2009/1/18
日曜らしいネタ。
堺正章の孫悟空、故・夏目雅子の三蔵法師他、豪華キャストによる
「西遊記」が過去の日曜に放送されていたわけだが、原作自体
子供にもお馴染みの物である。
当然ヒットしないわけがない。
ゴダイゴによるテーマ曲もヒットした。
OPの「モンキーマジック」はノリは良いものの、英語の歌詞のため、
子供には歌詞を理解するどころか歌う事すら出来ない。
もっぱら聞くだけに留まったが、EDの「ガンダーラ」は違う。
後半で一部英語詞はあるものの、基本日本語である。
浸透度は高く、ゴダイゴといえばほとんどの人はこれか銀河鉄道999を
筆頭に挙げるだろう。
音楽の授業でよく歌ったりしたのも思い出深い。
で、じゃあ好きだったのかと聞かれれば、自分は実は「嫌い」だった!
何が嫌だったのかというと、辿り着けずに途中で命を落としそうな想像を
してしまう暗っぽい歌詞もそうだが、何よりもED映像として流れる中国、
インド方面の極彩色な仏像や建物が苦手だった。
どうも昔の頃から日本文化以外は受け付けにくい性分になってるらしく、
海外も映像画像で見る限りはいいのだが、訪ねたいとは今だに思えない。
(あ、UMA好きだから、ネス湖は行ってみたい気がするw)
とにかく、あちら方面の朱色や緑色、金色の彩りが子供心に気持ち悪く、
さらに日本と作りの違う仏像もダメだった。もちろん今でも…。
で、時は遥かに流れ、去年ファミリー劇場で放送されていた「西遊記」を
久々に再見したのだが…、記憶違ってたか?
EDの映像はほとんどがシルクロード?の風景で、建物はともかく
仏像はそう目立つほど映っていない!
ちょうどその頃に何かの図鑑とかで見た写真がごっちゃになっていたの
だろうか?
おかしいな〜?と自問していた時、はた気付いた点があった。
「サザエさん症候群」というものをお知りだろうか?
日曜にサザエさんを見終わると、休日が終わることで気が重くなるという
感情および類似事例で、重ければ陰鬱な症状に陥る事なのだが、自分の場合
「ガンダーラ症候群」とでも言うべきものだったのだろう。
あの当時はサザエさんが終わっても、フジ系なら7〜8時まではまだ
子供向けアニメの時間だった。
そこに8時から「西遊記」である。
あのEDに感じた嫌悪感は、日曜が終わる悲しみの裏返しだったのだ!!
…何てロクでもない思い出(苦笑)。

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2007/8/10
「はだしのゲン 前編」
いやぁ、前情報何も知らなかったから、今日の新聞見て驚きました!
後日再放送もあるだろうけど、見落としてたらショックだったでしょう。
何を隠そう、「はだしのゲン」は私的三大傑作マンガの一つでして
(ちなみに他の2つは「ゴルゴ13」と「マーズ」)、世間的には
反戦物として有名ですが、実際にマンガとして大変面白い作品です。
ネット上でよくネタやコラにされることも多いですが、それもその
証拠と言えるでしょうね。
さて、ドラマの方ですが、ほぼ原作そのままの流れでちょっと驚きました。
公式ページを見てみたら、部分的に膨らませた以外は、あえて変えなかった
そうです。
というわけで「あー、そうそう!」とか「この次はこうなるんだよな」と、
原作の名シーンがどう映像化されてるかを楽しみながら見てました。
しかし、配役がピッタリ過ぎて凄い!
ゲンや進次の子役2人は表情豊かだし、英子ねえちゃんの子はカワイイw
小野武彦、鶴田忍、市川勇、升毅、大河内浩と、特撮出演経験者が
多かったのも何気に嬉しかったりして。
みんなヤな役ばかりだったけど(苦笑)。
とうちゃんはゴツめの外見だったから、中井貴一はちょっと違うなぁと
思ったんですが、原作者の中沢先生にはイメージ通りだったそうで驚き。
特に不満らしいものはなかったのですが、一応気になった点も。
・とうちゃんが町内会長の息子を「正直に言ったから許す」と殴らない
(児童虐待とツッ込んでくる人がいないようにとの配慮?)
・ゲンが朴さんをバカにするのはさすがにヤバいか(無くて正解)
・英子ねえちゃんの最後が何故か実話版(崩落時点で亡くなっていた)
そして最大のカット点、昭あんちゃんの存在…
まぁ影薄いし、4時間の中では描ききれなかったろうから構わんか。
って、地味だけど頑張ってた人に失礼だろ(苦笑)!
後編も楽しみ。

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2007/3/27
ヤバイ、このままだと、マジ3回更新で終りそう。
という理由もあって更新(苦笑)。
昨年だけど、アニメに関しては作品数に反し、全然見てない物の方が
多かったので、「これ!」という曲にあまり会えなかった。
一昨年はインパクトだけでCD買ってしまう曲もあったのにねぇ…
(『甲賀忍法帖』とか『Blue treasure』とか)
とにかくだ、No.1はこれ以外に無し!
『魔弾戦記リュウケンドー』
(「魔弾戦記リュウケンドー」きただにひろし)
非シリーズ物の新作特撮がある度、シリーズ物より気になるのがOPテーマ。
過去には「電脳警察サイバーコップ」あたりから半タイアップ的な
番組固有の用語があまり入らない歌が出てきており、最近ではライダーも
それと化している。
これは番宣で一気に不安を吹き飛ばしてくれた好例。
ビルの上でポーズを取るという、これも最近は見られなかった古典的な
シーンのバックに、ヒーロー物の王道を行く歌が掛かってるのだから、
期待せずにいられなかったわけがない!
実際、昨年最も楽しめた作品だったわけだが、劇中でも2クール目や
最終回のEDとしても使用されるなど、正にリュウケンドーのテーマソング
だったというわけだ。
余韻を残す後奏がまた良し。
次点
『GO!リュウケンドー』
(「魔弾戦記リュウケンドー」大槻ケンヂ)
OPが変わることにショックを受け、更に歌うのがオーケンというのにも
軽くショックを受け、実際聞いた時も改めてショックを受けたのだがw、
筋肉少女帯は好きだったし、オーケンの熱唱ぶりに、これも間違いなく
名曲になった歌。
ヒーロー物の歌は初でこそあれ、筋少の時に『おもちゃやめぐり』なんて、
ヒーロー名連呼の歌作ってたり、今は「特撮」なんて名のバンド組んでる
ぐらいだしね、オーケン。
『魔弾戦記〜』は静かに始まり徐々にアップしていくスタイルだったが、
これはいきなりぶっ飛ばしていくスタイルで、違いが面白い。
そのおかげで、クライマックスに使われると、劇中の盛り上がりも
ハンパじゃなかった。
その他
『Destiny girl』
(「009−1」美奈斗)
タイアップと思いきや、実はちゃんとテーマソングしてた点を評価。
『風よ光よ』
(「ライオン丸G」串田アキラ)
あの番組にカバーを使っちゃったのが素敵w
さすがにヒデ夕樹の原曲には敵わないが…(串田さん、すまない)
『薔薇獄乙女』
(「ローゼンメイデン オーベルテューレ」ALIPROJECT)
アリプロにしては大人しい曲だな、と思いきや、やはりサビでは盛り上がる。
ま、それでも他の曲に比べれば大人しい方だと思う。
特別編での使用(2回のみ)も、やや印象が弱くなってしまった原因かも。
『童話迷宮』&『PrincessRose』
(「おとぎ銃士赤ずきん」田村ゆかり)
まぁ、一応ゆかりんファンだということでw
どちらもOPアニメも良かった。

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2006/12/31
サブタイトルまんまだけど、ついに2006年度特撮番組一番の
傑作といえる「魔弾戦記リュウケンドー」が終了しました。
開始前、情報が流れ始めてから放送までが長く、しかもその間に画像などが
全く流出しなかったため、タイトルと撮影風景の僅かな目撃情報程度が
伝えられる状況では、期待のかけようがありませんでした。
何しろ「グリッドマンみたいなのがバイクに乗っていた」という情報では、
そのまんまを想像してしまいましたから(笑)。
(色から考えるに、リュウガンオーがバスターウルフに乗ってるのを目撃した
ようですね)
子供向けの雑誌で初めて記事が載ったときは、特徴的なマスク、ガッシリした
ボディデザインに魅せられ、さらに付録DVDや放送開始告知のTVCMでは、
大いに期待させられたものです。
実際に放送が始まれば、本作は毎週日曜の最大の楽しみとなったのでした。
・思わず玩具が欲しくなる、魅力的な武器アイテム。そして『鍵』。
・味方、敵ともに個性的な登場人物(しかも無駄な人がほとんどいない!)。
・王道を守りつつ、笑いあり、涙ありなドラマ。
・劇場作品に勝るとも劣らぬCG演出
何しろ、全話撮り終えてからの放送で、視聴者の反応を反映させることが
出来ない状況でありながら、奇跡的なバランスだったと思います。
御厨博士を演じた白井良明氏のギター演奏を加えた「魔弾戦記リュウケンドー」
をバックにしたオールスターキャストによるダンス、そして挨拶で、最後まで
綺麗に締められた作品でした。
ありがとう魔弾戦士たち。本当にまたいつか会いたいね。
恒例のコミケ、また初日だけ行って来ました。
同人イベントに足を突っ込んで以来のファンである某サークルさんに
ご挨拶に行き(Aさん、今回もお疲れ様でした)、適度に回ってから秋葉へ。
そこで、連れに冗談で聞いたら「行きたい」というので、メイド喫茶初体験。
行ったのは『キュアメイドカフェ』でしたが、ここはウエイトレスがメイド服な
だけの喫茶店という感じだったので、友達共々微妙に拍子抜け。
まぁヘタに媚びられるのも嫌だし(なら、なぜ行く!?)、値段も普通の喫茶店
並みだったから、話のネタとしては行った価値あったかも。
帰り、余裕ブッこき過ぎて、間一髪でバスに乗り損ねる所だったのも、いいネタw
思い出深い年末でした。
また来年もよろしくお願いします。

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2006/12/25
「009−1」
ついに最終回。
結局、セリフのあった00ナンバーは既出の3人だけだったか…
雰囲気とか作画とか、クオリティは非常に高いアニメだったのだが、
終ってみれば、個人的な感情としては、やや不完全燃焼だった。
淡々と進む回が多く、期待していたアクション&セクシーシーンが
思ったより少なかったと感じるのは贅沢or我侭か?
(それでも、シチュエーションが変わっていたとはいえ、11話で
原作2話の拷問シーンを再現してたのに拍手)
何にせよ、この作品をアニメで見られたのは幸運だった。
「ローゼンメイデン オーベルテューレ」
水銀燈を主役に、真紅との因縁を描いたサイドストーリー。
何気にオールスターキャストだったのが嬉しい。
出なかったのはみっちゃんぐらいだが、白崎はトロイメントでの
櫻井孝宏ではなく、正体であるラプラスの魔の津久井教生が演じていた。
(櫻井の某問題は関係なく、単純に節約だろうか?)
ラスト、あっさり終って「えっ!?」という感じだったが、
トロイメントの中途に入る、文字通りの「特別編」ということを頭に
入れておけば納得できないこともないか。
のり姉ちゃんとトゥモエが見れただけでも満足ですよ。
槐の親バカっぷりもウケた。
「牙狼特別編 白夜の魔獣」
新キャラである翼=白夜騎士ダンの扱いがイマイチ悪かったが、
感じからして、鋼牙や零より若い(経験が浅い)ようだったので、
作劇的にワリを食ってしまったっぽい。
特撮のみならず、家族、兄弟、師弟の繋がり(邪美と鈴の姉妹のような
関係が微笑ましかった)を描いたドラマは素直に楽しめ、中でも
鋼牙に母親の記憶が無かったのではなく、忘れてしまっていただけで、
それが鈴の術で思い出されるに至る過程は特に感動した。

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