楽蟲館

Tapinauchenius latipes が産卵しました。

交接時間が短かったし、どうだろう？と思っていたのですが、交接後も食欲は旺盛で腹部はみるみる膨らんでいき産卵と相成りました。ちなみに、♂は交接後♀に喰われてしまいました。あわよくば、もう１頭の♀と思しき個体と交接を試みようと思っていたのですが・・・
まだ１０日ほどしか経っていませんし、この先食卵しないとも言えないのですが、とりあえずこのまま一ヶ月ほど放置してみようかと思っています。
有精卵で順調に発生してくれるといいのですが・・・

ただ１つ気になることは、この種が本当にlatipesかということです。
ネットで色々と調べてみるとどうも違うような気がしてならない・・・

抱卵するTapinauchenius latipes ♀ 090517

Sericopelma melanotarsum です。

Sericopelmaはカッコイイ種が多いと思う。
本種はその中でもお気に入りで、いつか入手して飼育してみたいと思っていた種です。
脚に入る模様は成体になるとくすみますが残り、派手ではないかもしれませんがカッコイイ種です。
大事に飼育していかねば・・・

Sericopelma melanotarsum 体長約1.0ｃｍ　090523

Cyriopagopus sp."Sulawesi Black" です。

呼び名からすると、スラウェシ島産のタランチュラでしょうか？
一応、Cyriopagopus属らしいのでマレーシアン・アースタイガーやシンガポール・ブルーなどと同じように半樹上性の生活スタイルをとるものと思われます。

最近このタイプの生活スタイルをとるアジア産のタランチュラにはまってます。興味深い生態と共に体型も非常に好みです。

この種はレッグスパンがかなり大きくなるようなので、成体の姿を見るのが楽しみです。そのためにも上手く飼育して大きく育て上げなければ。

Cyriopagopus sp."Sulawesi Black"　体長1cmほど 090429


別角度から

Lampropelma sp."Borneo Black" です。

これまた期待の新人、手に入れる日を待っていました。ようやく入手して飼育スタートです。
こいつもLampropelma nigerrimum と同じように黒くなるLampropelma です。
恐らく、L.nigerrimum と同じような半樹上性の生活スタイルをとるものと思われます。
大変興味深く、面白いでしょう。
種の同定が出来ていないためでしょう、名前に地名が入っているのでたぶんボルネオ産のタランチュラなのでしょうね。
大型の種ではないようですが成長が楽しみです。L.nigerrimum は結構成長が早いように感じますが、この種も同じように成長が早そうな感じ。楽しみです。

Lampropelma sp."Borneo Black"　体長1.0cmほど　090429


別角度から

Lampropelma nigerrimum のその後。

随分色は変わったが、黒くはならずに茶色になってきた。腹部のタイガー模様も美しい。これからまた色が変わっていくのだろう。
やはりLampropelma属のタランチュラ、半樹上性というか地中にも穴を掘り、障害物に沿ってチューブ状の巣を張って生活している。

Lampropelma nigerrimum 体長約2.0cm 090504


別角度から