PADDY PHIELD RETURNS !

先週末、パディさんは新宿の『スモーキング・ブギー』に環七スピードキャッツを見に行きました。「環七のサウンドは、ホント、かっこいいよね！」とニコニコです。




対バンの、THE VOLUME OUT! も気に入ったみたいで「ギターのバカ・ロック（本当はTaka-Rockさん）、最高！」　彼らのCDまでもらっちゃいました。


また、マキニカリスのメンバーさんが「昔、レイプドのシングル買いましたよ。ピンクの縁取りに４人のメンバーの写真がならんだやつ（Pretty Paedophiles）。今も持ってます」と。なんと、ステキな方々でしょう！

この日はアメリカから日本のパンク／ガレージ・シーンを取材に来ていた方がいて、彼女も「レイプド、知ってるけど、日本人がドラマーだったのは知らなかった。その人にここで会えるなんて！」と、びっくりしてました。

このお店、最後はセッション・タイムになって、出演者でもお客さんでも飛び入りで演奏できるそうです。「せっかくだから、パディさん、何かやりましょう！」と誘ってもらい、ダムド「NEAT NEAT NEAT」とストゥージーズ「I WANNA BE YOUR DOG」を。かっこよかったです！

CUDDLY TOYSの新曲（2007年）の歌詞を紹介していきます。
まずは、XFMの試聴サイトでも好評の『HOLDING BACK THE TEARS』。日本語タイトル『涙、こらえて』はパディさんが付けました。

☆試聴はこちらから。（バンドの名前はSTEVE AND THE STRAYZになってます）
http://www.xfmuploaded.co.uk/steveandthestrayz/


HOLDING BACK THE TEARS / 涙、こらえて
Steve And The Strayz (Cuddly Toys)
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Tonight I'll be crying holding back the tears
Tonight I'll be crying holding back the tears

You cheated and you got hurt
What more could a boy do
Cause I've been missing you
While you've been going out with other guys
And I've been getting hurt
But no more
Cause tonight you'll be crying
Holding back the tears

Tonight I'll be crying holding back the tears
Tonight I'll be crying holding back the tears

You ran to him but you found out
He's now with another girl
He's been telling you
All the things you wanna hear
And I've been getting hurt
But no more
Cause tonight you'll be crying
Holding back the tears

(Guitar Bridge)

If you find that you don't really love her
Send her back to me
So I'll be waiting here each night
Just hoping

You cheated and you got hurt
What more could a boy do
Cause I've been missing you
While you've been going out with other guys
And I've been getting hurt
But no more
Cause tonight you'll be crying
Holding back the tears

Tonight I'll be crying holding back the tears (3 times)

You cheated and you got hurt (4 times)

　パディさんがイギリスに渡ってミュージシャンになる前（14〜15才の頃）、横浜で夜遊びしていて知り合ったのがキャロル解散後のジョニー大倉さん。当時のパディさんはなかなかやんちゃだったそうですが、ジョニーさんはよく面倒をみてくださったそうです。「ジョニーさんから電話が来て、食事に連れてってもらったりしたし。あ、キャロルのレコード、もらった気がするなぁ」……って、さらっと言うけど、けっこうすごいことですよ！　その後、パディさんはロンドンへ。まさか、向こうでミュージシャンになって長く暮らすことになるとは本人も思っていなかったので、ジョニーさんにご挨拶もしないまま、現在に至ります。（多分、ジョニーさんも「パディ・フィールド」の名前はご存知ないでしょう。）

　ジョニーさん自身も、しばらく音楽から遠ざかっておられたようですが、最近はニューアルバムを出してツアーするなど精力的に活動中です。今回、日本滞在中にジョニーさんのライブがあると知ったパディさん、ちゃんと最新アルバムを聴いて見に来ました。ステージにジョニーさんが現れると「わぁ、丸くなったよ、ジョニーさん」とつぶやいてます。キャロル時代〜ソロ〜最新作と、ジョニーさんの音楽世界を堪能。とてもいいライブで、パディさんにとっては昔の記憶が甦るような特別な一夜となりました。


　終演後、会場入り口で。このタオルは友人から撮影用にお借りしました。（だって、ジョニーさんがくれたタオル、他の人に取られちゃったから！　詳しくは本日のBBS参照のこと）

　パディさんは、DJの『スヌーピー』こと今泉恵子（現在は圭姫子）さんと再会しました。スヌーピーさんは80年代の人気DJとして有名な方。当時カドリー・トイズやパナッシュを高く評価して、プッシュしてくださったそうです。大貫憲章さんと一緒にやっていた番組もありましたね。最近、メールで連絡をとって20数年ぶり（？）の再会となりました。待ち合わせ場所に行くと、今泉さんが手を振っています。「あ、スヌーピー！　変わってなーい♪」と、うれしそうに駆け寄るパディさん。お茶を飲みながら、なつかしい話に花が咲きます。今後の活動への助言や励ましの言葉もいただいて、ますます前向きになったパディさんでした！

　６月12日は秋間経夫さんのバンド、AKIMA & NEOSのワンマン・ライブを見に行きました！　秋間さんは元マルコシアス・バンプのフロントマン。故マーク・ボラン（T.REX）への敬愛ぶりは有名で、20年に渡って続けているマーク・ボラン追悼ライブでは、ボランとボウイの共作であるカドリー・トイズの「MADMAN」も、もちろん演奏しています。また、別の機会には「エイリアン」をカヴァーしたこともあるそうで、パディさんのことはリアルタイムで知っている方です。先月、O-EASTでのイベントで初めて会って意気投合。パディさんはAKIMA & NEOSのサウンドや雰囲気がとても気に入って、この日のライブも大いに楽しみました！

会場の新宿レッドクロスの前で。


ライブの写真を撮ってないので、AKIMA & NEOSのフライヤーを。

　CD化されるカドリー・トイズの『GUILLOTINE THEATRE（倒錯のギロチン・シアター）』のアートワークがやっとイギリスから届きました！（中身のCDとDVDはとっくに完成しています。）

CDのジャケットはこれです。


ジャケット裏面



　このCDは1981年のイギリス盤を基本に、1979年に先行リリースした日本盤のみに収録されていた曲をボーナス・トラックにしたもの。つまり、パディさん在籍時のカドリー・トイズ音源は、これですべて聴けることになります。（約67分というボリューム！）　
　さらにボーナスDVDとして、当時のプロモ映像、インタビュー、ライブ映像、レアな写真のスライド・ショーまで、約55分間にわたって収録。メンバーは10代から20代前半の若さですが、ライブの様子などは堂々としたもの。このDVDだけでひとつの作品になりそうな感じです。たぐいまれな才能と個性を持ちながらも短命に終わった初期カドリー・トイズ。彼らが残したものすべてをパッケージし、その魅力を最大限に伝えくれるこのCD/DVD。このサイトをご覧になっている皆様には、ぜひぜひ手に入れていただきたいと思います！　カラー８ページのブックレットには写真と歌詞も掲載。日本盤はヴィヴィッド・サウンドから発売予定です。リリースの詳細がわかりましたら、またお伝えいたします。

　新生カドリー・トイズである『STEVE AND THE STRAYZ』が、イギリスのラジオ局 XFMの人気投票で『今週の第一位』に輝きました！　皆様が投票してくださったおかげです。本当にありがとうございました！　
　　　


　すでに XFMのサイトの『Weekly Winner』のページに掲載されましたし（↑）、XFMの番組内では彼らの曲がフルでオンエアされたようです。これをきっかけに注目をされて知名度を上げて行くバンドも多いらしいので、STEVE AND THE STRAYZはとても良いスタートを切ったと言えるでしょう。

　週間投票は木曜締め切りで、今再び新規の投票（来週の分）が始まっています。こうなったら、２週でも３週でも連続１位の快挙を成し遂げてほしいですね。引き続き、曲の試聴と人気投票（四角いバナーをクリック）をよろしくお願いいたします。

★こちらからお願いします↓
http://www.xfmuploaded.co.uk/steveandthestrayz/

　６月６日は、音楽評論家でDJの大貫憲章さんに会ってきました。大貫さんとパディさんの出会いは1970年代後半のロンドン。「ロンドンでバンドをやっている日本人少年・パディくん」を、当時の『ポパイ』誌で紹介してくださったのが、大貫さんです。（当サイトの記事カテゴリReminiscenceの「日本上陸（２）」をご参照ください。）　
　昨年、パディさんが帰国した時、大貫さん主宰のDJイベント『LONDON NITE』に遊びに行って再会。今回は新しいデモ音源を持って事務所を訪問しました。大貫さんはパディさんの復帰への想いを理解してくださり、すぐに音源を試聴。「ポップでいいじゃない！　いろんな人に聴かせるね」と言ってくださいました。その後、昔のロンドンの思い出話から最近のロックの話題などで、とても楽しい時間を過ごすことができました。音楽に対する情熱あふれる大貫さんのお話に、パディさんも大いに力づけられた様子でした！

大貫さんのブログはこちら
http://www.ongen.net/blog_kenrocks/

『LONDON NITE』のオフィシャル・ページ
http://www.kenrocks.net/

　記事の中にパディさんが登場してる雑誌が、現在２種類、発売中です。ひとつは『DOLL』７月号の「MAD3 欧州ツアー・レポート」。この３月下旬から４月にかけてヨーロッパ・ツアーを行ったMAD3。そのロックンロールな旅日記をHARUTOさんが書いておられますが、ロンドンでのギグのところにパディさんが登場します。EDDIEさんと一緒に撮った写真も！







　もうひとつは、先月、O-EASTで行われたイベントの記事（『ROCK JET』第28号）。渋谷のライブハウス、ラ・ママの25周年記念イベントで、廣嶋、THE EASY WALKERS、秋間経夫のAKIMA & NEOS、廣瀬HEESEY洋一のスペシャル・バンドcheaSS（チープトリックとキッスのカヴァー・バンド）、森重樹一のTHE DUST'N'BONEZ、といったアーティストたちがO-EASTに集結したもの。出演者の多くが世代的にも音楽的にもカドリー・トイズをリアルタイムで知っている方々。終演後にパディさんが楽屋に行くと「……あのパディさんですか？！」と、皆さん驚きながらも歓迎してくださいました。その時、秋間さんと一緒に撮った写真が『ROCK JET』誌に載っています。

　ロンドンのトニー（元カドリートイズ）から緊急のメールです。STEVE AND THE STRAYZの音源２曲をXFMの試聴サイトにアップロードして1週間。第1週目としては好調なスタートだったようで、今日の昼間にXFMで一度オンエアーされた、そうです。やった！!　

　そして日本のファンの皆様へ、さらなるお願いが！　このXFMのSTEVE AND THE STRAYZ試聴サイト左下にある『VOTE FOR US LONDON』という四角いバナーをクリックして欲しいとのこと。これは人気アーティスト投票に反映され、ここで『artist of the week』に選ばれると、XFMから強力なプッシュをしてもらえます！

　STEVE AND THE STRAYZは、現在第５位。ただし、下から追い上げられれば、どうなるかわかりません。なので日本からも、さらなるクリックをお願いいたします！ 曲名クリック（or再生ボタンをクリック）し、1分後くらいにブラウザの更新ボタンで最新の状態にしたうえで、今度は『VOTE FOR US LONDON』をクリック！

これが目印のバナーです。　


これを、お暇な時に繰り返していただくと大変助かります。ご協力よろしくお願いいたします。

★こちらからお願いします↓
http://www.xfmuploaded.co.uk/steveandthestrayz/

　少し前のことですが、５月晴れのある日、パディさんは神田明神にやって来ました。ここは平将門をお奉りしている神社なのですが、実はパディさんのお母さん、平将門の血筋だとか。「だから、マサカド君は僕のご先祖様なの。ごあいさつに行かなくちゃ！」　というわけで、入り口の真っ赤な門に到着。「すごーい！　ヴィヴィッド・カラーでピカピカ。さっすが、僕のご先祖だけあって、派手好きなのねぇ」　そして、ごあいさつのポーズがこれ。柴又の寅さんとごっちゃになってる……（笑）。

マサカドくん、おひかえなすって！


　神社の本殿まで進むと、おごそかな雅楽の音色が流れ（中で練習してましたよ）、身が引き締まる感じ。パディさんも神妙な顔でお参りです。「なんだか、向こう（本殿の奥）の方から引きつけられるようなパワーを感じる……」　ああ、きっとマサカド君が見てるんですよ。パディさんを守ってね。

子孫のパディくんが来ました！


HAPPYとLUCKYを呼ぶ神様。僕のカムバック、成功させてね。


グリッターなおみこし、発見！


　獅子が我が子を谷底に突き落として鍛えてる図、を再現したもの。江戸時代に石で作られたモニュメントで高さが３メートルくらいあり、細い滝が流れています。ナントカ文化財に指定された貴重なものですが、これに登ろうとするパディさん！　「上のライオンの所から、顔、出したーい」と登れる足場がないかグルグル回ってます。やばいです。文化財を破壊したら警察が来ちゃうかも、となだめすかして、なんとか下で記念撮影。

あやしい者ではありません。。


ホントは上に行きたいよー


敷地の中にお稲荷さん。このキツネちゃん、かわいい！


これは「銭形平次の碑」！　神田に暮らす銭形平次はこの神田明神の氏子という設定らしいです。


あっ、銭形パディ親分だ！　待てぃ、悪者！（チャリーーン！）


捕り物のあとは、昼ごはん。小えびの天ぷらを卵でとじた「えび玉丼」。小さいおそばも付いてます。


あー、楽しかった。マサカドくん、またねっ！

　これまで、ほとんど中央線沿線には縁のなかったパディさん。吉祥寺の井の頭公園に行くのも初めてでした。駅から公園までの途中、昭和レトロな品揃えの骨董品屋さんで店先においてある商品のバイクをみつけたパディさん。実はクルマもバイクも、昔はかなりの飛ばし屋だったらしいです。『ホンダNSR』というレーサータイプのバイクを見ながら「昔、これと似たタイプの『スズキ・ガンマ』っていうバイクに乗ってたの。すっごく早くて、エンジンかけた時の瞬発力が強くて、うっかりしてるとバイクだけ先にすっ飛んで行っちゃうんだよ」と、なつかしそう。


　1983年に発売された元祖・レーサーレプリカ、スズキRG250Γ（＝ギリシア文字のガンマ）とは、こんなバイク。パディさんのも、このタイプかな？


　
　井の頭公園に入ると「あれ？　前に見たことあるような気がする…。湖があって、白鳥のボートがあって。ああ、箱根の芦ノ湖かなぁ。小さい時に、何度か連れて行ってもらったから」　ちょっと規模は違うけど（井の頭公園のは池）、似ているかもしれませんね。

　ここは公園内にある弁財天。パディさんは日本の古い建物や神社など、歴史的な場所が大好きです。「古くからある所って、とっても心が落ち着くんだ」