2011/6/9  23:39

「個別対応」を拒否するはずの東邦亜鉛が岡田市長に対して行っている「個別対応」の矛盾  東邦亜鉛カドミウム公害問題

■書類の偽造や変造が日常茶飯事だった東電さえも顔負けの、東邦亜鉛の二枚舌の歴史は、ともに、原発事故、カドミウム公害となって結実していますが、前項では、東邦亜鉛が地元住民に対して、公害対策などは地域全体の問題だとして、個人への「個別対応」をしないと宣言した経緯を報告しました。

 ところが、東邦亜鉛が、地域に影響力を行使する政治家にたいしては、積極的に「個別対応」をしているフシがあります。

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震災で減産を余儀なくされている東邦亜鉛安中製錬所。

■岡田市長の居宅のある安中市野殿969番地の北側には、地元で640年の歴史を誇る時宗念称寺の寺有地の野殿971-2番地があり、そのさらに北側には東邦亜鉛の所有地の野殿971-1番地があります。

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安中市役所の職員が公図をもとに作成した資料。

 ところが、念称寺の寺有地の971-2番地の東側は行き止まりになっていて、野殿970-1番地によって、道路から遮られている形になっています。この野殿970-1番地は岡田市長の居宅の敷地の一部を構成しています。現在、岡田市長は、この970-1番地の一番北の端を自宅への進入路として供用しています。

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当該進入路の様子。

 地元の古老の話では、この場所は、もともと念称寺から東に向かって200mほどのところにある墓地に通じていた道があったそうです。それが、昭和54年10月2日になぜか突然岡田義弘氏の所有土地として970-1番地として繰り入れられてしまったのです。

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疑惑の根拠となっている国土調査前の旧地図。

 この不透明な土地合筆の経緯と疑義については、当会のブログhttp://pink.ap.teacup.com/ogawaken/337.html#readmoreを参照してください。

■さて、その北側にある野殿971-1番地ですが、東邦亜鉛の所有地のはずなのに、なぜか地元住民の間では、岡田市長が東邦亜鉛とのウラ取引で実質的に私物化しているという噂が絶えません。

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↑道路側は東邦亜鉛によってよく管理されている。

 実際に当該の土地を調べてみると、道路側は草が刈り込まれていますが、道路から離れた奥のほうには、大きな石ころがゴロゴロしています。これらの石ころは、これまで30年以上にわたって野殿地区で施工されたいくつもの公共工事で掘り出された大きな石が運び込まれたものだと、地元では言われています。野殿地区の比較的大規模な工事では、これまで長年にわたって岡田市長に政治資金を提供してきた大手組が請負うケースが多いようです。

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いろいろな岩石が転がっている様は、あたかも浅間山の「鬼押し出し」をほうふつとさせる。

 そうした岡田市長と関係の深い土建屋が、こうした大きな石を、重機を使って搬入したようです。当然、実際にも、土地所有者の東邦亜鉛が、業者による石の搬入について指示ないし、合意をしてきたと考えられます。

■地元住民の間に流布している噂によれば、実際に東邦亜鉛はこの土地を岡田義弘市長に譲渡しているのも同然であり、いずれ近い時期に土地の名義も岡田義弘氏になるのだろうとみられています。あるいは既に譲渡されているという意見もありますが、当該土地の登記簿を確認したわけではないため、正確なことはわかりません。

 いずれにしても、この土地は畑地として東邦亜鉛が保有していると思われますが、それにしては、不可思議な現象が見られます。

 それは、ゴロゴロとおかれた200個を超えると思われる岩石の中に、妙な物体が長期に渡し放置してあることです。

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石垣の上に、妙な三角形の物体が見える。

■次の写真をご覧ください。なぜか、浅間山の「鬼押出し」を思い出させる岩石だらけの東邦亜鉛の畑の中に、「岡田義弘駐車場」と書いた立て看板や「・・・事務所」と書かれた看板の束が無造作に転がっていることです。

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東邦亜鉛の畑なのになぜかいく年も前から岡田義弘氏の駐車場や事務所の立看板の束が無造作に置いてある。

 これは、東邦亜鉛が岡田市長から依頼されて、一時仮置きをしているのかもしれません。でも、それにしては、看板は長年に渡し、同じ場所に転がっているので、もしかしたら東邦亜鉛がこの畑を産業廃棄物の中間処分場として使用しているのかもしれません。その場合、許可を得ていないことから無許可となっている可能性もあります。

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焼却炉のようなものまである。東邦亜鉛はここで何を燃やしているのだろうか。

■当会では、この実際の現場を調査した結果、東邦亜鉛が岡田義弘氏との間で「個別対応」をしているのではないか、と考えています。

 すなわち、東邦亜鉛のいう「個別対応」というのは、通常の地元住民に対して適用されるものであって、行政に影響力を行使できる議員や首長などの政治家に対しては、適用除外なのではないか、ということです。つまり、東邦亜鉛のいう「個別対応」というのは、「二重基準(ダブルスタンダード)」である可能性があります。

 この可能性が本当に正しいのかどうか、について、あとできちんと東邦亜鉛に確認してみます。

【ひらく会情報部・東邦亜鉛カドミウム等重金属汚染対策研究班・この項つづく】
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