母は白内障の手術をきっかけにすごく弱ってしまっていたけど
やっとずいぶん良くなって食欲も出てきた
一時はもうこのまま弱ってしまって寝込むのかな・・とも思った。
昨日はいつものように食材を持って行って、料理してお掃除を
すませたら、母が久しぶりに買い物に行きたいと言い出した
下着が古いのが多いので気になるらしく、これは自分で納得できるのでないと
私に買ってきてもらうのは嫌だと言うので、車でスーパーへ連れて行った。
ノースリーブのシャツを選んでいたけど、淵にレースがついていると
肌がクシャクシャするし、なるべく綿素材がいいらしいので
二人で探した・・・と言っても母は私の選んできたものを今まで
素直に喜んだことがない、いつも文句ばかり言う。
「なぁ、この襟ぐりはちょっと開き過ぎかなぁ、どう思う?」と母が言った
「さぁ・・・お母ちゃんがいいと思うんやったらそれでいいんと違うの〜」
「あんたはいっつもそんな言い方するなぁ!聞いてるんやから答えたらええやろ!」
「お母ちゃんはどうせ私が意見言うてもその通りにはせえへんやろー
それにそんなんは好みの問題もあるし答えられへんわー」
「アンタはほんま冷たい言い方するなぁ!アンタと喋ってたらほんまに腹立つわ!」
またいつもの母に戻ってきた、元気になるのはいいけど、ほんまこっちが腹立つわー。。。
それでもすぐに機嫌を取り直してまた靴下を選んでいた
「なぁ、口ゴムの緩い靴下見てくれへんか〜」
「これはどうかなぁ、わりと楽そうやでぇ」
「そんなん可愛い模様が入ってるから嫌やぁ〜」
「ほんならこっちはどうや、丈もこんなもんと違うの〜」
「そんなん綿が少ないから肌触り悪いやろー」
「そしたらこれはどうやぁ?」
「そんな四足組なんかたくさんあり過ぎていらんわー」
ほんま、腹が立ってきたので聞こえないふりしてパジャマの売り場に行った
こういうときは逆らうと余計に母は文句を言ってくる
まぁ結局は自分で色々と探していた
その後、お化粧品売り場でファンデーションを選ぶのに付き合った
「なぁ、サンプルつけてみたけど、黄色が濃いかなぁ?」
「そんなことないでぇ、わりと自然な色やで」
「こっちのピンクオークルっちゅうのつけてみるわぁ、白いかぁ?」
「ううん、そんなもんちゃうの〜」
「またアンタはそんな言い方するんか!、それやったらどれでもええみたいやんか!」
「なんでやのん!ちゃんと意見言うてるやろぉ、何が気にいらんねんなー」
「そうかァ・・・そんならこれにするわぁ」。。。
母は以前自分で何でも出来た頃はこんなことでは終わらなかった
この後には必ず「アンタとは気が合えへんからもう絶縁するわ!」とか
「もうアンタ帰り!二度と顔見たないわー!」とか。。。
その後は絶対向こうから電話かけてくることもなかった
結局私が親不孝するのが嫌なような気がして折れた
今はもう絶縁されようが二度と会えないだろうがどっちでもええわ。。。
きょうも34度を超えているらしい、ほんと暑いなぁ・・・ってあれぇ?
外は大雨やんか、いつの間に・・・これで庭の水撒きしなくても良くなったわ〜♪

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