ついに実現、奇跡の来日公演! オンリー・ワンズのライブ初日に行ってきました。
オープニング・アクトの『ストレンジ・フルーツ』というのは、ピーター・ペレットの息子のバンドです。ピーターにはジェイミーとピーターJr.という二人の息子がいて、彼らはベイビーシャンブルズの初期(2004年)のメンバーでしたが、ご存知ピート・ドハーティの行状があまりにひどいのでさっさと脱退。現在は他のメンバーを加えて『ラブ・マイナス・ゼロ』というバンドをやっています。『ストレンジ・フルーツ』はジェイミーが女性シンガーのジェニーとやっているアコースティック・ユニットですが、この日はピーターJr.も加わり、さらに「坊主たちがやるんなら、おっちゃんがドラムたたいちゃる!」と、オンリー・ワンズのギタリストのジョンも参加。変則的な『ストレンジ・フルーツ』が出現しました。オンリー・ワンズとは音楽性が違うので、ジェイミーたちは「ここ(アンチノック)ってパンクのハコだよね。僕らブーイングされちゃうかな〜」と不安顔でしたが、お客さんたち、暖かく見守ってくれてました!

ジェニー(左)とジェイミー(右)

顔が見えなくてごめんなさい。ピーターJr.です。ドラムがジョン。(全然見えてない……)
彼らのMyspaceはこちら。
Strange Fruit
http://www.myspace.com/strangefruituk
Love Minus Zero
http://www.myspace.com/loveminuszerouk
そ・し・て……! いよいよ、THE ONLY ONES!!!!!
うしろのドアまでいっぱいに入ったお客さんの密集度が、ぐぐっとアップ! 身動きできないけど、このテンションがすごくうれしい(けど、苦しい・笑)。
最初だけ少し固い表情に見えた彼らも、盛り上がるオーディエンスに満足そうで、中盤では「何かリクエストあったらやるよ!」と余裕の笑み。ピーターはステージで鼻かんで「このティッシュは通りで配ってるヤツからもらったんだ」とか言ってたっけ。それにしても、すごい演奏! 彼らの歴史の中では、一緒にいた時間より離れていた時間の方が何倍も長いはずなのに、この吸引力はなんなのだろうか? どんなに長く離れても、普段は別々なことをしていても、4人の身体のどこかにTHE ONLY ONESというスイッチがあって、それがオンになると合体して別の何かになるような(超合金メカ??)……。
オンリー・ワンズのライブはあと2回(5/11と5/13)。11日はソールドアウトだそうですが、13日はまだ大丈夫みたいですから見ておいた方がいいですよ! ネタバレになるのでセットリストは載せませんが、あの曲もこの曲も、ちゃーんとやってくれます。終盤、ピーターが白い歯を見せて笑ってたのが印象的でした。
そうそう、物販もすごいんです! VINYL JAPANが作ったポスター付き来日ツアー・プログラムのセット!

来日記念ポスター。でかいです。B1サイズかな。

CDサイズのプログラム(オールカラー24ページ)、7インチサイズのスリーヴ、缶バッジ(チケットに付いてたのとは別デザイン)。

ブックレットの中。レアな記事の切り抜き、写真などがたくさん!
さらに挟み込みの挨拶文があり、THANKSとしてVINYL JAPANでのチケット購入者の名前がずら〜っと載っています。こんなに豪華で3000円。数量限定らしいので、お早めに!