私の入院、手術の事は以前にも書きましたので
ご存じの方もいらっしゃると思いますが
52才の時に胆嚢ガンのため摘出、それと先天性奇形
である、胆管と膵管が繋がっていなくて胆汁が外部に
漏れ激痛になるという事で、両方の手術で14時間も
かかりました。
幼い頃から定期的なお腹の痛みで鎮痛剤の注射や
痛みが強い時はモルヒネで抑えてました。
当時は検査の技術もなかったので他に症状がないなら
神経的なものだろうとの事でした。
高校生の頃に一度激痛で入院しましたが、たぶん胆嚢
の炎症だろうとの事で1週間ほど入院して食事療法
だけで詳しい事は分からずでした。
結婚してからも、子供を産んでからも定期的な痛みは
続き、52才の時に耐えられない激痛で救急へ行くと
即入院でとりあえず鎮痛剤と翌日からは絶食で様々な
検査をしました、内視鏡を胃だけじゃなく横の臓器に
あちこち入れる検査は悲鳴をあげるほど痛かったです。
そして結局は先天的に胆管と膵管が繋がってないため
胆汁が漏れ出すたびに痛みが襲ってきたという事です。
胆管と膵管を繋ぐ手術だったんですが、お腹を開いて
みると胆嚢が真っ黒にガン化しており急遽両方の
手術になったので長時間になりました。
術後の痛みは相当な辛さで全身麻酔は2回までという
決まりだったのですが4回もやってもらいました。
術後は太い管がお腹から3本、その他にも3本と
喉から栄養剤を入れる管の手術もあり(2か月近く
絶食だったため)身体中は管だらけで意識も
朦朧としていて痛みだけが襲ってきました・・・。
3週間以上はお水も飲めませんでした、術後は
痛みとの格闘でした。
身体中管だらけですが、そんな時でも看護師さんと
先生が体を支えてくれて起き上がる練習、2,3歩
歩く練習はありました。
トイレも介護してもらって車椅子でないと管が体に
巻きついてしまって出来ませんトイレに座るのも
看護師さんに支えてもらってです、管は重いし
管には箱のような装置が繋がっています。
3週間を過ぎた頃にその日の担当の看護師さん
(30代前半)が来られて、シャンプーをすると
言うんです・・・(個室でした)
私はそんな状態じゃないから首を振って断ったの
ですが、不潔になると、ばい菌がどうの、とか言って
結局強引に車イスに乗せられて管だらけの体で
シャンプー室に連れて行かれたので後は仕方なく
まかせて目を閉じていました。
当然お湯だろうと思っていたら冷水でした
季節は2月中旬で、暖房が利いているとはいえ
飛び上がるほど冷たくて寒くて、目にタオルなんかも
乗せてくれなくて水しぶきが顔にかかり濡れました。
シャンプーが終わって(すごく雑なシャンプーでした)
これもまた当然タオルで水気を取ってくれるだろう
と思っていたんですが、濡れたまま車椅子を起こ
されて肩にもタオルがかかってなくて、髪は
肩より少し長めでしたので、パジャマに水がボトボト
落ちてすぐにビショビショになりました・・・
まだ体に力が入らなくて自分でも動けませんし、声も
なかなか出てきませんので、パジャマが濡れたまま
ベットに戻されました。
すぐに布団もずぶ濡れ状態になり、寒くて寒くて
震えていたのに、毛布を掛けてくれることもなく
看護師さんはそのまま部屋を出て行きました。
あまりの寒さにブルブル震えて何とか片手で布団を
首まで持ち上げてそばに1枚バスタオルを置いて
いたので力を振り絞って枕の下に敷きました
朝方まで寒さと痛みで眠れず翌日高熱を出しました。
その看護師さんはそれから一度も様子を見に来ず
翌日に日勤の担当看護師さんが来られてから
すぐに先生を呼びに行ってくれて、点滴の中に
解熱剤やら抗生物質やらを入れてくれました。
その翌日には熱は下がりましたが、あの看護師さんは
来ませんし、私も部屋の外へは出れないので
何も言えずじまいでした。
6週間を過ぎた頃から管が一つづつ減って行き
痛みも和らいできてお水も自分で飲めるように
なりました。
結局入院生活は約3か月でした、部屋も2か月
過ぎてから大部屋に移り他の患者さんたちとも
少し話せるようになり食欲も出てきました。
その看護師さんがなぜ私にそんなひどい事をしたのか
ずいぶんと後になってから分かりました・・・
原因は夫でした・・・
夫は先生には普通に会話しますが、看護師さんたち
には上から目線と言うか、指図するような話し方で
私が口が聞けなかった頃に、布団や毛布がちゃんと
かかっていなかったら看護師さんに大きな声で
怒鳴ります、私は意識が朦朧としているので
気付きませんでしたが、夫の性格はよく知って
いるので見当はついていました。
夫が昔尿路結石で1週間入院した時もそんな態度で
看護師さんたちや同じ部屋の患者さんたちに嫌な
思いをさせてしまい、私は頭を下げて回りました。
そんな事があったので私の部屋の他の患者さんたちに
聞くところによると看護師さんの詰め所でも夫の
横暴な態度が問題になっていました
私に対しての態度は皆さん少し冷ややかでしたが
私が夫の態度の悪さを皆さんに謝ったので優しくは
接してくれました。
その看護師さんはよほど腹が立って私に怒りを
ぶつけたのでしょうね・・・気持ちはよくわかります。
退院する少し前くらいに廊下であの看護師さんに
偶然会いました、目が合った瞬間にバツの悪そうな
表情をして通り過ぎました。
長男は私の母が82才を過ぎていて一人暮らしで
私が毎日母の世話に通っていたので、入院中は
代わりに母の世話を毎日してくれてました。
次男は毎日来てくれて、パジャマやタオル類など
洗濯したり、着替えを手伝ってくれて助かりました
夫は毎日は来てくれましたが、下の駐車場の車の中に
シェル(当時は飼い始めて5か月ほどの子犬)を
待たせて
「車から窓の下に連れて来るからちょっと顔を
見るか?」
なんて言うくらいで、ニヤニヤしてすぐに帰りました
その頃は次男も同居していたので夕食は毎日夫が
お弁当を買って来ていたようです、家の掃除も
洗濯も片付けも次男がやってくれていました。
母は手術の時に私の事が心配で長男に言って連れて
きてくれたのですが、私の臓器の先天性奇形を
先生に聞かされショックで倒れたのでそれからも
私には会いたがりましたが、長男に世話を頼みました
後から考えれば入院時はヘルパーさんにでも
来てもらえば良かったですね・・・。
でもきっと夫とは上手くいかないでしょうしね、、、。
夫のお陰でいつも余計に具合が悪くなります(-_-;)
今の夫の透析日の担当看護師さんは交代で変わり
ますが、やはり夫は好き嫌いがあるようです
だいたい患者なのに態度が横柄なんです・・・
だから血圧が急に下がったりして意識が少し
遠のいても看護師さんがすぐ来てくれない場合が
あるんです、すると余計に怒鳴って文句を言うので
看護師さんも何度も来てくれなくなるみたいです。。。
70才を過ぎたのに“謙虚”という言葉を知らない
アホな人です、、、透析が終わって看護師さんに怒鳴る
から又血圧が上がります、、、
こんなオッサンは私が看護師でも無視しますね(-_-;)
ツツジ
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