時間ほど、河原にそって、ガタゴトとゆられて上ってゆくと着きます。ランダの標高は800mなので、平地のタジュラに比べると涼しく、風も強いので、体感温度は心地よく感じます。

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紀元前から存在の記録があるというランダの全景。

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紀元前からこんこんと湧き出している水汲み場。毎分5リットルくらいだが、乾季でも枯れることはないという。この湧水は、広大な上流部の山々に降った雨が地下浸透したものが再び集まって地表に出たもので、ランダの住民全員に必要な水の量を賄っている。

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水汲み場のすぐ近くにある、2本の木が合体した珍しい老木。

 この町には、電気がありません。夜はランプ生活です。子どもたちが晩も本が読めるようにと、韓国政府が太陽電池と蛍光灯を組み合わせたシステムを試験的に導入し、今後の普及を計画中とのことです。

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ランダの小学校。教育には力を入れており、ロンダ出身者は、ジブチ国の要人にも多い。

 ランダからさらに山間部を四輪駆動車で数時間走るとエチオピア国境に辿り着くそうですが、かつては孤立した文化を継承していて、その起源はギリシャ時代にさかのぼるとのこと。

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ランダからさらに奥に向かって登る道。ずっとゆくとエチオピアまで至るという。

 この道を下るとタジュラ市に出ますが、古くはギリシャ時代から貿易港として栄えたと言われます。

 現在は、大規模コンテナヤードのあるジブチ市に人口の8割が集中していますが、タジュラ市には、昔からの由緒ある建物も街中に散在しており、歴史の長さを感じさせます。タジュラという地名は、「白い町」とも「7つのモスクのある町」ともいわれ、海側から望むと、白壁に彩られて建物とその間に立つモスクの尖塔が独特の雰囲気を醸し出しています。

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海側から遠景で見たタジュラの町なみ。建物の白壁が強烈な日差しを受けて眩しい。

【ひらく会情報部・海外取材班・この項つづく】
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