人妻の蜜壷ヴログ

　急に飲みに行けることになった。
めずらしく上司からお誘い。
もちろん「行きます！」

　仕事で掲示の作業中に話しかけられた。
「この後、何かある？」と上司。
なんだよ。また何か頼まれるのか。残業かな。
「何か仕事ですか？」と愛想の無い私。
「ちょっと飲みに行かない？」って。
「行きます！」声のトーンが急激に明るくなる。
やったー。飲める。

　サイフの中には３千円。
足りるわけ無い。
確認してから返事しろってね。
一緒に行く他の同僚に借りることにする。

　まず夫に電話。
「上司と飲むことになったの…」
「ほう」と夫。
「行ってもいい？ごめんなさいごめんなさい。」
「うー…。わかった…。」
認可取得。ありがとう。

　上司二人（単身赴任中と独身）と人妻二人。
４人で飲みに行く。
変なメンバー。
二度となさそうな組み合わせ。

　けっこう楽しかった。
私の抱えてた仕事がほぼ終わって、私の中では打ち上げ気分。
結局ビール数杯と焼酎ボトル２本飲んだっけ。
一軒目の話。

　２軒目は…。
ビートルズの曲をライブでやってたな。
前にも行ったことあったな。
そのあたりから記憶なし。

　気がついたら家。
床の上で丸くなっていた。
何時に帰ってきたっけ。
何で帰ってきたっけ。

　サイフを確認。
お金減ってない…。←コワイ
どこで、誰に、払ってもらったんだろう。
二軒目まではわかる。
ちゃんとお礼言ったかな、私。
ごめんなさい。
そしてごちそうさまでした。

　言い訳：最近大変疲れていました。思わず飲んじゃった。ごめんなさい。