11月28日、ザーザズー代々木にて、5人体制としては最初のCuddly ToyZのライブが無事に終了しました。
ご来場のお客様、共演バンドの皆さま、ありがとうございました。
ザーザズー代々木のスタッフの皆さま、お世話になりました。
対バンの方々、カッコよかったです
バンドマンの日常を題材にしたKENZI BRITISHのベース弾き語り
ブレードランナーみたいな世界観のCOAL TAL MOON
お江戸の元禄パンク!? 粋でいなせな、極悪いちご団
極悪いちご団の皆さんとニコニコのパディ
トリに登場したCuddly ToyZは、冒頭から6曲(20分以上)はMC抜きでトレーシーという少女の不思議な物語を展開しました。
パディによるメンバー紹介を挟んで、パンクでノリの良い曲を3連発。最後はニューアレンジの「Madman」で新境地に挑戦。
(11/28 セットリスト)
1. Time Warp
2. Holding Back The Tears
3. Universe〜孤独な夜〜
4. サイエンス・フィクション
5. Illusion
6. Tracy
7. First Day Of My Life
8. Pink Automatic
9. Moving Target
10. Madman
(6)の「Tracy」は英Cuddly Toysの未完成曲で、パディいわく、「1980年頃に数回、ライブでやっただけ。残っているのはライブを録音したカセットしかなくて、ちゃんとした歌詞もわからないんだけど。トレーシーという女の子を主人公にした10分くらいある長い曲で、ライブの時はダンサーが出て来てマイムをやったり、ボーカルのショーンと絡むようなダンスをしてたの」
自分がビザの問題で脱退することにならなければ、Cuddly Toys『倒錯のギロチンシアター』の次のアルバムは「Tracy」が中心になっていた、とパディは言います。
「あの頃、オリジナル・メンバーで作りかけの曲がいくつもあったんだよ。トニーが音源を保管しててくれたの。自分のせいでお蔵入りになった曲だから、自分で完成させたかったんだよね!」
(1)と(3)は『倒錯のギロチンシアター』収録曲、(2)(7)(8)はパディ、トニー、フェビアンが再会した10年ほど前に作った曲、(4)は「ロッキーホラーショー」でおなじみのバラードをパンク・アレンジで、(5)はユーライア・ヒープの曲の一部、(9)はCuddly Toysの前身、RAPEDの代表曲、(10)はデヴィッド・ボウイ&マーク・ボラン共作のCuddly Toysのデビュー曲。(1)〜(6)までは、孤独な少女トレーシーの冒険物語という構成になっています。
長年、パディが思い描いていた音楽の形がだんだん見えて来て、「Tracy」と同じように「パディ・フィールドの冒険物語」も良き仲間を得て動き始めました。立ち会ってくれた皆さまに感謝です。
次回のCuddly ToyZのライブは12月21日(木)
ザーザズー代々木にて、またお会いしましょう!