
2014年の昨年「僧帽弁閉鎖不全症」の心臓病を発症した「モニ」
昨日、10/28天国へ旅立ちました
PRETTIEST CHARM JP GRACE ACTOR
モニ【2007JKCチャンピオン】
昨年、早くに発症したことを見つけたため
主治医の先生もほぼ毎週来てもらい
モニの診察にあたってくれました
その時々の状況に合わせ、薬で延命治療をしていましたが
2014年10月、ちょうど1年前「急性緑内障」を併発
ほとんど目が見えなくなりました
その時点で、余命1ヶ月と診断されましたが
平均寿命まで行けないとしても
少しでも長く生きていてもらいため
自分達も昼夜問わず、できる限りの介護と看護をしていました

【ワンちゃん服セール時、チラシのモデルとして撮影したモニ】
聴診器で心音を聴き、常に状態を確認
それに応じた薬の投与
腹水も溜まりやすくなるため、それらの薬など
常に状態を診ていないと危ない状況にも関わらず
モニ自身の生命力の強さが何よりも勝り
ある日、視力が回復したことに驚いた
明らかに、聴覚嗅覚のみでの動きでは無く
確かに自分達を目で確認している状態
この時点でのモニは
自分でドッグランで排便等をしていたのだが
必要に応じて自分達に吠えて合図をしてくれていた
「お腹がすいた。このオヤツじゃないのが欲しい」
「ハウスから出してほしい。オシッコがしたい」
「お腹が痛い。そばに来てほしい」
それは、昼夜問わず教えてくれるため
深夜であっても自分達は目を覚ますことができた
今まで、言い方が変かもしれないが
ステージで言えば5の状態にも関わらず
ここまで元気に呼ぶ仔は、いなかったかも知れない
メインとなる病気が「心臓病」の仔は
ウチでは、初の病気なのでわからないが
この病気だと、ここまでは出来ることなのだろうか・・・
老衰やガンなどの病気だと
ほとんど元気がなくなり、ほぼ寝たきりになったり
脳のほうに異常が出てくることが多いが
モニの場合、体力も落ち
身体もか細くなり、見るからに衰弱状態だったのに・・・

【札幌のペットショップの看板になったモニ】
一時は、ほぼ視力を失い
余命1ヶ月を宣告されたモニだったが
その時から、ちょうど1年
一昨日から昨日の朝方にかけて、何度も呼ぶので
オシッコをさせてみたり、オヤツをあげてみたが
どうやら目的が違うらしい
今までには無く、自分も何を訴えているのかわからず
とりあえず家中を自由に歩いてもらった
すると、家の各部屋全部を見て回り
最後に階段の一段目に手をかけて
「カチャカチャ」と爪で音を立てる動作
実は、2階に寝室があるのだが
先日、退院してきた奥さんが
その時、2階で就寝中だった
何度も家中を回っては戻り
階段の所で合図を送り、その場で滞在する光景を見た
そこで、2階に上がり
「モニが呼んでいるらしい」と、奥さんに伝える
その後、ハウスに戻してあげて
寝るように促したのだが
何度も呼び続けるのが聞こえていたが
少しおとなしくなったので
自分も朝5時頃少し睡眠を取ることとした
そして、朝8時頃
また、呼んでいるのに気づいたが
なかなか起き上がれず
トリマーゆみチャンが出勤する9時に起き上がり
モニの状態を見てみると、少量の嘔吐と下痢便
心音もかなり乱れていて、危険と判断してニトロを投与
そして、奥さんは用事があるため外出
その後、お昼近くに再度嘔吐と下痢便をしたため
かなり危険な状態と判断して
休診日だったが、先生に電話で病状の報告と
処置の手段があるか無いかの問い合わせ
再度ニトロを投与してみたが
正直、自分の中では「いよいよだな」と覚悟を決める
その後、電話等で席を離れている間に
奥さんが帰宅。それから間もなく下で慌しく
奥さんとゆみチャンが動いている音がしていた
電話を終え下へ降りると
「モニ逝ったよ」と、ゆみチャンの一言
自分は、おそらく先日から
モニ自身も気づいていて
旅立ちの準備と報告をしたかったのだなと思った
そして今朝
主治医の先生から電話が入ったため
それまでの経緯を報告して
ここまで延命してくれたことに対して
御礼の言葉を伝えた
つい先日の10/3日
ココアが老衰で先に天国へ行ったので
まだ、そんなに遠くまで歩いていないはず
モニはココアより若くて元気だから
走って行けば、まだ追いつくよ
今日、まもなく
天国へ逝く手助けをしてあげます
今まで「モニ」を愛してくれたみなさん
ありがとうございました
2015/10/18永眠 享年11歳11ヶ月

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