ついに、アルバムのリリース記念ライブを迎えたCuddly ToyZ。
楽器隊が所定の位置につき、ライカのキーボードがアルバム『Tracy 〜The Beginning〜』の1曲目「In The Mist」のイントロを奏でる中、ボーカルのMOMOが登場。
pic : Y.Tsuyoshi
以下、セットリストと共にステージの様子をご紹介します
【Cuddly ToyZ 2019.6.16(Sun) @ZONE-B Set List】
1/ In The Mist
2/ Brain Saviour
3/ Sound of The Sirens
アルバム冒頭の2曲、英Cuddly Toys時代の「Sound of The Sirens」を挟んで、メインとなるトレーシの物語へ。
5 pics : Vocation Productions
-----(Tracy story set)―――
4/ Time Warp
5/ Join The Girls
6/ Pink Automatic
7/ Holding Back The Tears
8/ Universe
9/ Science Fiction + Illusion
10/ Tracy
11/ To be Continued Theme
ママが夜遊びに出かけて、ひとりぼっちの少女トレーシー。さみしさを抱えて眠りに落ちると、B級ホラー映画のような怖い夢を見て、そのまま幻想の世界を彷徨う……という展開を、MCなしで一気に聴いていただきました!
4 pics : Vocation Productions
ここでメンバー紹介。
1年前に亡くなり、永久メンバーになったa.t.s.u.s.h.i.も一緒です。ギターを弾いている a.t.s.u.s.h.i.の写真をドラムセットの横に置き、パディは「あっちゃん、ステージに来てるよね!」と言ってました。
pic : staff
その後、スペシャル・ゲスト、オートモッドのジュネさんとユキノさんを迎えたセッションへ!
――(Guest set with Genet & Yukino)―――
12/ Ziggy Stardust
13/ 20th Century Boy
パディとジュネさんが出会ったのは1979年のロンドン。最初のパンク・ムーブメントがダイナミックに変化、進化していく激動の時代です。
当時のパンクスの多くは思春期にグラムロックの洗礼を受けた世代。デヴィッド・ボウイ、マーク・ボランの影響は計り知れず、今回もグラムロックの名曲「Ziggy Stardust」と「20th Century Boy」をジュネさんが熱唱してくれました。
40年前にロンドンで青春を過ごしたパディとジュネさんが、今、同じステージでプレイしている光景を見ていて、しみじみ感動。ユキノさんのギターは、まさに「グラム好きのパンク少年」が弾くサウンドでした♪
2 pics : Vocation Productions
3 pics : Y.Tsuyoshi
ここで本編は終了。
続くアンコールでは、初公開の新曲「Theme of Cuddly ToyZ(カドリートイズのテーマ)」と、RAPED(英Cuddly Toysの前身のパンクバンド)の代表曲「Moving Target」で、パディ・フィールドの新旧を重ねました。
Encore
1/ Theme of Cuddly ToyZ
2/ Moving Target
2 pics : Vocation Productions
――(Guest set with ZIN & Yukino)―――
3/ Madman
一番最後は、デヴィッド・ボウイとマーク・ボランの共作で英Cuddly Toysのデビュー曲だった「Madman」を、マダムエドワルダのZINさん、再登場のユキノさんと共に。
3 pics : Vocation Productions
ZINさんはこの1曲のために、DJの時と衣装を変えて登場。MOMOとのツイン・ボーカルで陰影に満ちた魅力的な「Madman」に仕上げてくれました。
pic : Y.Tsuyoshi
1時間超えのステージをこなしても、パディは元気一杯でした。
このレコ発を応援してくださったすべての皆様に、心から感謝いたします!
pic : Y.Tsuyoshi
pic : staff