先日ケアマネージャーさんにお願いしていた高齢者用宅配弁当店の
パンフレットとメニューが届いた、4軒もあった。
高齢者用だけではなくて、糖尿病食や腎臓病食や
ダイエットメニュー食などいろんな人に対応している
高齢者には段階もあって、普通食から全粥や刻み食
超柔らか食などもある
お店によって値段も様々で570円〜880円くらいまでだし
朝食、昼食、夕食と、どの組み合わせも選べるし、和食、中華
洋食などもある。
今のところは私が母のところに泊まったり通ったりして
毎日3食分作っているけど少し疲れた日は、二日分の献立を
作っておいて、冷蔵庫に入れてくる
これから先の事を考えると、行けなくなるような場合もあるし
ヘルパーさんをどうしても嫌だと言うので
ケアマネージャーさんが薦めてくれた。
「お母ちゃんはそんな、人の作ったもんなんか食べへんでぇー
入院してた時もまずかったけど辛抱してたんやからなぁー」
「当たり前やんかー、胃潰瘍で入院してるのに、おいしいもんなんかないやろ〜」
「そんなん持ってきはるって言うたらお母ちゃんは時間が気になって胃が痛いわー」
「ヘルパーさんは嫌やし、お弁当も嫌やったら私も困るやんかー
週に2度ほど夕食だけ持ってきてもうたらええんやんかぁ」
「朝もお昼もどうせ何か食べなあかんねんから買い物はちゃんとしてやぁー」
何回もこういう風なやり取りが続いて、やっと一度試してみようという事に納得した。
母のところは2LDKの賃貸で、泊まると部屋は別々に寝るようにしている
母が隣に寝るのを昔から嫌うので、一緒に寝たことがない
母は朝目覚めると、私の部屋に来てカーテンを全部開けて「朝やでぇー」と言って
自分はまたお布団に入って朝食の準備が出来るまでグーグー寝る
小さい頃から母が作った朝食を一度も食べたことがない。
結婚して主人の実家に泊まったとき、朝5時になると
おみそ汁とご飯の炊ける匂い、それと包丁のトントンという音がして
目が覚めて、慌てて起きていくと、お姑さんが
「私は朝早く目が覚めるから勝手に作っとるんじゃぁけん、○○子さんは
ゆっくりと寝ちょりんさい、気にせんでええよ〜」と言ってくれた
そのお姑さんの優しさに甘えて、朝はお布団の中で良い匂いと
心地よいトントンという音を聞くときがすごく幸せに感じた
お姑さんはお料理がとても上手でいろんなものを教えてもらった
それと編み物が得意で、私が着るものはセーターもカーディガンもスカートや
アンサンブルスーツ、マフラー、手袋など、夏はサマーセーターなども
あらゆるものを作ってくれた、今でもまだ大事に着ている。
夕方、裏山の休耕田まで雑草の写真を撮りに行こうかと迷っていた。
曇っていたので陽射しがなければいいのが撮れそうにないので
夕食の準備をしながら横の窓を見ていて、今日はちょっとダメかな・・と
またお料理していたら晴れ間が出てきてピンク色に・・・
慌ててカメラを持ってきて2階の窓を開けてイスに上り、撮った。
わずか5分ほどの短い夕焼けだったけどとても綺麗だった。

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