令和4年度の新春恒例の「歌会始の儀」が18日に
皇居・宮殿「松の間」で行われました。
今年のお題は「窓」で全国から1万4千首の
短歌が寄せられました。
このニュースを見ると高校時代を思い出します
私が通学していた女子高は伝統を重んじる校風で
とにかく何事にも古風で厳しかったんです。
毎年この時期、皇居の「歌会始の儀」と同じように
学校でもこれが行われました
生徒は全学年毎年和歌を一首提出しなければ
ならなくて、「お題」が決まった時からずっと
考え続けていたように思います
私は苦手でした、クラスの生徒たちもほとんどが
苦手でしたが、とにかく一首を考えて先生に提出し
何度も手直しされました。
半年前になるとみんな憂鬱でした。。。
来年のお題が決まるともう考え始めます
学年で和歌が選ばれるのが10名くらいでした
それと先生方もそれぞれ提出されます
学校で行われる「歌会始の儀」は体育館でした
冬の寒い寒い暖房もほぼない体育館でのこの
行事はクラス全員が苦手な行事でした。
入場から退場まで約2時間ほどかかります
それぞれの席に着くまでもそれなりの所作があり
椅子に座るわけですが、姿勢も背筋を真っすぐにして
両手を膝の上に重ねて前を向き身体も揺らせません。
選ばれた人は自分の歌が詠まれるときには前に出ます
(私はもちろん選ばれたことはありません)
ゆっくりゆっくりと歌が詠まれ、その後はまたその
歌を朗々と謳いあげるんです
だから1首が長い長い〜
寒さで眠気も飛んでいきます。。。震えていました。。。
もちろん生徒はカイロを持ってるし、パンツも
2枚くらい重ねて厚手のタイツも履きます。
今年のお題は「窓」でした
まずは秋篠宮佳子さまのお歌
「窓開くれば 金木犀の 風が入り 甘き香りに
心がはづむ」
そして秋篠宮さま
「窓越しに子ら駆け回る姿を見心和みてくるを
確かむ」
(子供たちのちいさき頃を思い出されたのかな)
皇后さま
「新しき住まひとなれる吹上の窓から望む
大樹のみどり」
(住まいをお引越しされましたからね)
天皇陛下
「世界との往き来難(がた)かる世はつづき
窓開く日を偏(ひとへ)に願ふ」
(コロナ禍を憂いてのお歌ですね)
そして青年皇族になられた愛子さま
「英国の学び舎に立つ時迎へ開かれそむる
世界への窓」
(高校2年の夏休みに英国の名門私立イートン校の
サマースクールに参加した時の思い出だそうです)
皇室には宮中祭祀がありますね
私は過去に神教の信心の経験が何年かあるんですが
これもまた1年を通してたくさんの祭祀があります
宮中祭祀
(天皇が国家と国民の安寧と繁栄を祈ることを
目的におこなう祭祀)
ニュースなどでは祭祀があった、とだけしか伝え
ませんし、皇居宮中三殿で行なわれるものは
TVカメラなども入れませんので詳細は分かり
ません
だけど私が経験した神教の祭祀の数々は元旦祭から
新嘗祭など多くになりますが、これもまた苦痛でした
神様に対する行事なので苦痛などと言うのは申し訳け
ないのですが、所作などは厳かで美しいですが
精神的には苦痛を伴いました。
皇室の方々はこれをずっと続けてらっしゃるのは
すごい精神力だと思います。
生まれた時から育った場合はそういう生活習慣に
慣れもあると思いますが・・・。
鬱的傾向にある場合などは耐えられない苦痛だと
思える日もあると思います。
皇后妃殿下雅子さまのお顔をtvで見るたびに
心配になりますが近年は落ち着かれたようで
ちょっと安堵しています。
写真はなんの関係もない裏山の畑にて
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