2010/9/24  23:45

世界の結婚式・・・台湾の高雄編(その1)  国内外からのトピックス

世界の結婚式・・・台湾の高雄編(その1)

■当会の事務局長の親戚で結婚式が開かれることになり、先日、当会取材班も台湾の高雄を訪問し、現地の模様を取材しました。事務局長によると、最後に高雄を訪れたのが1996年というから、14年ぶりの台湾南部訪問だそうです。

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成田空港74番ゲートに駐機中の中華航空機。以前と比べると機内サービスは格段に向上。


 9月10日に成田空港から午後1時45分発の中華航空機で出発したのですが、空港周辺の駐車場から小型のシャトルバスでパスポートチェックの検問を通過した際、「調査にご協力ください」と係員から当会のメンバー3名だけに何やら茶色の封等を渡されました。ほかの乗客10名には渡されませんでした。

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成田空港T2の中華航空チェックインカウンター。

 空港第2ターミナルに入り、チェックイン、出国審査を済ませて、74番ゲート待合室前で、搭乗前の時間を利用してA4判1枚のアンケート用紙に記入をしました。「成田空港への利用交通機関についての調査」というアンケートの中身は、成田空港までの交通手段と旅行目的、そして、羽田空港で国際線旅客サービスが開始された場合、アクセス時間がどの程度の差の範囲内であれば、成田を使ってもよいと思うか、などの設問が並んでいました。

 全ての項目欄に記載し終えて、搭乗のアナウンスがあったので、搭乗券の半券を受け取り、ボーディングブリッジに向かって歩く途中、搭乗ゲート付近に置いてあるはずのアンケート回収箱を探しましたが見当たりません。

 そこで、搭乗ゲート脇にいたガードマンらしきスタッフに尋ねましたが、「知らない」と答えるだけなので、仕方なく、搭乗客の流れに逆らって、入口まで戻って、中華航空の地上スタッフに場所を聴いたところ、こちらも「知りません」とのこと。

 「この近くに置いてあるはずですが」と、アンケートの説明書を見せましたが、首を横に振るだけでした。すると後ろの方にいた上司らしき女性職員がやってきて、「こちらで預かっておいて、あとで回収箱の場所をきいて入れておきます」と答えました。「個人情報が記入してあるので、取り扱いに留意をお願いします」とお願いして、3名分のアンケートを預けてから再び搭乗ゲートに戻りました。

 不可思議なのは、アンケートの説明書に「このアンケートは本日成田空港をご利用のお客様全員にお願いしています」とあるのに、なぜか、このアンケートの封筒を持っている乗客が極めて少ないことでした。また、検問所でも、担当者は初めから2,3人にしか配布するつもりのようでした。

 また「このアンケートは重要なので必ず記入し、なるべく出発前に回収箱に投函ください」という説明書きもありました。しかし、結局、アンケートの記載ばかり要求しておいて、回収箱の設置場所も不確かな成田国際空港株式会社(NAA)の対応には疑問だらけでした。

 当会のメンバーには、「羽田空港で国際線が利用できるようになれば、成田空港は絶対に使わない」と断言する者も出てくる始末です。それよりも、この日・英・中・韓の4カ国語で作成されたアンケートを渡された外国の方々は、せっかく記入して投函しようと思っても、どこに回収ボックスがあるのか分からず、さぞ困惑したことでしょう。これでは、せっかくのアンケートも、かえってイメージダウンを助長しかねません。

■そんなハプニングとは関係なく、ほぼ満席の中華航空機のB767型機は、15分遅れで成田を出発し、一路タイペイの桃園空港に向かいました。

 約3時間半のフライトで、桃園空港第2ターミナルに到着後、出口の右側に向かって歩き、突きあたりを右に曲がりさらに突きあたりを左に入るとバスの切符売り場があります。

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 台湾新幹線のある高鉄桃園駅までのシャトルバスの切符を買い、列に並びました。間もなくグリーン色のバスがやってきて乗り込むと約20分ほどで新幹線の駅に到着しました。

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 予約をしていなかったため、普通席が満席だったので、奮発してビジネスクラス(グリーン車)に乗ることにしました。

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これは欧州製の切符自動販売機なので、慣れないと使いにくい。また、改札機もフランス製のため、切符は、矢印のある面を下にして挿入しないとバーが開かないので、初めての人は必ず迷う。日本製なら表裏・前後どっちから入れても問題ない。
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ごった返す切符売り場。右のビジネスクラス(=日本のグリーン車に相当)はガラガラ。
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 台湾では新幹線のことを「高鐵」と呼んでいます。台湾高速鉄道を略して「台湾高鐡」と称しています。英語名のTHSRは「Taiwan High Speed Rail」の頭文字です。

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桃園駅は地下駅なので、エスカレータで下りる。勿論エレベータもある。地下1階待合スペース・地下2階下り(南下)ホーム・地下3階上り(北上)ホーム。このほか台北、板橋も地下駅。

 2007年1月5日に開業した台湾新幹線は、当初、欧州連合が有利に商談を進めていましたが、採用予定だったドイツ製の高速列車の大事故や台中大地震等で、安全性が評価された日本の新幹線に軍配が上がりました。しかし当初の設計が欧州システムだったため、改札機や列車無線がフランス製、分岐器がドイツ製、車輌などは日本製という混在システムとなっており、その調整に手間取るなどして、開業が予定より1年以上遅れたり、安全運航を心配する声もありました。

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自由座(=自由席)は、12両編成中の10、11、12号車。
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地下2階の南下ホームに入線する日本製車両。

 そうした事情はあるにしても、車両は日本の新幹線を基本にして、日本製なので日本の東海道新幹線に乗車している気分です。また、開業から3年8カ月以上経過した現在は、トラブルもなく順調に運航している様子です。

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充実したビジネス客室内の車内サービス。
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無料のスナック類と飲み物(コーヒーかお茶)。正ビジネスクラスのみ。

■ところが、台中駅を発車直後に、車掌があわてて通路を駆け抜けていったと思ったら、まもなく車内アナウンスで「乗客の中に医師はいませんか?」と告げました。ちょうどビジネス車である6号車に乗車していたのですが、その前方の5号車の乗客が体調に異変をきたし突然倒れたらしく、乗務員が駆けつけて介抱している様子が通路ドアの窓越しにうかがえました。

 次の嘉義駅に停車した際、ホームを担架を抱えて走る職員らの姿が見えました。結局、乗客はそのまま車内に乗せたまま、7分遅れて嘉義駅を出発し、終点の高雄の左營駅には4分遅れで到着しました。倒れた乗客は意識が戻った様子で車いすに乗せられて運ばれて行きました。

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日本人以上にせっかちな台湾人は運航遅れにうるさい。だから会社側も、遅延理由と遅延時間状況はきめ細かく表示。必死で、遅延時間の回復努力と成果をアピール。

 終点の左營駅は、高雄市の北にあるため、市内中心部へのアクセスは高雄捷運:紅線及び車への乗り換えが必要です。幸い、現地受け入れ側が車で迎え手に来てくれたため、エスカレータで4階の駐車場まで荷物を抱えて上がって、車に荷物を積み込んで宿泊ホテルに向かいました。

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終点の左營駅。

 事務局長によると16年前に高雄を訪れた当時はスモッグがひどく、当時は新幹線がないため10分おきに台北に向けて出発する国内線の飛行機に乗り、上空から高雄市内を見下ろすとスモッグにすっぽり覆われていたそうです。また、市内にはバイクや自動車がひしめいて、みなマスクをしてバイクを運転していたそうです。

 それが、今回、高雄に行ってみたら、空気はきれいだし、車の数は少なくなり、なによりも車やバイクが車線を守ったり、専用レーンをきちんと走っているのに驚いていました。

【ひらく会海外取材班・この項つづく】
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