孫たちは二人とも学童保育でお世話になっています
学童保育は1年生から3年生までが対象(都道府県に
より違う)なので今5年生のI君は卒業して3年生の
Sちゃんだけ授業後に5時までお世話になっています。
I君が1年生で学童保育に行き始めた頃はまだ人数が
少なく12,3人でした。
当時は(当時と言ってもまだ4年ほど前ですが)まだ
父兄の学童保育に対する考えが違って、預けるのが
可哀そうとか余程家庭に事情がある子どもだとかのから
偏見もありましたから少なかったんです。
私も息子もそうは思いましたが、I君が1年生の時は
Sちゃんはまだ保育園で5時まで見てくれましたが
I君はまだ授業時間が短いため私は二人を別々に
迎えに行って夕食も作って・・・となると負担が大き過ぎ
仕方なく学童のお世話になったという事情もあります
発達障害のI君だったので学校だけでも心配でした
ので、もし学童保育に慣れないのなら行かせる事は
せず、うちで預かってからSちゃんをまた迎えに
行くという事も考えていました。
でも学校にも思ったより慣れてくれてクラスの友達も
学童へ行くので素直に行ってくれたし、学童の先生に
養護の方がいらっしゃってその方が付き切りで世話を
して下さったお陰で学保育が大好きになりました・・・。
授業が終われば学童の教室に行き、宿題も見てくれて
それが終われば、雨の日は教室で、けん玉や工作
晴れた日は運動場でドッチボールやサッカー、縄跳び
などで先生も一緒に遊んでくれました。
お誕生会も月に一度あり、みんなで飾りつけをしたり
そのほか季節の行事などの時はお雛様や、兜などや
ハロウィンやクリスマスの飾りなどを工作で色々と
作り孫のI君も学校が嫌な日でも学童保育へ行きたい
ために学校を休む事なく行けました(そんな子が
何人かいました)
土曜日は学校は休みですが、学童保育はやってくれて
朝9時から5時まで預かってもらえました、でも
やはりそれは可哀そうだと考える親もいましたので
登校する人数も2人〜6人くらいでしたが、行き
たがる子供たちも増えてきて、お弁当持ちなので
ピクニック気分なのか喜んでました。
そして親たちの偏見もなくなってきました。
その評判が広がり、年々学童保育へ行かせたい親が
増えて、自分も仕事に出られるし、学童へ行かせれば
安心だし、色々と覚えられるし・・・で昨年の1年生は
20人になり、くじ引きにまでなりました。
だから全員で35人程度の人数になりました
ところがその1年生の父兄から学童保育の先生に
対して色んな文句と言うか問題点を指摘されるように
なりました。
学童保育は月に5000円なんですが、それとは
別に子供たちが使う折り紙や工作の材料やお誕生会の
時にみんなで食べるお菓子などは別に800円から
1200円程度の徴収があったのですが、今までは
それを出してもそれだけの事をしてくれるし、子供
達の成長に大切な事をそこで学んでもくるし・・・で
誰も文句は言いませんでした・・・。
今年に入り学童保育の今までの先生方がほとんど
転勤させられ、新しく若い先生がたくさん増えて
男の主任さんが二人になり、市の教育委員会から
の指導方法が新しくなりました・・・。
どうやら新しく入った新1年生の父兄からの
苦情があったようです、月に5000円だけでも
大きい金額なのにそれ以外の徴収はやめて欲しいとか
お誕生会やお楽しみ会、お別れ会(転校する子や
卒業する子)などのためにダンスを覚えたり楽器
演奏を覚えたりするのは良いけど、親が仕事が
早く終わった日や土曜日なんかは早く迎えに
行っても子供が帰りたがらないのが困るので
そういう催しものはやめて欲しいとかなんです・・・。
先生方だけにそういう事を言っているうちはまだ
良かったんですが、市へ直接チクルるって言葉は
悪いですが、そういう親が何人かいて教育委員会でも
問題になり、隣の市とかとも比べたりして学校側が
今までの学童保育の教育方針を大きく変えざるを
得なくなり、宿題も教えると塾みたいになるとか
行事に時間を費やすると子供たちの負担になる場合も
あるとかで、これからはただ授業後に預かるだけと
いう方針になりました・・。
それに昨年くじ引きでハズレた人たちから苦情が出て
結局途中から全員入れたので今は学童保育の人数は
55人くらいになり先生も6人になりました
5000円が6000円にもなりましたしね・・。
昨日Sちゃんを迎えに行くと主任さんが私のところに
来て、アルバムの代金を受け取ったけど一部の父兄
から苦情が来たので返します、アルバムは出来てるの
だそうですが、これをどうするのか後日また
連絡しますという事でした。
息子にそれを言うと、どうやら1年生の親が勝手に
写真を撮っておいて代金を集金するのは間違ってると
いう苦情が来たらしいです・・・(2300円程ですが
3年生が今月で卒業なのでそのため全員が写ってます)
父兄の考え方も色々で、息子も余分な出費は確かに
多いし、いろんな催しをやるときは子供たちは一度
家に帰り、また7時頃に父兄とともに集合という事も
あると仕事の都合で行けない場合もあって子供も参加
出来なくなったりすると泣く時もあり困った事も
数回ありました、子供にしてみればダンスや歌を練習
してオヤツもみんなで決めて買ったのに参加出来ず
可哀そうで私が代わりに行った事もありました。
何もしなくても色々とやっても賛否両論で学校側も
対処に困り、最低限のお別れ会などだけにして
後は預かるのに教室を貸すだけ・・・という感じに
ならざるを得ないようです・・・。
それに昨日は3年生のお別れ会の練習をしている
途中で2年生の子がいきなり、こんな練習していたら
宿題が出来ないから母親に叱られると言い勝手に
走って帰ったので先生が慌てて追いかけ、親に電話
して迎えに来てもらうという事もありました。
一人下校は学校では大きな問題になるので学校側は
これが外部に知れるとまた誰かが市に直接苦情でも
いう事になれば大変なことになりますしね・・。
Sちゃんは今月いっぱいで学童保育を卒業ですが
本当にI君とともに先生方にはお世話になりました。
お友達と喧嘩しても先生は両方の言い分を聞き
全員で話し合い仲直りをした事も何回もあります
けん玉も教えてもらい、検定の進級試験で頑張って
上手になり自信もつきましたし、男の子は工作を
女の子はビーズを使って色々作ったりもしました。
もちろん春、夏、冬休みも学童保育はあるので
みんなで学校周辺の田んぼや畑あたりを散歩したり
虫取りや、借りている田んぼの稲の収穫など
子供たちには楽しい思い出がたくさんあります。
朝は宿題タイムなので家より規則正しいですしね。
土曜日は人数が少ないので近くのスーパーなどに
先生と一緒に買い物に行き、お料理もしました。
養護の先生を必要とする子供たちが何人か各学年に
いましたが、子供たちは接し方も教わりその中で
大事な思いやりや優しさを引き出してももらえ
孫たちにとっては成長するうえで大事な大事な
3年間の生活でした、学校生活よりも意義があった
と言っても良いくらいの学童保育でした。
4月になればまた新1年生が入りますが、それもまた
たくさんの申し込みがあるそうですし、教室も狭く
なりますので先生ももっと増えるかもですので
先生方は頭を痛めておられる事だと思います。
預かるだけと言っても絶えず喧嘩やもめ事はあり
その都度先生方は子供たちに対処しないといけないし
怪我や病気もあるので、父兄に連絡しても急な場合は
間に合わないので先生が病院へ連れて行くという
事もありますから大変なんです・・。
たかが学童保育と言われるかも知れませんが
子供たちにとってはとても大切な成長の過程だと
思いますので、父兄も意見が分かれる事もある
でしょうが、もう少し気持ちにゆとりを持って
見てやって欲しいと思います。
それにしても今の若いお母さん方はしっかりしてる
と言うか口うるさいですね(悪い言い方ですが)
お金はあまり使わずに子供の面倒はちゃんと見ろ?
余計な事はするな・・・という事なんでしょうか・・・・
お金も大事だけど、お金で買えないものもあります。
シングルファーザーである息子も幼い孫たちを
世話しなくてはいけなくなった私にとっても
学童保育での時間は感謝そのものです。
4月から学童へのお迎えもなくなりますがSちゃんは
I君よりも早く終わる日が多いので私も早めに
夕食の支度をして息子の家に行く事になります
でも二人とも少しづつ手がかからなくはなりました。
まだ後、最低3年は私も頑張らないといけないので
病気も出来ないですね〜・・・。
≪子を育て 孫を育てて 我育つ≫
いくつになっても学びの日々です(^^;)
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