6/9・・・8日の夜から体に力が入らなくなったラウール・・・10日ほど食べれてないし体力もなくなってるよね
夜、布団に移動させラウールを撫でながらここ何日かの寝不足で、一瞬眠りに落ちてしまってたが、ふと何かの気配で目が覚めた。
ラウールが立って私の顔を覗き込んでた
私が起きたのを確認すると、たけちゃんの顔も覗き込んでたけど、たけちゃん爆睡(笑)
2時間ほど前まで顔も持ち上げる力がなかったのに・・・
トイレに行きたい様子だったので、抱っこして外に出して支えてあげるとちゃんと出来た
やっぱりトイレをすると楽になる様子
ってか、こんな状態だから失敗しても良いのに・・・
元気な時はトイレシートでしてたのに、汚すのがいやなのか、タール便の独特な血の臭いを家に残したくなかったのか・・・ラウのプライドだったのかな?
また布団に戻し撫でていると安心したかの様に眠りにはいるラウール、痛そうな感じや辛そうな感じもなく、夜中3時頃から呼吸が徐々にゆっくりになってきた。
すぐにたけちゃんを起こそうかと思ったけど、もう少し様子を見てから起こすことに・・・
アメリは完全に寝てたので、昼間みたいにドタバタしてラウを起こすこともなかったので、このまま穏やかに痛いの飛んでいけ・・・と言う気持ちで呼吸に合わせて頭から背中までゆっくり撫でてた。
5時過ぎごろ、ラウの呼吸がゆっくりだけど今までと違い、少し大きな息を吸い込む感じになってきたので、たけちゃんを静かに起こし、ラウール、そろそろかも・・・と伝えると、たけちゃんもラウールを起こす事なく静かに撫でだした。
少しずつ夜が明けて来て、6時ごろ急にラウが目を覚まし、また立ち上がってくれた
そして歩き出し自力で外でトイレして、お水も飲みだしてくれた
その後も、頭もしっかり上げて伏せの状態で元気な状態のラウの顔になった
奇跡が起きたと思った
たけちゃんと、先生に電話して、また往診に来てもらおうと話し、きっと先生またびっくりしはるやろな〜と思いながら家事をしだしてたら、急にたけちゃんが「ラウ、どうした?!」と、大きな声を出した。
ビックリして振り向くとラウが吐いてた・・・
急に水を飲んだから胃が受けつけなかったんだろうか、急いでタオルを持って駆け寄り口に当てると血が混じってた・・・
やっぱり良くなってなかった・・・
そして新しいタオルを持って戻ると、なんか様子が変・・・
「たけちゃん、ラウ、動いていない?・・・」
「えっ?今まで動いてたよ・・・ホントや、呼吸してない・・・」
ずっとラウのそばに居たたけちゃんも気付かないうちに呼吸が止まってた。
すぐに膝の上に抱き寄せたが、もう動く事はなかった・・・
7時4分ラウール永眠
あっけない・・・祖母や父を見送った時も同じだった。
ただ、共通して言えることは、最後ちゃんと傍に居れて、一人にさせなかった事が救い・・・
ラウールの身体を丁寧にきれいに拭き、みんなが見えるソファーの上で寝かせた。
この日、この時間に旅立ったのもラウなりに考えての事だと思う。
なぜならこの日、私が10時〜お昼まで展示会の準備があったので、どうしても出かけなくてはいけなかった。
その間はたけちゃんに留守番を頼んでいたが、たけちゃんだけの時に旅立つとどうして良いか分からなかったっと思うし、もし私の出かける前だとバタバタしてて、ゆっくりと綺麗にしたげる時間がなかったと思う。
そして、10日だけがみんな空いてる日で、11日からは長期入院してた母が退院して介護生活が始まるから、ずっとラウのそばに居てやることが難しい状態だった。
余命宣告されてからも最後まで頑張ったラウール・・・
今まで噛み癖もあり、あまり撫でる事は出来なかったのと、いつもはピーチやアメリ優先だったのが、この1週間は2匹を差し置きラウ第一で、ずっと撫でたり抱っこしたり、一緒に寝たりと甘え放題で嬉しくて、ギリギリまでもう少し甘えよう〜って思ってたのかな?
今日で49日・・・ラウ、お空の上で楽しくお友達と遊んでますか?
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