2007/10/7  11:22

公職者が金品を配っても起訴されない世にも不思議(1)  安中市長選挙

公職者(になろうと立候補を予定している候補者も含む)が自分の選挙区の有権者に金品を寄附することができないことは常識ですが、群馬県安中市の場合は違います。しかも、寄附の証拠を添えて、実態を警察に通報しても、検察が動きません。警察は一応関係者から事情聴取して、証拠が得られると、前橋地方検察庁に送検はしますが、なぜか検察庁は、安中市の選挙違反は全くといってよいほど、起訴しません。2度ならず3度も実際に確認しましたが、いずれも結果は同じでした。安中市では公選法第199条の2は適用されません。やり放題です。全国の公職者の皆さん! もし公選法違反で警察に呼ばれたら、安中市の事例を説明して、不起訴にしてもらいましょう。

岡田義弘・安中市長は、群馬県議会議員であった当時、平成16年12月5日(日)午後5時から、自分の選挙区内にある群馬県安中市北野殿地区の北野殿公会堂(当時)で開催された恒例の秋葉講において、自分の選挙区内にある住民に対して日本酒2升を寄附しました。これは公職選挙第199条の2の寄附の禁止に違反したものであると考えて、3年の時効前に、平成19年1月9日に地元有権者が警察に告発しました。ところが、前橋地方検察庁の渋谷卓司検察官は、岡田義弘に対する上記6(1)の事実を嫌疑不十分として、平成19年4月20日付で、不起訴としました。そのため、不起訴の不当性を確認すべく平成19年7月16日に検察審査会に申立をしました。

審 査 申 立 書

2007年(平成19年)7月16日

〒371-8531前橋市大手町三丁目1番34号
前橋検察審査会 御中

第1 申立の趣旨
 被疑者岡田義弘につき、公職選挙法違反で「起訴相当」の議決を求める。

第2 申立の理由
1 審査申立人
 群馬県安中市野殿980   小川 賢   ㊞

2 罪   名
 公職選挙法違反

3 被 疑 者
 群馬県安中市野殿969 岡田義弘

4 被起訴処分年月日
 平成19年4月20日

5 不起訴処分をした検察官
 前橋地方検察庁 検事 渋谷卓司

6 被疑事実の要旨
(1) 被告発人岡田義弘は、群馬県議会議員(いわゆる公職選挙法(以下単に「法」という)に定める政治家)であった者で、現在は安中市長という公職にある者だが、平成16年12月5日(日)午後5時から、自分の選挙区内にある群馬県安中市北野殿地区の北野殿公会堂(当時)で開催された恒例の秋葉講において、自分の選挙区内にある住民に対して日本酒2升を寄附した。もって、本法第199条の2に違反したものである。
(2) 罪名及び罰条
  公職選挙法第199条の2違反。

7 検察官の処分
(1) 前橋地方検察庁は、岡田義弘に対する上記6(1)の事実を嫌疑不十分として、平成19年4月20日付で、不起訴とした。

8 不起訴の処分の不当性
(1) 現職の公職者らが、自らの選挙区内で行ったこのような寄附行為は、親族等に対してする場合を除き、いかなる名義でする場合も、公職選挙法で禁止されている行為である。
(2) 告発人であり審査申立人である小川賢は、平成18年12月3日に行われた平成18年秋契約のあと、平成19年2月第1日曜日に開催予定の平成19年春契約の当番として会計を前任者から引き継いだ際に、峯組春秋契約当番帳(以下「証拠物」という)を受領した。これには、昭和57年12月以降、地元峰組(安中市岩野谷地区の旧5区、現4区(峯組))において、毎年2月第1日曜日に開催されている春契約と、毎年12月第1日曜日に開催されている秋葉講の会計情報が記載されている。告発人であり審査申立人である小川賢は、この証拠物には、毎回の当番の村人が、きちんと事実を記載していると判断したうえで、この証拠物の中に、まだ公訴時効の到来に至っていない上記6(1)の事実の記載を見つけたため、平成19年1月9日付で安中警察署に告発状を提出した。
(続く)
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