公害企業のDNAを脈々と受け継ぐ東邦亜鉛安中製錬所で第30回工場視察会が9.11に開催(後編)  東邦亜鉛カドミウム公害問題

■マイクロバスから降りてヘルメットを外すと、汗で頭がビショビショでした。ヘルメットを玄関前で返却したあと、2階の大会議室に戻りました。時間はもうすぐ10時になろうとしていました。8分ほど休憩の後、質疑応答の時間となりました。

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会議室の壁に貼られた安中製錬所環境スローガン「好きです安中 好きです地球 みんなで守ろう環境ルール!」。これを読んで虚しさを覚えたのは筆者だけだろうか。


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公害企業のDNAを脈々と受け継ぐ東邦亜鉛安中製錬所で第30回工場視察会が9.11に開催(前編)  東邦亜鉛カドミウム公害問題


■恒例の東邦亜鉛安中製錬所の工場視察会が、今年はメモリアルな9月11日(土)午前9時から開催されました。このイベントは、安中公害による損害賠償請求訴訟で、昭和61年9月に裁判での和解が成立し、公害防止協定が締結された後、公害防止協定に基づき、原告団及び弁護団等による製錬所への立入調査が行われ、平成3年4月に、会社と旧原告団等との間で、協定書に定めた事項の完了について確認書が取り交わされ、同日、平成3年9月22日の協定期間満了後の3年間を期間とする新協定が締結され、その後、継続協定(期間延長を内容とする。)が3年ごとに締結されてきており、その協定に基づき毎年4月の第2土曜日に開催されるものです。昨年はコロナで8月22日(土)に、そして今年は9月11日(土)に開催されました。
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↑3年ごとの協定書更新で署名する藤巻会長(左)と森田所長(右)。↑

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【東邦亜鉛安中公害】安中緑の大地を守る会が恒例の清掃作業を6/8に実施。工場視察会は8/21予定  東邦亜鉛カドミウム公害問題

■なかなか梅雨入り宣言が出ない関東地方ですが、2021年6月8日(火)午前8時から、安中市岩野谷地区西岩井にある安中緑の大地を守る会の事務所のある公園で、毎年恒例の清掃作業が行われ、8名ほどの会員が参加しました。
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国道18号線からダイソーとABC Martの間の脇道を信越線の踏切を渡り、オサカベ自動車工業と協立精工を過ぎ、農免道路の上り坂に係る左手に高崎信金のグランドに隣接して安中緑の大地を守る会の事務所と公園がある

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東邦亜鉛が焙焼炉廃止で製錬工程コンパクト化=亜鉛減産体制に移行か…非鉄スラグも減産?  東邦亜鉛カドミウム公害問題

■東邦亜鉛の記事が久しぶりに地元紙に掲載されました。非鉄スラグの不法投棄がまたもや発覚か?と思いきや、6月29日に開催予定の同社第122回定時株主総会を前に、予め株主に課題と中期計画方針などを伝えておこうと、東邦亜鉛が6月2日に第12次中期3カ年計画の説明動画を配信するのに際して、マスコミに情報をリリースしたものです。地元紙の報道内容をまずは見てみましょう。
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**********上毛新聞2021年06月01日06:00


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【東邦亜鉛非鉄スラグ問題】スラグ投棄箇所情報を真っ黒にして開示した群馬県から弁明書到来!  東邦亜鉛カドミウム公害問題

■東邦亜鉛安中製錬所が年間5万5千トンほど副産物として排出している鉱さい(非鉄スラグ)には高濃度の重金属として鉛、ヒ素、カドミウム、亜鉛などが含まれています。東邦亜鉛はこの鉱滓の大半を「K砕」という独自の呼称を付して、これまでセメント増量材や、アスファルト骨材、それにゴム吸音建板混入材、そして路盤材や埋土、盛土などの土木資材向けに出荷してきました。

 しかし、東邦亜鉛のスラグは鉛とヒ素の含有量が多く、同社では、同じく群馬県内で操業する大同特殊鋼が排出るフッ素・六価クロム入りの鉄鋼スラグの問題が発覚して以降、いつ自分たちが排出している鉛・ヒ素等を高濃度に含有する非鉄スラグの問題にも焦点が当てられるのか、戦々恐々としていました。そしてついに、先年、当会の告発により、高渋バイパスの中央分離帯に大量の非鉄スラグが投棄されていることが判明し、ニュースでも報じられ大騒ぎになりました。こうした経緯は、既にこのブログでも関連記事を掲載してきました。

 当会ではこの間、リットン調査団の協力のもとに、東邦亜鉛の非鉄スラグの投棄場所を調べてきましたが、東邦亜鉛側は「群馬県に対して投棄場所の情報を報告している」と言うので、群馬県に昨年8月24日付で公文書開示請求を行いました。すると群馬県から同年9月3日付で10月22日まで開示決定期間を延長するとする通知が届きました。その後、群馬県からは、2020年10月16日付で、公文書部分開示決定通知書と、公文書非開示決定通知書、そして公文書の存否を明らかにしない決定通知書が送られてきました。

 そして、2020年10月23日(金)午前11時過ぎに開示された情報を見て、当会は仰天しました。なぜなら真っ黒だったからです。
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真っ黒塗りで開示された東邦亜鉛非鉄スラグ投棄場所一覧表。

 そのため、やむなく、2020年12月25日に審査庁である群馬県知事に審査請求書を提出しました。このほど、審査庁の群馬県知事から、処分庁の群馬県知事の弁明書が送られてきました。

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【東邦亜鉛非鉄スラグ問題】東邦亜鉛の非鉄スラグ投棄箇所情報を真っ黒にして開示した群馬県に審査請求!  東邦亜鉛カドミウム公害問題

■東亜鉛安中製錬所が年間5万5千トンほど副産物として排出している鉱さい(非鉄スラグ)には高濃度の重金属として鉛、ヒ素、カドミウム、亜鉛などが含まれています。東邦亜鉛はこの鉱滓の大半を「K砕」という独自の呼称を付して、これまでセメント増量材や、アスファルト骨材、それにゴム吸音建板混入材、そして路盤材や埋土、盛土などの土木資材向けに出荷してきました。しかし、このうち鉛とヒ素の含有量が多く、同社では、同じく群馬県内で操業する大同特殊鋼が排出るフッ素・六価クロム入りの鉄鋼スラグの問題が発覚して以降、いつ自分たちが排出している鉛・ヒ素等を高濃度に含有する非鉄スラグの問題にも焦点が当てられるのか、戦々恐々としていました。そしてついに、先年、当会の告発により、高渋バイパスの中央分離帯に大量の非鉄スラグが投棄されていることが判明し、ニュースでも報じられ大騒ぎになりました。こうした経緯は、既にこのブログでも関連記事を掲載してきました。
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非鉄スラグの不法投棄問題を指摘されながらも、平常通り操業を続ける東邦亜鉛安中製錬所(2020年10月16日08:24信越線安中駅にて撮影)。

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【東邦亜鉛非鉄スラグ問題】群馬県が行政処分をした非鉄スラグの質問に対し東邦亜鉛がよこした不誠実回答  東邦亜鉛カドミウム公害問題

■群馬県が令和2年9月10日付で東邦亜鉛活タ中製錬所から排出された非鉄スラグに関する廃棄物処理法に基づく調査結果及び行政処分を発表したので、地元の公害対策委員会の委員長を仰せつかっている筆者は、いくつか疑問点や不明点があったため、9月14日(月)午後3時半に同社東京本社を訪問しました。
 当初は同社安中製錬所の森田所長に面談するつもりでしたが、所長も事務部長も環境室長も業務多忙で都合がつかないとのことで、東京本社に電話を入れたところ、同社の部長クラスも環境・安全室長もこれまた都合がつかないと言うことで、総務部の担当者と面談することになったものです。
 20分ほど説明したところ、別の会議が入っているということで中途半端に切り上げざるを得なかったため、東邦亜鉛側は「あらためて書面で質問事項をまとめて出してほしい」というので9月15日に次のメールを発信しました。
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右奥のビルが東邦亜鉛本社のある鉄鋼ビル。東京駅八重洲側北口の大丸デパート脇から徒歩2分。


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【報道】食べると腹痛・悪寒・貧血等?!…東邦亜鉛の鉛・ヒ素入り非鉄スラグを県が廃棄物に認定!  東邦亜鉛カドミウム公害問題

■当会が2018年2月、高崎渋川線バイパスに投棄されたスラグの実態を初めて群馬県に情報提供してから2年半が経過した東邦亜鉛の非鉄スラグ問題ですが、昨日9月10日、群馬県廃棄物リサイクル課により、ようやく廃棄物認定されました。当会が指摘してから2年半もかかってその有害性が広く認知されることになります。
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ZIP ⇒ 20200911vmxo.zip
**********上毛新聞2020年9月11日

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コロナ禍で開催が4カ月半遅れた第29回工場視察会で、東邦亜鉛がK砕の有毒性について仰天説明!  東邦亜鉛カドミウム公害問題

■例年桜シーズンである4月上旬の土曜日に開催される恒例の東邦亜鉛安中製錬所の工場視察会は、今年で29回目を数えます。ところが、今年の4月は新型コロナウイルスが急激に蔓延していたため、延期になっていました。そうした中、安中緑の大地を守る会事務局の皆さんの努力で、東邦亜鉛側と交渉していただき、4か月半遅れの8月22日(土)午前9時から、安中公害訴訟の和解にともない、原告団と東邦亜鉛との間で締結された協定書に基づき始められた工場視察会の第29回目が開かれました。
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 当日は、午前8時50分に東邦亜鉛安中製錬所の事務部のある総合事務所の2階会議室に集合しました。いつもは、事務所の1階の会議室が控室になるのですが、コロナ対策ということで、なるべく集まっている時間を短縮するため、このような措置をとったものです。

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【速報:鉛・ヒ素入りスラグ問題】群馬県は民間工事でさらに11か所増加と発表!  東邦亜鉛カドミウム公害問題



■かつて公害企業として全国にその悪名を響かせた東邦亜鉛の安中製錬所ですが、その体質は少しも改善されないまま、現在に引き継がれていることが、今年8月9日の突然の公表で判明しました。
※参考URL:「当社の非鉄スラグ製品の調査・回収について」 ⇒ http://www.toho-zinc.co.jp/news/pdf/news_20190809_2.pdf
 しかし東邦亜鉛は、これほどの違法行為を犯しながらも、廃棄物処理法に基づくペナルティを群馬県から受けることもなく、「当社の有毒スラグが不法投棄されている場所を見つけたら情報提供してください」などと涼しい顔で、自社のHPや新聞広告を出している有様です。 ※2019年11月29日上毛新聞P4:ZIP ⇒ 20191129mxol_new.zip
 そうした中で、2020年3月11日付読売新聞に次の記事が掲載されました。
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【3/18追記】本件記事の末尾をご覧ください。
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安中公害闘争のシンボルの記念碑がある安中緑の大地を守る会のプレハブ事務所の壁面塗装作業(追加)  東邦亜鉛カドミウム公害問題


■安中公害の原因企業の東邦亜鉛の創業時からの主力工場である安中製錬所の一番東側に、同社が高崎信金の名義で農地法違反をして、地元住民を騙してせしめた農地を変電所に作り替え、自らの名義の土地を高崎信金と交換して野球グランドにした場所があります。この隣に、安中公害訴訟弁護団を前身とする安中緑の大地を守る会の公園とプレハブ事務所があります。先日8月10日の事務所の壁面塗装作業に引き続き、8月24日の午前9時から、追加の仕上げ塗装作業を有志の皆さんで行いました。前回の作業の様子は次のブログをご覧ください。
〇2019年8月11日:安中公害闘争のシンボルの記念碑がある安中緑の大地を守る会のプレハブ事務所の壁面塗装作業
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3002.html
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きれいに塗りあがったプレハブ事務所。

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【続報:鉛・ヒ素入りスラグ問題】公害企業・東邦亜鉛が道路や公園に不法投棄!  東邦亜鉛カドミウム公害問題


 東邦亜鉛は、これまで公害をまき散らしながら企業活動に邁進してきました。公害なしでは生きていけない企業なのです。公害をまき散らしては法廷闘争に明け暮れることで企業の存続を図っているのです。刑事告発を恐れてか?昨日プレスリリースのなかで謝罪を発表しましたが、刑事事件が無事収束した後でも、真摯にスラグ回収をおこなうのでしょうか?
 毎日新聞のスクープ報道に続き上毛新聞でも東邦亜鉛有害スラグの文字が紙面におどりました。
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安中公害闘争のシンボルの記念碑がある安中緑の大地を守る会のプレハブ事務所の壁面塗装作業  東邦亜鉛カドミウム公害問題


■安中公害の原因企業の東邦亜鉛の創業時からの主力工場である安中製錬所の一番東側に、同社が高崎信金の名義で農地法違反をして、地元住民を騙してせしめた農地を変電所に作り替え、自らの名義の土地を高崎信金と交換して野球グランドにした場所があります。増設用に設置した変電所は、公害闘争のあおりをうけ頓挫しその後半世紀の間、朽ち果てていました。ところが3年前にK砕と呼ばれるスラグ置き場を東邦亜鉛が突然作り始めました。当時の様子は次のブログをご覧ください。
〇2016年4月23日:近年になく紛糾した東邦亜鉛安中製錬所における4.9第25回工場視察会の参加報告(その2)
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1969.html
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安中緑の大地を守る会の記念公園の一角にある築32年のプレファブ事務所。さすがにあちこち痛んできたので、今回側壁の塗装工事を施工した。写真は施工前の事務所の様子。

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【報道:鉛・ヒ素入りスラグ問題】テレビでも報道された公害企業・東邦亜鉛  東邦亜鉛カドミウム公害問題

 当会が、群馬県が整備を進める高崎渋川バイパスに岡田工務店が不法投棄した“鉛ヒ素入りスラグ”を指摘してから何か月経過したでしょうか?やっと毎日新聞が取り上げ、8月10日にはテレビ各社が後追いで大々的に報道するに及びました。(株)佐藤建設工業が群馬県中にばら撒いた大同スラグを含めスラグというものは有毒なものが多く大変危険です。NHKの報道ぶりを見ていきましょう。

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【鉛・ヒ素入りスラグ問題】ようやく高崎市が岡田工務店のソーラー施設造成地の土壌分析結果を議会に報告  東邦亜鉛カドミウム公害問題


■本日の新聞報道で、ようやく高崎市環境部環境政策課が、7月24日の市議会市民経済常任委員会で、高崎市箕郷町の岡田工務店が保有する2か所のソーラー発電施設の造成地に大量に投棄された東邦亜鉛安中製錬所由来の非鉄スラグ「K砕」の分析結果を報告しました。
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