2011/1/4  23:28

先祖代々の墓所の目の前にサンパイ場を作った東邦亜鉛と国と県と市に嘆願書提出  東邦亜鉛カドミウム公害問題

■12月18日(土)に、東邦亜鉛が約40年ぶりに地元説明会を行った際に、北野殿の北浦にある「小川」一族の先祖代々の墓所のすぐ近くに東邦亜鉛がすでに大きなサンパイ処分場を作ってしまい、その最後の仕上げとしての説明会だったことが判明した為、当会では稼働中止を東邦亜鉛に強く要請しました。

 その後、「小川」一族の菩提寺である時宗念称寺の世話人らにも、元旦の法要の際に、このことを報告するとともに、その後行われた北野殿の新年会での席上でも、地元住民の皆様に報告しました。

 そこで約束したように、年明けの1月4日、当会では県庁を訪れて、午前11時35分に、6階の県知事のいる秘書室で次の嘆願書を提出するとともに、県庁地下にある郵便局から、経済産業省の大畠大臣と安中市の岡田市長、そして東邦亜鉛の手島社長あてに、同じ内容の嘆願書を郵送しました。

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北野殿の北浦にある「小川」の墓所。

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                       平成23年1月4日
〒100-8901東京都千代田区霞が関1-3-1
 経済産業省大臣 大畠 章宏 様
〒371-8570 前橋市大手町1-1-1
 群 馬 県 知 事 大澤 正明 様
〒379-0192群馬県安中市安中1-23-13
 安 中 市 長 岡田 義弘 様
〒〒103-8437東京都中央区日本橋本町1丁目6番1号(丸柏ビル3 〜5階)
 東邦亜鉛且ミ長 手島 達也 様
                   〒379-0114群馬県安中市野殿980
                   小川 賢
          嘆願書
東邦亜鉛活タ中製錬所構内の安定型廃棄物処分場の稼働撤回のお願い
 平素より、地域の安心、安全、安定な生活、営農、自然等の環境保全に関してご尽力賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、先般、平成22年12月18日(土)午後1時30分から、地元の岩野谷公民館で、開催されました表記に関する地元説明会で、私は地元住民として参加させていただきました。その際、表記に関してご説明いただきましたが、下記の理由で、当該処分場の稼働を行わないように強く要請するものであります。
 なお、この件は、今年1月1日(祝)午前9時、北野殿に在住する「小川」「木村」「岡田」の菩提寺である時宗念称寺本堂による年始の勤行(修正会)の法要後、世話役を始め檀徒の皆様に説明したところ、稼働を望む意見は皆無であったことを申し添えます。また、私がこの嘆願書を提出することについて、檀徒の全員に報告済みです。
 かかる事情をご賢察のうえ、現在地における当該処分場の稼働計画は、私たちのご先祖様の安眠を妨げるばかりでなく、故人らの尊厳を汚すものであるため、即時撤回されるよう、強く要請します。
               記
(1) 処分場の位置は、念称寺の檀徒のうち、「小川」の先祖代々の聖地である墓所から約100mの位置にあり、墓所に通じる進入道路とは僅か約30m程度しか離れていません。常識ではこのような場所に処分場を設置することなど考えられません。そうでなくても、この一帯は重金属汚染土壌のまま放置されてきています。私たちのご先祖様を廃棄物の近くでこれから未来永劫永眠させるわけにはまいりません。
(2) 当該処分場は、安定五品目を埋め立てるとして安定型でありながら、遮水シートを設置する予定だということですが、東邦亜鉛鰍フ事業内容からして重金属を含む廃棄物の可能性が高いため、雨水等の侵入を防止するための対策が講じられるべきところ、そのような配慮がありません。
(3) 当該処分場について、東邦亜鉛鰍フ説明によりますと、廃棄物に浸透した雨水の排水は、既存の排水処理施設に導いて処理するとのことですが、そのための排水処理能力の改善について説明がありません。
(4) 現在、岩野谷地区では多数の産業廃棄物処分場の計画が目白押しです。この重要な時期に、安定型五品目用の廃棄物処分場を、地区内に設置した場合、今後、産廃業者を勢い付かせ、この地区に悪影響を及ぼす可能性が極めて心配されます。
          以上
(写し)念称寺 和尚
    念称寺 世話役 小川H様、小川Y様、木村H様、岡田Z様
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写真中央部にダークグリーン色に横線状に見えるのが処分場。手前は目隠しのための塀。掘り取った土は写真右手のくぼ地で、かつて霧ケ谷津といわれていた桑畑があった場所に投棄して埋立。

■大澤知事あてに嘆願書を提出したあと、16階の廃棄物政策課の小原次長に写しを持って行きました。北浦の墓所に先祖を祀る念称寺関係者一同の総意であることを告げて、小原次長に写しを提出しました。

 当会では、東邦亜鉛が既に作ってしまったサンパイ場の稼働だけは、東邦亜鉛に思いとどまるよう、全力で説得すべく、近日中に同社の幹部に直訴する予定です。
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安中製錬所の事務所棟。住民軽視と、役所誘導で、これまで汚染土壌対策を怠ってこられた背景には、このポスターが示すように同社の自民党依存体質がある。

【ひらく会事務局】
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