最近、お客様などからよく聞く話としてワン達の食生活の話があります
今日も来店していた方々からフードやおやつの話が出ていたのですが
@包装がすべて英語で書いてあるオヤツ・フード
A量販店に多く取扱いのあるフード
B動物病院等で扱う処方フード
Cペットショップ等の専門店の扱うフード
これらはなに?違いは?と、思っている方も多いハズ
で。自分が知っていること思うことを書きますので参考になればと、思います
@に関して、オヤツ・フードの表示が全て英語のものに多いのは
並行輸入品が多く含まれます。これは正規代理店を通さず
個々が当地で買い付けしたモノを販売。そのため倉庫で保存していた
賞味期限間近のモノを安く国内へ流通
管理の悪さによる粗悪品流出や価格破壊などが元で
トラブルがおきていることも少なくありません。もちろん保障もありません。
ですから、価格の安さよりも正規ルートの安心オヤツ・フードを与えてあげたいのです
ACに関して、スーパーなどの量販店が扱う低価格のドッグフードは
消費者のみなさんのことも考え、できるだけ低価格を実現するために
大量仕入をすることで、原価をメーカーと交渉し仕入れ価格を決定します
その結果、一部の商品をお求め安い価格での販売が実現されます
しかしメーカーとしても単純に大量仕入れだから低価格というのは
すべてのフードにはあてはまりません
やはり、それなりのものと考えるのが妥当ではないか?というのが私の考えです
実際、お客様の話を聞くと「量販店のフードなら良く食べる」という言葉を耳にします
単純に味があって美味しいのです。しかし小型犬などの小さなカラダを考えるならば
体重や体型ごとの栄養バランスが重要に思います
そこで美味しさと平均的なバランスか、見合った栄養か、の考え方の相違があり
量販店の低価格フードとペットショップ等が扱うプレミアムフードに分かれます
どちらを選ぶかはオーナーである人間の自由ですが
ウチのシーズー達には、実際に給餌した結果
排便の状況(形状・硬さ・色など)を基本として毛質・体重の増減等の経過を
数ヶ月観察して良い結果がでたものを、店内に陳列・おすすめをしています
やはり低価格フードよりプレミアムフードのほうが良好な結果がでます
さらに、プレミアムフードでもワンちゃんの個体差によりすべて良い結果ではないので
できるだけ見合うフードを探し与えています
それらを元に、お客様から相談等を受けた場合はオススメフードの説明をしています
Bについて、動物病院が取扱う処方食フードはその時々の症状からフードを決定し
体の中からも改善をしようとするためにあります
それだけワンちゃんにとっても食生活が基本というのが
おわかりいただけるかと思います
ただ、勘違いしていることが多いのですが処方食フードは薬ではありません
ですから、治すのではなく改善に導くために良いのでは?という
前提で与えるフードです。実際このような話をお客様から聞くことがあります
「改善しない」「高額」「これ以外食べちゃダメ」
そのようなときは、疑問を先生に相談してみてください
そして、その仔が必要としている主な栄養は何なのか
処方フード以外にも栄養源となる食物はないのか
また、軽い症状や予防のためであればプレミアムフードの中にも
良いと思われるものも多々あります。それらを先生と相談しつつ
オーナー自身も探求することで「改善しない」「高額」「これ以外食べちゃダメ」を
解消できることもあります
以上のような事が、私が知っていること思うことです
まとめとして、人間同様に食生活がすべての基本です
家族として暮らしているワンちゃんが健康で長生きしてもらうためにも
今一度、考えてみてくださいネ


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